三峯徹画伯「タモリ倶楽部」出演とな

 先月、エキサイトブログで今までのより高度なアクセス解析をつけることが可能になりまして、そこで早速つけておいたのですが、すると当ブログにいかなる検索ワードでやってくる方が多いのかが判明し、なかなか興味深いものがあります。その面白いものの紹介は後日折りがあれば行うとして、ここしばらく検索のキーワードに「三峯徹」がえらく多いことに気がつきました。
 その理由は、こんなところにあったようです。


 三峯徹とは、知っている人は知っている、「エロ漫画業界の座敷童」「投稿ハガキの形を取ったアウトサイダー・アーティスト」というべき方ですが、当ブログでも過去に何度か取り上げまして、それが大手サイトに紹介されたらしくてアクセスが激増したこともありました。三峯徹画伯が何者かの解説をも含めた当ブログの関連記事は以下の通り。

(1)エロマンガ界に激震走る~遂にあの論争に終止符
(2)「浦嶋嶺至(礼仁) 画業20周年トークイベント」に三峯徹画伯を拝む
(3)「三峯徹20周年トークライブ」が開かれていたそうな

 (1)では「三峯」の読み方の話を取り上げています。その中で、当時存在した Wikipedia の「三峯徹」の項目を部分的に紹介しました。ところが(2)の時点では、「載せる価値がない」という見解が優位を占めて、 Wikipedia から削除されてしまい、浦嶋氏が憤慨しておられました。そこで、(1)の記事を書く時にキャプチャした、当時の Wikipedia の 画像を張っ付けてあります。で、やはり憤慨した人が多かったのか、(3)の時にはめでたく復活していました。それが現在の Wikipedia の「三峯徹」の項目です。

 で、なるほど、これは斯界にとって一大ニュースですね。小生は普段は「タモリ倶楽部」あんまり見てないんですが、今晩は是非見ようと思います。テレビに出れば、もう Wikipedia で、削除するのしないのという論争は起きなくなるでしょうね。

==========(以下、番組視聴後加筆)==========

 見てきました。詳細なレポートは録画したどなたかが挙げられるでしょうから、記憶のみに頼って、簡単に。
 解説役としてはやはり、エロ漫画家で三峯画伯の画業の偉大さの宣布者でもある浦嶋嶺至氏、そのほかに結城らんな氏(編集者で浦嶋氏の嫁)、それからキルタイムコミュニケーションの『コミックヴァルキリー』の編集者の方(お名前失念)でした。で、もっぱら浦嶋氏が解説をされ、水道橋博士が司会というか話題を浦嶋氏に振る役で、それにタモリ以下出演者が突っ込む、という展開でした。
 構成は、まずADが近所の本屋で買い集めてきたエロ漫画雑誌を並べ、どこの投稿欄にも三峯画伯の投稿ハガキがある! となったところで、三峯画伯の画業(投稿歴)の年表が掲げられ、年代を追って各時代の画伯の性格をよく表した作品が、でっかいパネルに拡大コピーされて登場。そこで浦嶋氏が解説・・・って完全に美術教養番組のノリですね。で、合間合間に「三峯伝説」の紹介(三峯画伯の投稿が寄せられたら雑誌は大丈夫続く、とか)を差し挟み、そして三峯画伯お宅拝見・インタビュー・作画の様子のVTRが。

 いやあ、なかなかよく仕込んであって感心しました。20年前の投稿を探してきたり(資料提供は浦嶋氏なんでしょうが)、三峯徹画伯の存在を前から知っている者が必ず耳にした逸話、つうか伝説をちゃんと盛り込んでまして。
 で、この番組が面白くなったのは、失礼を承知でいえば、三峯画伯の画業の深さ偉大さを切々と解説する浦嶋氏と、タモリやみうらじゅんなど出演者の微妙な、しかし程よい温度差なんじゃないかと思います。番組中でも突っ込まれてましたが、熱心に語る浦嶋氏は教養番組の解説の専門家みたいで、まあ『日曜美術館』の姜尚中ですか(あれは司会か)、そんな感じに期せずしてなっているところが面白いですね。意識して演じられたのかなとも思います。それで番組が「教養番組」のパロディになるわけで。

 その他、小ネタで記憶に残ったものを。

・現在は毎月30誌程度投稿しており、スケジュール管理のため、各誌の締切が手帳にびっしり。

・ネタ出しを含めると投稿1枚にかかる時間は約5時間。
(これを月に30枚ということは、毎日5時間・・・?)

・三峯画伯の投稿はハガキではなく封書であるが、これは昔実家にいた頃、ハガキで投稿していたら家族に発覚したため。

・体と顔とで使うGペンの種類が違っている。
(この時のBGMが『Gメン'75』

・「手本にした漫画家は誰ですか?」と問われた三峯画伯、「石ノ森章太郎さんです」と答える。みうらじゅん、画伯の作画の様子をVTRで見、「石ノ森さんの『マンガ家入門』(?)の影響は受けている」と指摘。

・好きな寿司のネタは鮪。


 こんな次第でしたが、やはりここでの教訓は、「どんな馬鹿げたことでも20年続けたら伝説になる」ということでしょうか。三峯画伯はVTR中で「生涯投稿を続けていきたい」と語っておられ、今後も我々は生ける伝説を目にすることが出来そうです。
 ところで、上に掲げた以前の当ブログ記事にありますように、三峯画伯の投稿の際の名前は基本的に、「三峯徹(みつみね・とおる)」です。18禁雑誌でない場合は「三峰徹(みみね・とおる)」なんだそうですが、やはり画伯のメインフィールドが成年コミック誌である以上、基本は「三峯徹(みつみね・とおる)」でありましょう。ところが、当ブログに番組放送前後に数多く寄せられたアクセスを解析してみると、検索フレーズには結構な数の「三徹」とか「三峯徹 みみね」、迷ったのか「三峯徹 みみね みつみね」なんてのもありました。しかし、今回の番組で、スーパーは全部「三峯徹」で、読みは全部「みつみねとおる」でしたから、表記や発音の揺れは収束の方向に向かうことでしょう。それがこの番組の最大の功績? なのかもしれません。
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by bokukoui | 2010-10-15 23:58 | 漫画 | Trackback(1) | Comments(0)

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Tracked from 障害報告@webry at 2010-10-19 01:29
タイトル : ここは酷い施行実績ですね
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