村上といえば

 先日の記事で、酒井シズエ翁のサイトへのアップをご報告申し上げた「メイドさん放談2007」に関しまして、何人もの方々からご意見を頂きまして大変嬉しく思います。もとよりこれは酒井翁・北庭さんのお力あっての作品ですので、小生一人が云々するのは可笑しい話ですが。
 コメント・トラックバックには返事を必ず書きますので、もうしばし回復までご猶予いただければと思います。

 さて今日は、先日書いた同じ本を二冊買う話、実は持っていることを承知の上で買っちゃったという本もあったというお話。
 で、それが村上先生の本なのですが・・・さて、「村上」先生と聞いて、皆さん誰のことをまず思い浮かべますか?

・村上春樹
 まあ一番有名? でも「先生」という敬称のそぐわない人かも。

・村上龍
 長いこと「春樹」「龍」の区別が付きませんでした。今は「キモい方」と区別してます。

・村上もとか
 「村上」「龍」とくればこの方。その才には西原先生も嫉んだとか。

・村上隆
 この名前を挙げるとインテリおたくっぽい? 小生は作品を見たことがありませんが。

・村上真紀
 『グラビテーション』読者は結構周りにいますが、小生はあいにく未読。

・村上水軍
 昔からの「メイド」オタクならば真っ先に挙げて然るべきお名前ですね。

・村上麗奈
 ・・・・・・古い?

 以上、アマゾンで「村上」と検索したデータを手がかりに適当にあげてみました(一人除く)。しかし由緒正しき(?)制服マニアならば、作家で村上先生といえばこの方しかおりません。
 村上信彦先生です。
 ・・・今リンクを張ろうとして、ウィキペディアに「村上信彦」の項目がないことに愕然。上に挙げた7人には全部あったのに・・・。知名度そんなもんかねえ。

 で、買っちゃった本というのは『服装の歴史』の、文庫版全3巻セットです。なんかアマゾンでは信じがたい値段が付いていますが(4141円も充分信じがたいが、48000円って・・・3冊セットだとしてもそれは酷い。他の巻に付いた値段も1冊だとするとかなり高いと思う)それよかずっと安い値段で売っていたのを手に入れたので(あまり美品ではありませんが)。
 以前村上先生の作品をMaIDERiA出版局の記事で取り上げましたが、まだフェミニズムとか女性学というものが興隆する以前に、服装を媒介として女性問題について考察した本書や、類書の少ないバス車掌の本『紺の制服』、女中について考える参考ともなる『明治女性史』などなど、これらのことに関心のある方でしたら押さえて置いて損はない古典だと思います。
 なんですが、なかなかまとめて売っているのが見つからず、以前バラで買ってしまったことを書きましたが、このたび全巻一括で揃えてしまったので、この5巻が余りモノになってしまいました。半端ですが、どなたか貰ってやってはいただけないでしょうか? コスカの時に持って行きますので。

 ところで、さっきリンクした自分で書いた村上著の記事の一節、「先週紹介の井上章一氏は、その著作中で旧来の女性史や服飾史と異なった観点を打ち出したと述べておられますが、村上氏が旧来の観点の一つとして想定されているのは確実です。もっとも筆者が思うには、村上氏の分析の枠組みはなお有効といえます。理由を述べている紙幅はありませんが」、はてどういう理由で有効だと思ったんだっけ? 自分でも思い出せません(苦笑)。折角買ったんだから本書を読み、ここの部分の補足もできればやっておきたいところです。
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by bokukoui | 2007-03-09 23:59 | 書物