今日の東急デハ5001号の状況(28)

 例によって事実上一日遅れですが、年度末の様子をお伝えします。



 15時少し前の調査でした。
 いつもと同じ全景から、というのも芸がないので、今日はちょっと違った角度から。
f0030574_19212772.jpg
 この画像はクリックすると拡大表示します。
 ちょうどハチ公前の桜が満開でした。土曜日の午後という時間も相俟って、いつもにも増してj人出が多くなっています。

 車内の展示については、前回の報告で報じたとおり4月8日まではハチ公関連の展示で、4月8日は何ぞハチ公関連のイベントをする由。その日までは特に変化はなさそうです。
 ところで4月8日といえば統一地方選挙の投票日、東京は注目の知事選があります。というわけでこんな掲示が、車端部寄りのドアの側の窓にしてありました。この画像もクリックすると多少拡大します。
f0030574_20364519.jpg
 車内の掲示に大きな変化はないと先ほど書きましたが、一つだけ目立った変化がありました。それは、車内飲食禁止を示したものです。3箇所にありましたが、そのうちの一つをご紹介。
f0030574_20384843.jpg
 テプラか何かで作ったのでしょうか、電車の絵が入っているのが微笑ましくもありますが、ちと手抜きの感も否めません。後の2箇所はパソコンで作成・印刷したと思しき紙が張ってありました。
 この掲示登場に関する事情を知りたく、例によってこの車輌の現場での管理を行っておられる渋谷区サービス公社の方にお話を伺いました。これも例によってですが、お話をまとめた以下の記事の文責はあくまでも墨東公安委員会にありますので。

 この「飲食禁止」掲示は、前回の訪問時にはありませんでしたし、ごく最近につけられたものだそうです。ただ、現状車内が待合室のようになっている関係上、飲食に及ぶ者は以前からおり、現場での管理(含清掃)を担っておられる渋谷区サービス公社の方などから、これは何とかすべきであるという意見は以前から上げられていて、漸く掲示ができたということだそうです。小生が思うに、現在ハチ公前は桜の花が満開なので、酒盛り始める馬鹿が出たらまずいのでこの時期につけたのかな、などと思います。
 ちなみに興味深いお話を伺ったのですが、車内飲食禁止ということに対して、若い人は別に文句を言うことはなくて、何でいけないんだと食って掛かるのは高齢の方に多いのだとか。
 これを以って小生は「『最近の若い者はマナーがなっとらん』というほど、年取った連中のマナーが良いわけではない」と簡単に結論付けることはしません(まあ、実際そういう年食った輩は少なくないと思うけど・苦笑)。小生が思うには、この場所の文化的位置付けが、年齢層によって異なっているのではないか、そんな風に思います。

 選挙の案内が張ってありましたが、問題の渋谷区の区長(本件の事情について説明した、このカテゴリ最初の記事をご参照下さい)の選挙も来る4月8日にあります。現職の有利はやはり動かしがたいようですが、もし区長が変わった場合、このデハ5001号の扱いも変わるかもしれません。現区長が強引に推し進めたものですから、場合によっては無駄な事業として廃止される可能性もあるかもしれないとのこと。
 もっとも、その場合は多分スクラップにされちゃうでしょうね。復元費用を誰も出すとは思えないので。

 さらに区長の動向が重要なのは、渋谷の駅前も再開発の計画があり、区長が変わるとその計画も変わってしまうということがあるようです。そして、以前このデハ5001号について地元の商店街が活用のために評議会を設けたということを報じましたが、その後あまり動きが見られないのも、再開発(その如何でこのデハ5001号の活用方法も変わってくるかもしれません)を巡って渋谷の地元商店街内部でも色々と利害の複雑な関係があることが、一つの原因ともなっているのではないか、というようなことでした。
 渋谷の再開発となれば、当然駅前に巨大な利権を有している東急の動向が重要になってくるはずですが、どうも5001の周りをうろついていても東急の影は薄いように感じられます。
 これら事情がどうなるか、選挙後にまた調査する所存です。

 車体の外部に関しては、待ち合わせ場所としてこの車輌を利用する場合、車体にもたれかかる人の装身具類のためか、引っかき傷が幾つか付いているのが気になりました。
f0030574_2123223.jpg
 これらの向後の補修整備状況も、引き続き2007年度も追跡していく所存です。
[PR]

by bokukoui | 2007-03-31 23:59 | [特設]東急デハ5001号問題