アンリ・トロワイヤ歿す

 今日の新聞の訃報欄で、表題のニュースに接しました。
 詳しくは以下の記事をご参照下さい。

 訃報:アンリ・トロワイヤさん95歳=フランスの作家

 小生もトロワイヤの本は何冊か読んでいたので、いささかの感慨を抱いたものですが、しかしまた正直なところ「まだ生きていたんだ・・・」とまず思ったことは、告白せねばなりません。
 トロワイヤの本を読んだことがあったはずなのに、訃報の記事で初めてロシアからの亡命者だったと知った次第。道理でロシア関連の著作が多かったわけですね。そして1911年生まれで95歳だったということは、ロシア革命からソ連崩壊までを見てきた人生だったんだなあ、と思うと、ソ連の時代は案外短かったのだと改めて感慨を催します。

 そしてもう一つ個人的な感慨が。
 以前、同じ本を2冊買ってしまったという話を書きましたが、実は同じ事をもう一度やってしまったことがありまして、それがトロワイヤの『大帝ピョートル』だったのでした(今は新版が出ているようですね)。前回は買ったまま積んでいた本をもう一冊買ってしまった次第でしたが、今度はこともあろうに一度読んだ本をもう一度買ってしまい、しかも途中まで読んで初めて気が付いたという健忘症ぶり。とほほほほ。

 そんなわけでトロワイヤ『大帝ピョートル』中公文庫の旧版、結構面白い本ですが、手元に二冊あります。どなたかご関心のある方にお譲りできればとも思うので、お気軽にメールなりコメント欄にどうぞ。
 いや、それとも、このブログの累積ユニークアクセス(なのか、システムがよく分からない)が先日2万を超えたことを記念して、読者プレゼント企画に。昨年末以来の「非モテ」「恋愛資本主義」関連記事の表題は、全てアニメ/ゲームなどの楽曲の一部から採っていますが、出典がすべて分かった方先着一名に差し上げます(笑)
 ・・・それはまあともかく、死蔵しておくのも何なので、興味のある方は是非。
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by bokukoui | 2007-03-06 23:58 | 書物 | Trackback | Comments(2)

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Commented by 大名死亡 at 2007-03-08 23:32 x
僕は持ってるので要りません。
……しかし実際、まだ生きてたのか、という人ですな。

#途中まで読んで
 僕も一回やったことがあります。
 店頭で頭を立ち読みして、「これは読んだことがない」と確信して買った本が本棚にあったのを見つけたときの驚愕。
 ちなみにその本は J. P. ホーガンの「巨人たちの星」です。
Commented by bokukoui at 2007-03-11 02:04
やはりお持ちでしたね。
「アンリ・トロワイヤ まだ生きて」でぐぐってみましたが、どうも他にあまり出てこないような・・・。

小説ですと導入部分は印象が薄まることもあるのかなと思いますが、『大帝ピョートル』のような本の場合はそれと比べてどうなのでしょう。なお、実は結構中盤まで気付かなかったという間抜けぶりでした。それも虐殺・大量処刑場面を読んで気が付いたというイカレぶりです。
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