今日の東急デハ5001号の状況(53) ガラスが割られる

 なかなか具合がよくならないのですが、そうも言っておられず、連休中も大学の図書館に出かけました。その際、久しぶりに渋谷駅頭のデハ5001を見てきました。たまたま駒場に行ったからですが、普段も通り道なので途中下車すれば済む話とはいえ、その余裕がなかなかなく。
 そういえば大井町線延伸の際に改修された高津駅の様子も見ていませんね。それに現在、たまプラーザ駅が大改修中で、一部施設が今月3日に供用開始されたそうですが、それもただ通り過ぎるばかりです。もうちょっと諸事情が改善されたら。

 ともあれ、久しぶりにデハ5001の報告です。
 なお今回は、大変残念なお知らせがあります。



 まずは例によって全景を。この写真はクリックすると拡大表示します。
f0030574_195284.jpg

 車体正面については、改善が見られました。
f0030574_1971192.jpg
 飛び出した棒状の部品は元々ワイパーの取り付け部分ですが、ここに南京錠だか番号錠だかをくっつけていった痴れ者がおりました。今回、これが撤去されていました。

 順次、車体の前から見ていきます。運転台まわりはさほど変化がないように思われましたので、まずはいつも観察しているドアの周辺です。以下は運転台寄りのドアの写真です。
f0030574_1941644.jpg
 ここもさほど変化はないようです。

 ついでこのドアの戸袋窓を。
f0030574_1944049.jpg
f0030574_19445019.jpg
 元々傷の大きかったところで、相変わらず錆が流れ出しています。ただし、目に見えて傷や錆が酷くなっているという感じはしませんでした。

 次に挙げるのは運転台から2枚目の窓の角付近です。この写真はクリックすると拡大表示します。
f0030574_20283261.jpg
 かなり分かりにくいのですが、赤で囲んだあたり、人の肌が蚊に刺されたように「ぽこっ」とまるく盛り上がっています。今回、このような膨らみが目に付いた気がします。今までの錆による塗装の盛り上がりとは違ったパターンなのでしょうか。今後も気をつけて観察していきます。
 以下の写真にも同様の膨らみが見えます。これは前から3枚目の窓と4枚目のとの間で、この写真もクリックすると拡大表示します。
f0030574_20332451.jpg
 窓枠の周辺に錆によると見られるひび割れなどがありますが、それとはちょっと離れて膨らんでいるような印象を受けます。
 また、ここには雨樋から排水される箇所があって、車体の汚れが酷くなっていますが、今回全体に汚れもやや酷くなっていました。側面のリブの上に多少水がたまるのか、そのあたりに黒っぽい今まであまり見ない汚れが付いていました。写真にはうまく撮れませんでしたが。

 ついで、車端部寄りのドア周辺です。
f0030574_2141091.jpg
 ここは多少細かい傷が増えています。

 車端部寄りのドアの戸袋窓の様子を以下に掲げます。
f0030574_22301082.jpg
f0030574_22355359.jpg
 ここももともと傷の大きいところですが、さほどの変化はないと思われます。

 車内の展示は相変わらず、渋谷の歴史の写真集に関するものでした。活用の途は広がっていないのは残念です。
f0030574_22471411.jpg

 一方、車内にはちょっとした変化が。こんな掲示が出ていました。
f0030574_947244.jpg
 これは、展示用の台にコンセントか何かが設けられていたものの、今のところ使っていないようで、テープで封印されています。それをはがして携帯電話充電とかに使う不逞の輩が出ないように、取り付けたのでしょう。
 さらにこんなのも。
f0030574_10584446.jpg
 これは、このデハ5001設置時に配布されていた、5000形の解説ビラをコピーしたものを掲示してある、そのことの案内表示です。この日も流石に渋谷とてハチ公前にはカップルが蝟集しておりましたが、その中のあるカップルでは、男が女に「この電車どこを走っていたか知ってる? 246だよ」などと講釈垂れておりましたので、ヱヱそこな知ったかぶり野郎ここへ直れ、オノレは玉電と東横、軌道と鉄道の区別もつかんのかと説教してやろうかと思いましたが、舌の傷が痛くて喋るのが面倒なのでやめました。とまれ、こういった連中の啓蒙のためにも、この表示は意味があろうかと思います。
 これらの表示はおそらく、車内の管理をしている渋谷区サービス公社の方の心づくしであろうと思います。この表示自体は心温まるものと思いますが・・・肝腎の区の方はどうするつもりなのでしょうか。

 さて、今回はデハ5001に関してこれまでになく大きな損傷の報告しなければなりませんで、まことに遺憾です。
 以下の写真は、車端部の様子を写したものです。この写真はクリックすると拡大表示します。
f0030574_11195951.jpg
 一見して分かりますように、妻面の窓が割られています。
 拡大するとこんな感じです。この写真もクリックすると拡大表示します。
f0030574_11373475.jpg
 割れ方が細かいことからすると、強化ガラスなのでしょうか。シールのようなもので覆われていて破片が飛び散らないようにしてあり、その上からガムテープでカバーしています。
 車内からではこんな感じ。この写真もクリックすると拡大表示します。
f0030574_11402669.jpg
 この日おられた渋谷区サービス公社の方に伺ったところでは(以下の纏めは墨東公安委員会の文責です。為念)、「昨日か一昨日やられた」との由。連休ということで羽目をはずした酔っ払いにやられたものでしょうか。
 サービス公社の方も仰ってましたが、そうそう叩いても割れるようなガラスでもないので(強化ガラス?)、余程強く叩いたものと思われます。修理の予定ですが、今のところ不明との事。強化ガラス?ともなると修理も多少面倒なのかもしれません。
 とはいえ、安全上の問題もありますし、何より見栄えが悪いので、区の迅速な対応を望みます。もっとも、対応次第で区の姿勢が判ってしまうような気もしますが・・・
[PR]

by bokukoui | 2009-10-12 23:59 | [特設]東急デハ5001号問題 | Trackback | Comments(4)

トラックバックURL : http://bokukoui.exblog.jp/tb/12117724
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by 無名 at 2009-10-18 14:00 x
割れ方から鑑みるに、自動車用の安全ガラスと同じ物と思われます。
鉄道の方が導入が早かったのかもしれません。
Commented by bokukoui at 2009-10-21 00:01
自動車より先に鉄道が導入というのは、コストの負担力からしてもありそうですね。
もっとも、渋谷に設置する際に取り替えたのかも知れませんが。
Commented by 元東急ファン at 2009-10-29 05:04 x
 心配していたことが現実になりました。
 
Commented by bokukoui at 2009-11-08 23:30
>元東急ファン様
返信遅くなりましてすみません。
数日前に通りがかった時の状況では、とりあえずガラスは直してありました。詳細はまた後日報じますが、さすがに放置はされていないようです。
名前
URL
削除用パスワード