長野県上田市・別所温泉のポスター

 うやむやのうちに夏も終わりかけており、今年はさほどの猛暑ではなかった感もありますが、小生はすっかりバテ果ててしまっており、ここ数日は身動きもままならぬことも多く、何事沈滞しきっております。つまり平常通りと言うことです。厄は落ちませんでした。
 そんな愚痴を書いてもしょうがないですが、何か実のある話を書く気力もないので、以前に撮った写真を使った小ネタを一つ。



 近所の東急の駅に貼ってあったポスターです。
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 別所温泉につながる上田電鉄は東急の系列下で、東急の中古車が走っている縁がありますので、東急の駅にポスターがあるのは当然の話です。
 ですが、このポスター、ちょっと妙なところが。
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 長野県の鉄道路線略図が描かれていますが、さらにポイントとなるところを拡大します。
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 篠ノ井~松本~塩尻間を結んでいる鉄道は、中央本線ではなく篠ノ井線です。長野は地域対立が激しいと聞きますが、佐久平あたりの人にとっては松本方面のことなんかどうでもいい、ということなのでしょうか。
 ちなみに歴史的には、篠ノ井線は信越線の篠ノ井から南へ線路を延ばして塩尻まで開通し、そこで東から線路を延ばしてきた中央東線と接続します。そのため、1909年10月に線路名称が制定された時、篠ノ井線は中央線に編入されて昌平橋~塩尻~篠ノ井間が中央東線となりました。もっとも同年12月には塩尻から名古屋へ向けて路線が開業し、篠ノ井線部分は支線になってしまいます。そして1911年5月には中央本線が全通し、篠ノ井~塩尻間は独立した篠ノ井線に復帰しますので、この区間の中央東線時代は1年半ほどで終わりを告げました。
 どっちにせよ、「中央本線」だったことはないわけですが。
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by bokukoui | 2009-08-25 17:19 | 鉄道(その他) | Trackback | Comments(0)

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