カレンダーを買いに日比谷公園に行く

 いろいろ忙しいのは当分変わりそうにないのですが、所用の合間を縫って表題のごとき買い出しを。
 とはつまり、この週末日比谷公園で行われている、鉄道フェスティバルを覗いてきた、ということです。

 イベントの内容はリンク先を参照していただければ宜しいのですが、各鉄道会社および関係企業がブースを出してなんぞ即売会などやっている、そんなところです。「鉄道の日(10月14日)」に近い週末に行われています。
 過去には何度か通った小生ですが、ここ数年は気力体力の低下に伴い足が遠のいておりました。しかし今日は他にも所用があって出かけたことから、事のついでと最近の「鉄道ブーム」の状況観察も兼ねて寄り道した次第。
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日比谷公園「鉄道フェスティバル」の模様

 午前中は雨も降ったあいにくの天気でしたが、かなり人出は出ているようです。客層は、おなじみ鉄道趣味者の他、ご老人・家族連れなどが多く、つまり例年と同じということですね。
 販売ブースだけでなく、例えば鉄建公団(名前変わったんだっけ)などの展示もありましたが、これも例年と同じです。今年は、英国に輸出した高速電車を中心に、海外に輸出した車両を紹介した「世界で活躍する日本の主な鉄道車両」というのが目立ちました。
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「世界で活躍する日本の主な鉄道車両」パネル

 いろいろ載っていて興味が湧きます。アメリカの通勤電車は日本製が多いんだなあなどと感慨にふけりますが、中国における「解放形」がないのが残念(古すぎ)
 一角のステージでは、「鉄道アイドル」木村裕子氏と、横見浩彦氏がトークショーをやっていました。横見氏は結構でかい人でした。
 大日本印刷、凸版印刷などのブースもあります。子供が群がっていたので覗きませんでしたが、どういう関係だったのでしょう。これらの企業は社史編集支援事業を行っており、鉄道会社の社史も手がけておりますが、それとは関係なさそうだし。

 数年ぶりに来たとはいえ、小生特に鉄道グッズの類には関心なく、地元の路線を取り上げたトレインシミュレーターはコンシューマー機専用で如何ともなしがたく、ただ実用的な目的から来年度のカレンダーを求めます。私鉄各社のブースが並ぶ一角はどこも賑わっていましたが、その中でもなぜか営団改め東京地下鉄が大行列でした。副都心線開通効果なのか、単に手際が悪かったのか。
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東京地下鉄ブースの大行列

 結局京急の卓上カレンダーを買いましたが、これは数年前にやはり買った覚えがあります。そのカレンダーを使っていた年は、論文にせよ報告にせよ割とうまく行った年のような気がしたので、まあ下らぬ縁起担ぎとは思いつつ。後で買った卓上カレンダーを見てみると、写真の出来やレパートリーに文句はないのですが、かつてのに記載されていた撮影地の情報がなくなったのがちょっと残念。

 結局他に買い物はしませんでした。
 この鉄道フェスティバルが、毎年定番行事となって賑わっていることは大変結構なことですが、やや毎年変わり映えしない感もちょっと抱いたので、私的改善案を思いつきました。まだまだ日比谷公園に場所はありそうなので、要するにブースをもっと広い範囲から募ればよいのではないかと。で、鉄道会社に関係団体、鉄道関係のコンテンツを扱う企業(今回はスカパー!のブースが目立った。木村裕子氏を呼んだのもここか?)、というこれまでの範疇と異なった主体を呼び込みましょう。
 というわけで、是非労働組合を。私鉄労連、JR総連、何はなくとも動労千葉。「闘争貫徹」鉢巻とかの公式グッズをそろえましょう。もちろんカンパ箱をでんと据え、釣銭はそこへ(笑)・・・なんてことを思いついたのは、なぜかその場にいたラーゲリ氏が「日比谷公園といえばデモ隊しか思いつきません」とのたもうていたから、でしょうか。労組の強力さは十分鉄道の特徴であると思いますが(除西武)。

 ヨタはともかく、阪神と阪急のブースが並んでいるのを見て、阪急阪神の百貨店と高島屋が経営統合で合意したという昨日のニュースを思い出しもしました。呉服店系の百貨店と電鉄系の百貨店が本格的経営統合、というのに時代を感じ・・・いや、東急百貨店が白木屋を乗っ取ったのは半世紀も前でしたっけ。そういえば昔、高島屋が難波駅ビルに入居した際、南海が高島屋の株を持ったという話をどこかで読んだ覚えがありますが、あれは今はどうなったのかな。
 昨今の経済の急展開の中で、私鉄各社も合従連衡の時代にまた入るかもしれません。アメリカの鉄道が大手4社(+カナダ2社)のほぼ独占体制になったほど、過激なことになるかは分かりませんが。
 ・・・話は更に逸れますが、アメリカの鉄道といえば、以前扱った、ファンドと揉めていた大手鉄道CSXの件はどうなったのでしょう。もはやファンド側もそれどころではないのかもしれません。こうなると日銭の入る鉄道業の方が強く確実?・・・アメリカの大手私鉄は1960年代頃から80年代頃まで、しょっちゅう倒産していたような気もしますが、まあ今なら多分。

 話が千々に乱れた割に、肝心のフェスティバルの紹介が不十分で申し訳ありません。
 このフェスティバルへの小生への関心がその程度だったということですが、しかし来週の日曜日に横浜港で行われるという鉄道の遺跡見学イベントの方は、諸事多忙とはいえ鉄道史やっている横浜市民としては万障繰り合わせて行く所存です。ご興味のある方々も是非。港が舞台なので、船に興味のある方にも向いているかもしれません。
 詳細は以下のリンク参照。(リンク先はpdf)

 象の鼻パークで発見された鉄軌道及び転車台見学会を実施します!

※追記:この見学会に行ってきました。記事はこちら
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by bokukoui | 2008-10-11 23:07 | 鉄道(その他) | Trackback | Comments(3)

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Commented by ゆん at 2008-10-11 23:27 x
> 英国に輸出した高速電車を中心に、海外に輸出した車両を紹介した「世界で活躍する日本の主な鉄道車両」というのが目立ちました。

「日本」が「日立」に見えてしまいました(笑)。必ずしも間違いとはいえないのが興味深い?ところです。
Commented by 無名 at 2008-10-12 09:28 x
元コクド関係者としては、「鉄道会社における専制」などのぶーすが欲しいですね(笑)。
Commented by bokukoui at 2008-10-14 14:37
>ゆん様
確かに、「英国に輸出した高速電車」は日立の製品でしたね。
協賛に日立と東芝と三菱は入ってますが、日本車輌は入ってなかったです。

>無名さま
JR西日本「日勤教育のひみつ」とか・・・19世紀アメリカの州兵やピンカートン探偵社がこの手のものでは最凶でしょうか。
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