今日の東急デハ5001号の状況(41)

 諸般の事情によりしばらく間が開きましたが、この件について久し振りに。
 駒場の図書館に本を返す用事がありましたので、そのついでに14時ごろ、渋谷を通った折に写真を撮ってきました。デハ5001号は雨天閉鎖ですが、午前中の激しい雨が上がったので、デハ5001号は開いていました。なかなかきめ細やかな対応です。



 まずは例によって全景から、この写真はクリックすると拡大します。
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 しばらく間が開いたうちに細かい傷が増えていました。乗務員用扉の手すりや銘板の周囲などに目に付きました。
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 これはもともと傷の多い扉周辺(これは運転台寄りの扉)ですが、やはり傷が多少増えているようです。

 また、今まで傷が少なかった車体側面にも、塗料の剥落が新たに見られました。
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 車番の切り抜き文字のそばですが、塗料の表面が剥がれて白く見えています。

 他に傷やひび、塗料の剥落などが見られやすい箇所として窓枠周辺があります。一番車端部寄りの窓枠周辺から。
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 今まで窓枠の下部と比べると比較的ひびが目立たなかった上部でも、段々ひびが大きくなっているように見受けられます。
 また、窓枠の下部ではこんな箇所が。
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 ここも塗料が剥がれて、銀色の地肌が剥きだしになっています。

 車内の展示は、基本的には前回の3月と変わっていませんでした。つまり設置当初以来のハチ公に関する展示の使いまわしのままということです。現場で車体の管理を担当しておられる渋谷区サービス公社の方に伺ったところ、ハチ公の展示は来場者に好評らしく、読んでいる人が多いのでなかなか変えにくい、ということでした。
 中吊りは白根記念渋谷区郷土博物館の現在行っている、6月までの展示会(渋谷の街の歴史、のような)についてでしたが、その展示の後の予定は特に決まっていないようです。
 ビラの新顔では「クリエーションスクエアしぶや」なるものの場所の案内がありました。もっとも何をやっているところなのか、ビラには書いてありませんでしたが(苦笑)。もともとは区役所の土休日窓口のような物だったらしいのですが、マークシティで渋谷の広報とか名産品(?)販売とかを手がけている(今はやっていない説あり)らしい、です。これもまたそのうち偵察してきましょう。
 いろいろ作ってみること自体はいいのですが、それを継続的に運用活用していくことはもっと大事です。このデハ5001号の件に徴する限り、桑原区政はどうもその辺が思いつきで動いて後はだんだんやる気がなくなる、そんな傾向があるのではないかと思わずにはいられません。

 連休中、デハ5001号への来訪者は連日4000人にも達しており、また月間では3万8000人以上という人出を保っているそうです。これから夏に向け、人出はやはり相当数見込まれそうです。で、気候が梅雨に夏と高温多湿に向かいそうな折柄、現場ではこの車輌のための手だてをいろいろ求めているそうですが、当局の反応は鈍いとか。
 一例を挙げれば、昨年来既に車輌の室内に設置されているエアコンがありますが、あれは未だに室外機が設置されていないために稼働の目処はないそうです。ドアの開閉をどうするかという問題もありますが、いくら何でも室内機だけつけて何ヶ月も放っておくというのは、計画性があるとはとても言えませんし、区当局のこの車輌への熱意が薄れているのではないかとの疑念を抱かずにはいられません。
 今回間が開いてしまいましたが、今後とも当ブログはこの問題を追跡し続けます。末筆ながら、取材にお答えいただいた渋谷区サービス公社の方に御礼申し上げます(勿論本記事の文責は墨東公安委員会にあります)。
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by bokukoui | 2008-05-14 23:39 | [特設]東急デハ5001号問題