残酷な右翼のテーゼ 大行社とエヴァンゲリオン

 13時過ぎくらいだったと思います。所用で渋谷の郵便局に立ち寄りまして、用を済ませて宮益坂を下っておりましたところ、一台の街宣車が何も放送せずに坂を登ってくるのとすれ違いました。
 「大行社」という、よくハチ公前で街宣をしている右翼団体の車です。昔からいた、最近のネット右翼系とは異なる伝統的?な団体と思っていました。ちょっと検索したところでは、暴力団の稲川会系なんだとか。
 ところがその街宣車、小生がすれ違うかどうか、という場所にさしかかった時、突如スピーカーから耳をつんざくような大音量で音楽を流しはじめました。軍艦マーチ? 愛国行進曲? 君が代?
 いいや。

「残酷な天使のテーゼ」でした。


 いわずと知れた、高橋洋子の歌うアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌な訳ですが・・・街宣右翼も最近はこうなのでしょうか。それにしても音量の大きかったこと。宮益坂下の交差点から振り返ったら、もう坂を登り詰めたのか姿が見えませんでしたが、音は聞こえていました。あの調子で青山学院の前を通過したら、授業妨害もいいとこです。
 街宣車の写真を集めているサイトを参照するに、この三菱「ファイター」の改造車だったと思うのですが・・・「自主憲法制定 自国領土回復」と「残酷な天使のテーゼ」にはどのような関連があるのでしょうか。

 全くどうでもいい余談ですが、小生は「残酷な天使のテーゼ」の歌詞を聴くとどうしても笑ってしまいます。北杜夫『どくとるマンボウ青春記』を愛読した人ならば往々見られる現象ではないかと思います。「パトス」というドイツ語が笑いのツボを押してしまうのです。
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by bokukoui | 2009-11-30 23:59 | 出来事