今日の東急デハ5001号の状況(7)

 本日も様子を見てきました。
 まず、午前11時40分ごろ訪れた状況をご覧下さい。



 まず例のごとく全体像を。写真はクリックすると拡大します。
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 前に報じたように正面の行先案内板が壊れていましたが、それが直されています。
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 これは壊れた(文字の「町」が取れた看板に、新たにプラスチックで文字を作り直して貼り付けたものだそうです。拡大してみると、壊れた部分や新しく作り直した部分の色の違いが分かります。
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 その他の設備面の変化としては、車体後部の、これまで工事用フェンスが建てられていた箇所にこのような壁というか、看板のようなものが設けられていたことがありました。写真はクリックすると拡大します。
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 「安全・安心」という一見誰にも反対しがたいような看板を掲げてこのような事業を行わせたとき、その大きな受益者として警備業界が上げられるでしょう。しかしその際には、往々にして果たしてそのような投資を必要とするほど(投資をして見合うほど)「危険」があるかを検討することなく、事業が進められることがあるように思われます。「安全・安心」という看板は反対するのがそれだけ難しいことだから。知っている人は知っているように、基本的に戦後の日本は安全になる一方であり、その長期的傾向は今日なお大きく変っているわけでもないのです。

 例によって例のごとく、渋谷区サービス公社の方にお話を伺います。先ほどの看板の話(あれは渋谷区の方で直したそうで、作業はこのハチ公前でやったとか)もこの方に教えていただいたことです。
 で、この設置が報じられた時から少なからぬ人が危惧したであろう事態が、遂に発生してしまったのでした。
 本日午前4時半頃、酔った若者がデハ5001号の屋根によじ登ったそうです。

 ハチ公前に行ったことのある方はご存知の通り、渋谷駅のハチ公口には交番があります。既に当ブログで報じたように、今月に入ってからデハ5001号周辺に夜間警備員は配備されておりません。それでも交番が至近にあるから大丈夫ではないか(交番が近所にあることを理由に、警察は当初のこの場所への「民間交番」構想に反対した)という声もあったようですが、実は地下鉄・地下街からの出口が交番とデハ5001号の間にあるので、交番からは死角になっております。
 で、今朝の椿事についても、この件の発生を伝えたのは警察ではなく東急百貨店の警備員だったそうです。渋谷区サービス公社の方のお話では、このモニュメント関連の事業については警察は積極的ではなく、東急の方が協力的なので、百貨店の警備員もそういったことをしてくれたのだろうということでした。勿論百貨店からの方が5001号を見やすいということもあると思いますが。
 屋根の登った痴れ者は、しかしおとなしく降りてきたそうです。小生はうっかりしてそれがどういう人物か尋ねるのを忘れてしまいましたが、ここで推測するに、この週末は渋谷駅から程近い(徒歩15分)東大駒場キャンパスで駒場祭が行われております。校舎の一部は駒場祭期間中24時間開いており、しかも少なからぬ連中(主に体育会系)が飲酒に及び、まあそこまではいいのですが、毎年その結果救急車のお世話になる輩がおります。校舎から飛び降りたという馬鹿者もおりましたな。
 小生の中高の同級生でやはり東大に行った徒輩で、駒場祭の時に「文化祭中の学校へ>夜中12時。学校で破壊活動を繰り返した後、友達6人と線路の上を歩きながら(当然 Stand by me を口ずさみながら)東松原の友達の家へ向かった。」などと得々とネット上の日記に書いた大馬鹿野郎もおり(彼は要領よく保険屋に就職したとか)、このデハ5001号の屋根に登った愚か者は東大生なんじゃないか・・・という疑惑を抱いております。
 今度、確かめに行ってみるか・・・。

 車内の展示に特段大きな変化はありません。
 車外の様子について言えば、小さなキズや汚れなどが少しづつ目立ってきた感があります。中部ドア(出口とされている)附近の写真を以下に示します。写真はクリックすると拡大します。
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 キズや塗料の剥がれが出始めています。こまめなメンテナンスをしないと、破壊は相当の速さで進むでしょう。
 他に、鳥の糞が窓に落ちていました。写真はクリックすると大きくなります。
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 やはり一ヶ月も雨ざらしにしていれば、こういった事態は避けられないのでしょう。車内の清掃は渋谷区サービス公社の方がなさっているそうですが、やはり車外まではやっていないということ。確かに電車というものの大きさだけに、些かの手間を要する作業とは思われます。

 その後、夜の21時45分頃にももう一度前を通ったので、その際の写真もあわせ公開します。写真はクリックすると拡大します。
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 夜になってから急に雨が降り出し、青ガエルがまさにアマガエルになっている、という感じですが、そう洒落てもいられない事態が生じています。
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 渋谷がその字の如く谷であるためなのか、単にコンクリートであたりを固めてあるせいなのか、設置の突貫工事でここらの地面が低くなったのか、比較的短時間(この写真撮影1時間前は降っていませんでした)の降雨で結構雨がたまっています。どうもここは水がたまりやすいようで、その結果デハ5001号の車体に湿気による悪影響が出やすいのではないかと憂慮されます。
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by bokukoui | 2006-11-26 23:58 | [特設]東急デハ5001号問題