今日の東急デハ5001号の状況(52)

 随分間が開いてしまいました。月に一度くらいは、と思っていたのですが、これでは季刊ペースです。実際のところ、それほど時間を食うわけでもなければ、わざわざ足を運ぶような手間でもないのですが・・・・。
 とまれ、久しぶりに見てきましたので、以下に簡単にご紹介します。



 まずは例によって全景を。この写真はクリックすると拡大表示します。
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 時刻はお昼頃です。人通りはいつもながら多いですが、夏休みの影響もあるのかも知れません。

 今回、気がついたのは、車体前面の、運転室正面のHゴムあたりが、ちょっと傷んでいるように見えたことでした。
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 これ、ゴムと車体の間に隙間が出来ているのは、ゴムがへたってきているからではないでしょうか。以前はこれほどは目立たなかったと記憶しております。
 ついでに運転台周りをもう二点ほど。
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 窓枠あたりの痛みがやや目立っています。以前は、鍵穴の上の塗料は剥がれていましたが、今回見たところでは下側にも広がっています。

 傷の目立つところとして、ドア周辺を定点観測。
 まずは運転台寄りのドア周りを。
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 幸い、さほどの変化はないようです。

 次いで車端部寄りのドアの方を。
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 残念ながらこちらは、傷が少し増えています(赤で印をしたあたり)。

 窓周辺の状況は以下の通りです。
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 運転台寄りドアの戸袋窓です。ここの痛みは元から進んでいましたが、心なしか錆の流れがひどくなっているような。
 同じ窓の別な角はこうなっています。
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 ここの傷は明らかに、大きく深くなっています。深さがどの程度か心配です。

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 運転台から2枚目の窓周辺。それほどの変化はない模様。

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 運転台から3枚目と4枚目の窓周辺。汚れはむしろ以前より減っている感を受けます。多少掃除したのでしょうか。

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 車端部寄りの戸袋窓の角です。ここは元から傷みの大きいところでした。

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 同じく車端部寄りの戸袋窓の角。ここも錆が出ているところですが、ひびが少し大きくなっているようです。

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 これは車端部の角。どこぞの痴れ者がプリクラやシールを貼っております。もちろん撮影後撤去しました。

 車内の様子はこんな感じです。車内は一応冷房が稼働していました。
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 渋谷区が以前、『渋谷の記憶』という写真集を出していましたが、好評だったのかこのたび『渋谷の記憶Ⅱ』も出版されたそうです。それらの写真の紹介がされていました。

 大雑把ではありますが、取り敢えずデハ5001号の現在の状況はこのようになっております。
 次回はここまで時間を空けず調査します。
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by bokukoui | 2009-08-05 21:03 | [特設]東急デハ5001号問題 | Comments(2)

Commented by 元東急ファン at 2009-09-10 23:27 x
 ごぶさたしております。
 このたび、東急ファンより元東急ファンに改名させていただきます。

 先ほど、複数の情報から「東急デキ3021が上毛電鉄にて保存」との
ことです。

 上毛新聞の記事によれば大胡車庫の「客寄せパンダ」になるとの由。

 解体されなかったのはいいとしても、まさか上毛電鉄という縁もゆかり
もない場所に保存させるとは・・・・

 もし、上毛さんからの依頼がなければED301やデワ3043のように
解体されてしまったのかもしれません。

 東急電鉄の首脳陣には、自社の車両を保存するという観念が絶無で
ある事の証明をした出来事といわざるおえません。

 どうせ、他社のプレゼントするなら、ED301にしろ、8001にしろ大宮
の鉄博やJR東海の建設中の博物館なりに、譲渡してさしあげればよか
ったのにと思います。

 小田急・相鉄・東武・西武等に比較しても、産業遺産の保存という視点
の欠落は残念なことです。

 文化の伝承というのは、五島美術館や文化村だけではないと思います。

 従いまして、今回改名させていただきました。
Commented by bokukoui at 2009-09-17 17:54
コメントありがとうございます。
諸事情によりこの記事の続きも目処が立たず、残念でなりません。

上毛で保存とは初耳です。情報ありがとうございます。
車庫で保存なら「客寄せパンダ」としてもそんなにひどいことにはならないかなあ、と、5001の状況を見るに思ってしまいます。5001は客寄せとしても活用の意図がすでに薄れてきている感がありまして・・・。

とまれ、改名を決断されるに至ったお怒り、心中お察し申し上げます。
東急は自社の博物館を設けた点はむしろ早いくらいなのに、やっと近代産業遺産の価値が広く認められ、趣味的な関心も高まっているこの時期に、わざわざ逆行するような施策を取ることは理解に苦しみます。そのような文化的な発信力というものの低下は、このような会社の経営の先行きにも懸念を抱かせるものですね。