ブログ記事「デハ5001号の状況(66)」完成 及び同記事補足ほか

 先日来執筆途中だった「今日の東急デハ5001号の状況(66) 附:駅頭の「草莽」な人々」ですが、本日漸く完成しましたので、ご関心のある方(決して多くはないと思いますが・・・)は是非ご覧下さい。体調不良もあったとはいえ、完成が遅れてしまって申し訳ありません。もっとも、デハ5001号の状況(65)が取材から記事完成まで4ヶ月近くかかったことを思えば、一応状況は改善されている・・・と思いたいところです。
 なお、「駅頭の「草莽」な人々」とは、「韓流」の放送についてNHKを批難糾弾することを主目的に集まった人々のようですが、その様相も撮影してあります。

 さらに、デハ5001にも微妙に関係のありそうなニュースがありましたので、遅ればせながら備忘に。




 それは、渋谷の繁華街の代表・センター街のメインストリートを、「バスケ通り」と命名するという、一体何をしたいのか疑問を抱かずにはおられないニュースです。主要メディアのニュースを紹介・抜粋しておきます。

渋谷センター街「バスケ通り」に改名 「怖い街」返上へ(朝日新聞)
 若者文化の発信地、東京・渋谷センター街の商店街が、JR渋谷駅前の目抜き通りに「バスケットボールストリート」(通称・バスケ通り)と名付けることになった。さわやかなスポーツの名を付けて、「怖い街」というイメージを改めたい、というねらいだ。

(中略)

  センター街は1980年代以降、チーマーと称される若者集団の事件が相次いだ。その後、顔黒(ガングロ)少女、その男性版のセンターGUY(ガイ)らが集まり、路上看板や通行を妨げるチラシ配りなども印象を悪くさせている。

 渋谷センター商店街振興組合(約200店)は2003年にパトロール隊を結成し、「安心な街」を目指して巡回を続けている。今回の目抜き通りへの命名は、そうしたイメージアップ策のひとつだ。

 若者が集まる快活な街、というイメージを込めるため、名前の候補は最初からスポーツの競技名に絞った。検討した結果、世界的に人気があり、近くの国立代々木競技場第二体育館でプロバスケ「bjリーグ」の試合が行われてきたことから、バスケットボールストリート(通称・バスケ通り)と決めた。9月26日には、bjリーグ所属チームのキャプテンらを招き、通りの名称のお披露目パレードをする。


渋谷センター街:バスケ通りと命名 地元商店街振興組合が
 若者文化を発信してきた東京・渋谷センター街のメーンストリートが「バスケットボールストリート」(バスケ通り)と命名されることが15日、分かった。街のイメージアップを狙い、渋谷センター商店街振興組合が決めた。

(中略)

 「ガングロ」「センターGUY」といった流行を発信する一方で「怖い街」「汚い街」といったマイナスイメージも定着。このため、同商店街振興組合が安心、安全のPRにつなげようと、約2年前から検討を重ねていた。

 小野寿幸理事長は「渋谷と言えば若者。彼らの持つ情熱やエネルギーをスポーツに例えることにした」と説明。26日には、命名記念の式典を計画しており、日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)も参加するという。
 なんというか、とても天下の渋谷の商店街とも思えぬ、こういう言い方も何ですが、駄目な田舎のお役所的発想を感じざるを得ません。ためしに「渋谷センター街 バスケ通り」で検索をかけてみても、好意的な反応を見つけることは困難でした。
 さて、デハ5001を介してこの地域の動きについて小生は多少見てきたのですが、これはセンター街とは商店街の区切りが違うと思うのですが、デハ5001に直接関係する範囲で2006年12月2010年8月に地元の動きについて伝えたことがあります。
 で、デハ5001は渋谷区の話ですし、それに関わるはずだった商店街とセンター街の商店街とは別の振興会のようで、安易にまとめて話をしてはいけないとは思いますが、「まちづくり」という点で連携がないとも思えないので、敢えてひとくくりで考えますと、この辺に共通する問題点は、その街がこれまで良くも悪くも築いてきた歴史、これは一つの資産であると思いますが、その資産の価値を生かせずに、必ずしも現状の慎重な分析から生まれたのではない「こうあればいいのに」的な街の像へ、むりやりねじ込もうとしていることにあるように思われます。現状の分析が足りず、現状と乖離した像に結びつけるのですから、その手段もまた適当さを欠いたものになることは想像に難くありません。

 乖離する街の現状と理想像、という話では、これまで当ブログで触れた内容といいますと、秋葉原を巡る話横浜の黄金町を巡る話などを紹介し、また渋谷区桑原区長の噂なども紹介しました。こういうところと共通する点もあると思いますが、掲げる目標がとびすぎている点、過去の資産を無視する点、どちらも渋谷の対応が最も拙劣ではないかと思います。闇の面もあったけど、なんといっても渋谷センター街は繁華街としてその名を日本中に、ひょっとすると世界にも轟かせている存在の筈です。それを安易に新しい名前で「安心・安全」を掲げれば事態が良くなるなどと考えているとは、まったく暗然とさせられます。「安心・安全」は街の魅力を減殺しない副次的なものであって、それだけで人が呼べるわけではないですし。先にもこの手の「安心・安全」の話を書きましたが、どうもこのことばは思考停止を招きやすいのではないかと思います。

 長くなりすぎましたので、この辺で。今後ともデハ5001を中心に観察を続けていければと思います。


 また、以上の話題とは外れますが、ツイッター上での労働収容所組合氏=@Im_Weltkriege 猊下の発言が面白かったので、メモ代わりにまとめておきました。ご関心のある方は見てやって下さい。

 @Im_Weltkriege 猊下、歴史を語る 「陰謀論」と「ニセ科学」をめぐって
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by bokukoui | 2011-09-19 23:59 | [特設]東急デハ5001号問題 | Trackback | Comments(0)

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