さよなら交通博物館(11) 工事現場の顕彰看板(?)

 もう完結したつもりになっていたこの企画ですが、ちょいとした発見がありましたので続きをば。
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南側から旧交通博物館跡地を望む





 今月初めのことですが、パソコンが不調等の事情から、ちょっと秋葉原に向かいました。その途中、かつての交通博物館の前を久しぶりに通りかかりました。既に解体は完了し、新たなビルの建設が始まっていますが、その工事現場は解体工事の時より高く厳重な塀で囲まれているため、中の様子を伺うことは出来ませんでした。
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旧交通博物館正面入り口に面した通り

 ですが、その塀に、何やら工事日程の告知などとは異なる看板が、幾つも取り付けられていることに気がつきました。
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「万世橋駅開業 1912年」

 ほほうと思い、取り付けられている看板を一通り見てみました。以下に列挙します。
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「関東大震災により万世橋駅焼失
(焼け残った部分を利用して、2代目の万世橋駅が建てられる) 1923年」

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「鉄道博物館が東京駅より移転 万世橋駅と併設 1936年」

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「万世橋駅廃止 1943年」

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「交通文化博物館と改名 交通全般の博物館として再開 1946年」

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「交通博物館と改名 模型鉄道運転場新設 1948年」

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「交通博物館閉館 2006年」

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「神田万世橋ビル(仮称)着工 2010年」

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「神田万世橋ビル(仮称)竣工予定 2012年」

 以上で全部です。これらの看板は、中央線の高架に接した、「肉の万世」の出店や電子部品屋などが並ぶ、そちらに近い方から古い時代のものが掲げられ、西へ向かって段々新しいものになっています。もっとも交通博物館と改称してから閉館までの間が何もないので、国鉄解体でJR東日本に移管、とか位はあってもいいのではないかと思います。実際、同じような掲示の枠で空白になっているのがありましたので、今後追加されるのかも知れません。
 現在建設中のビルは、何でも煉瓦造りの中央線高架橋を取り込んだ構造にするそうで、「万世橋駅」「交通博物館」という歴史的なこの地の“ブランド”活用について、JR当局はそれなりに意識しているようです。或いは地元の要望に応えるということかも知れません。基本的には結構なことだと思いますので、今後も時々チェックする価値があるかもな、と考えています。
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by bokukoui | 2011-04-14 18:52 | [特設]さよなら交通博物館 | Trackback | Comments(0)

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