[深夜アニメ一期一会]『ココロ図書館』は本を大事にしているか

 昨日突発的にネタに使うために引っ張り出して読み返し、当時のことを思い出したのでやくたいも無いことを一筆。

 先にアニメを見てから漫画を買ったのか、先に買ってからアニメを見たのか、ちょっと記憶が曖昧ですが、とにかく読んで見たのでした。
 大概の場合、こういう時は漫画の方が面白いことが多いような気がしますが、『ココロ図書館』はアニメも結構面白かった印象があります。というか、作品世界から受ける印象が結構異なっていて、その差異がまたなんだか面白かったのです。
 差異というのはどの辺かというと、漫画版『ココロ図書館』はほとんどの話が図書館の中で完結していて、あんまり登場人物も多くないのに引換え、アニメ版の方は図書館が外部とどう関っているのかということがテーマの多くを占めていました。ここは向かうベクトルが逆で面白いなあと両者を比較して思ったものでした。
 このことを象徴するように、漫画版『ココロ図書館』には、男性キャラクターが一人も登場しません。アニメ版は全然そうではないんですが。

 で、これは漫画家とアニメ監督との方針の違いなのかな、随分思い切ったアニメ化だなあなどと最初思ったのですが、考えてみたら漫画もアニメも脚本:黒田洋介・・・。
 ただ単に高木信孝氏が、女の子の絵しか描かなかった/描けなかっただけなんでしょうか。

 ついでにもう一つ。これは以前どっかで書いた覚えがありますが。
 『ココロ図書館ファンブック』にココロ図書館の設定上の図面が掲載されています。(p.88)
f0030574_251867.jpg
 これを見て小生は、これはないよなあ、と思いました。
 何となれば、東南及び西南方向に大きく窓を開けています(西北向きの窓は、他の設定資料によるとごく小さい窓ということになっています)。これでは日光で本が焼けてしまいかねません。
 本好きの方なら聞いたことがあるかと思いますが、神保町の本屋には通りの南側に、北向きに構えた店が多いのは、本が日に焼けるのを嫌ったためだと言われています。今の本はそうでもないためか、電気が安く便利になったためか、南向きの店も結構ありますが、本の長期保存を建前とする図書館にこれはいけませんね。
 そういえば小生の通う大学の総合図書館も、神保町の古い店と同じく昭和初期(震災後)の建設ですが、この図書館の閲覧室の窓はだいたい北側に開いていたなあ、なんて。今なら照明は電気と割り切って、窓を少なめにするという方が合理的でしょうか。

 とにかく、紙の資料、特に古いものは太陽の光などで痛みやすいから注意が必要なのです、と無理やり昨日のネタに繋げてみるのでした。

 ・・・そうか、ココロ図書館は南半球にあるんだ!(笑)
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by bokukoui | 2007-03-20 23:59 | 漫画 | Comments(3)

Commented by SPADE16 at 2007-03-21 02:37 x
最終回のひとつ前で突然戦車出てきたときは何事かと思いました。史書ロボットは作れても検索端末は作れないあの世界は
Commented by 労働収容所組合 at 2007-03-21 21:37 x
ティーゲルⅠですな。その回だけちゃんと見ましたね。
Commented by bokukoui at 2007-03-23 22:56
>SPADE16氏
小生はこの回を途中から見たので、テレビを点けた時画面におっさんと戦車が登場し、はてチャンネルを間違えたのかとびっくりした覚えがあります。

>ラーゲリ氏
虎でしたっけ? 色が緑系だったような記憶があるのですが。しかしシュビムワーゲンが登場したくらいだから、それでいいのかも。