今日の渋谷駅前~「クリスマス粉砕デモ」見学記

 いろいろ調子が振るわず機械も具合が悪い日々ですが、先日こんな大見得を切ってしまったからには、やはり行かねばならぬところであり、というか駒場の図書館まで延滞くらってはいかんともしがたいので、返却ポストに投げ込みついでに渋谷に行ってきました。
 「革命的非モテ同盟」古澤書記長主催の、クリスマス粉砕デモ@渋谷、です。
 以下にレポートを。

 もしかして本当に誰も来ないんじゃないかと危惧しましたが、予定時間をいくらか回った頃の宮下公園には、制服のおまわりさんと私服の公安と思しき方々の他に、ざっと十人かそこらの人々がおりまして、正直安心しました。以下の写真は、ものによってはクリックすると拡大表示します。
f0030574_231293.jpg
デモの説明をする古澤書記長

 この画面にも写っているのですが、フランス人三名の取材班が今回来ておられました。事情は良く存じないのですが、そのうち日本語を流暢に話されていた一人の方は、東大の大学院に留学しておられる方だそうで。
 世界に広がる革非同。あと東大と非モテは縁の深いこと深いこと。ついでに今日の参加者には、元自衛官(書記長と、これまでのイベントに来ていた方とは別)の方もおられ、自衛隊も「非モテ」と縁の深いこと深いこと(公務員という点では有利という説もありますが・・・)。
f0030574_23223983.jpg
フランス取材陣の取材を受ける古澤書記長

 上の画像にちょこっと出ているところを拡大表示。
f0030574_23325916.jpg
今回新調された横断幕

 文字はガムテープなので、張り替えればバレンタインもホワイトデーも粉砕できます。

f0030574_23353391.jpg
 これは独創的。
 でも一瞬、天蓬元帥『ちょいあ!』のガス子さまを思い出してしまったのはここだけの秘密。

 さて、ころあいを見計らって書記長がトラメガを握り、一席の弁舌を。まずは何をおいても、問題の贈賄事件に関しお詫びの弁を述べる書記長なのでありました。
f0030574_23574293.jpg
贈賄事件に関し陳謝する古澤書記長

 書記長の陳謝の後、参加者の有志の方々が各々一席。かの外山恒一の「我々団」東京支部長の方、去年のクリスマス粉砕闘争以来のMarkWaterさん、更にGonzalezさん、たかおんさんといった方々がメガホンを。MarkWaterさんの「『メタボリック症候群』なる用語によってデブを差別する厚生労働省粉砕」演説は、デモ集合場所であった宮下公園でフットサルをしている方々にも好評だったとか!?

 そんなこんなでデモが始まります。
f0030574_184930.jpg
デモ隊の出発

 昨日は雨でしたが、今日は寒いながら日差しの強い日でした。デモが雨だったら書記長に対する天譴だろうと思いましたが、この好天は書記長の悪運未だ尽きずということ、なのかどうなのか。

 今回のデモは前回の渋谷でのデモよりコースが長くなっていました。宮下公園から明治通りに一旦出てから山手線のガードをくぐるまでは同じですが、電力館の手前で右手に折れて、渋谷公会堂の前に出るコースでした。
f0030574_120362.jpg
渋谷公会堂の前を行進するデモ隊

 渋谷公会堂も命名権売却により怪しい名前になってしまいました。「渋公」の名はそれ自体が既に充分な高い価値を持っていたはずなのですが・・・開港資料館の件もあり、なんともかんとも。今年はフルキャストとグッドウィルが命名権でかえって悪名を宣伝してしまうオチになりましたな。
f0030574_134477.jpg
パルコの前を行進するデモ隊

 三連休でクリスマスイブとあって渋谷界隈は人で溢れています。その中、キリスト教系の宗教団体と思しき方々が、「イエス・キリストは人間の罪を贖われた」などと書いた立札を持って辻辻に立ち、スピーカーで信仰を呼びかけます。その中を行進するデモ隊。カオスです。これが日本のクリスマスです。
 で、その情景の写真があればまこと絵になったのですが、なにせ歩くのにも難渋するほど人出が多かったため、これ以後ハチ公前のスクランブル交差点附近では、碌に写真は撮れませんでした。体力的な限界もあって、撮影好適位置に先回りすることも出来ず。残念。

 というわけで、半時間ばかりでつつがなくデモは終わりました。今回配ったビラは片面が英文というものでしたが、沿道の人々にもそれなりに受取ってもらえていたようです。例の贈賄事件がらみで、ネット上での古澤書記長の観察者、いわゆる「ヲチャ」の方々も見に来られて、ついでに書記長に批判の野次でも飛ばしたり、いっそ生卵や腐ったキャベツや猫の死体なんぞを投げつけたりはしないかと多少期待せぬでもなかったのですが、そういうこともありませんでした。ヲチャらしい人がいた、と言っていた人もいましたが、小生は確認しておりません(plummet 氏のブログによると、皆さん見に来ておられたようです。お会いできず残念)。

 というわけでデモも終わり、小生は所用に追われる身ゆえ程々に切り上げて帰りましたが、それまでに多少聞いた話など。
 今回のデモを見に来られた方の一人が、かの外山恒一氏や「素人の乱」などを取材して、ドキュメンタリー『革命☆前夜』を撮影された葛西峰雄さんで、続篇(?)の取材に訪れておられました。今回のデモの取材がどのような映像作品に結実するのか、楽しみです。
 外山恒一といえば、今回「我々団」の方が参加されていたのですが、自称ファシストの外山氏の仲間と、それとは毛色の違ってそうなアナキストっぽい様々なセクトとがなぜ一緒なのかと、上掲写真のフランス人取材班に「散々聞かれた」とは古澤書記長の弁でした。

 更に「はてな」の「非モテ」論壇的話題としては興味深いトピックであるのが、「はてな」の「非モテ」論者としてその方面では有名な「烏蛇ノート」の烏蛇さんが、今回のデモを見に来られていたことでした。なんでも所用で関西方面から来られたので、ついでに見に来られた由。ここ二月半、「烏蛇ノート」の更新が止まっているので気にかかっていましたが、お元気な様子で何よりでした。
 ここで「はてな」の「非モテ」論壇きっての理論家と行動家が対面し、さぞかし議論もあったかと思いますが、小生はそれを詳しく聞いている暇がありませんでした。ですが一部メモっておいたので以下にご紹介(メモと纏めの文責は小生にあります)。

烏蛇:古澤書記長は恋愛をどう捉えているのか
古澤:自分は元木柾長や草実スサの恋愛論、恋愛=幻想という論にコミットしている。論理として美しい
烏蛇:理論ではなく、あなた個人としてどう思っているのか

 烏蛇さんの問に対する書記長の答えは書きません。どうもずれていて答えになっていない気がするので。むしろ、ここんとこのずれが大事な気がします。書記長が自分の言葉で語れば、他の人も語りだし、より人がついてくることになるだろうと指摘された方がおられましたが、まさに現在の書記長の問題点を、烏蛇さんが鋭く突かれたというように思うのです。

 細かい話はまだ多少ありますが、こんなところで。
[PR]

by bokukoui | 2007-12-24 23:13 | 出来事