へたり中 歴史教育に関するちょっとした話題

 先週末以来、暑さ負けなのか(日曜日は逆に寒かったのですが)、ろくろく動けずにベッドの中で丸まって過ごしておりました。一日18時間睡眠などの今シーズンの記録を打ち立ててしまいました。昨年の状況よりはマシだと思いますが・・・。

 そんなわけで今日も一日寝ていたのですが、夏期講習のバイトがあったため夕方になって起き出して出勤。
 職場でその辺に積んであるプリントをふと見たところ、中学生向けの社会の問題で、「慶安の御触書」を出題しているのがあってちょっと驚きました。なるほど小生も小学生の時分に習い(十数年前の話)、その後大学入試の時は世界史・地理選択だったので出会いませんでしたが、大学に入って「慶安の触書」は現物が見当たらない、類似したものはあったが、江戸時代後半になってから慶安時代に仮託してできたのがいわゆる「慶安の触書」である、と講義で聞いて感心したものでした。地方文書の発掘調査の成果ですね。
 詳しくはこちらの本をご参照ください。
 ちなみに、現在の大学受験の標準である山川の日本史教科書では、「慶安の触書」とは異なる触書を史料として紹介し、欄外の注釈で、この種のものでは「慶安の触書」が有名だったが、近年実在が疑問視されている、と記しています。
 しかし、中学レベルの教材まではまだ浸透していないようで。

 それはそれとして、今日も疲れたのでもう寝ます。
 やることは一杯あるので、寝てばかりもいられません。寝台中で過ごしている間に、ロシアとグルジアが戦争したり、ムシャラフ大統領が辞めちゃったり、世間も騒がしいようですが。
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by bokukoui | 2008-08-19 23:51 | 歴史雑談