2006年 08月 05日 ( 1 )

そして待ち受けていた運命は

 昨日は恰好つけた表題の記事を書きましたが(まあ出典があってですが)、そうしたら以下のような運命に遭遇しました。

 夏期講習が終わったのに一向暇にならぬどころか忙しさが加速しているのですが、それでも何とか時間を作ってお世話になった先生との会に出席。
 その時、吉祥寺の駅前で、原爆投下の日を前に「第44回国際反戦平和集会にあつまろう!」と、ゲバ文字の横断幕を掲げ、ビラを撒いている人々がおりました。来る途中渋谷で、中年太りのオヤジが「教育基本法改正」などと演説していたのを見た後でしたので、心癒される思い(ちょうど世間一般の人々が「昭和レトロ」などに感じるそれとおおむね同様のものと推測されます)でしたが、見れば横断幕を支える人のうち数名は白地のヘルメットに赤線一本、黒字で太々と「Z」の一文字、どう見ても革マル派です。ありがとうございました。
 って、よく見れば横断幕に堂々と「全学連・反戦青年委員会・革共同革マル派」と書いてありました。

 その前を通り過ぎた時、ビラを配っていた一人の女性が小生に声をかけてきました。

「戦史研の方じゃないですか?」

 ぎくう。
 しかし否定するのも失礼かと思い、ビラを受け取ってご挨拶。以前革マル派の東大でのフロントサークルである歴史研究会(だろう)に参加されていた方らしく、ある時戦史研はサークルオリエンテーションの時歴研と同居していたことがあったのです。その時顔を覚えられたようで、人の顔を覚えるのがはなはだ苦手な小生としては、顔を覚えていたことに関しては全く純粋に感心しました。
「戦史研におられたかたですよね、やはり」
「ええ、うちのラーゲリ緒方がお邪魔しております」
 流石に心の動揺は隠せず、あらぬことを口走ってしまいましたが、ラーゲリ氏の名を出した途端向うの笑顔が微妙にひきつったような。いや気のせいでしょう。

 でもある意味この続きの会話の方がもっと酷かったかも。
「もう卒業されたんですか?」
「いえ院生をやっております」
 いろいろ卒業した方がいいんじゃなかろうか、お互いに。

 精神的動揺が尾を引いていたのか、その後「一杯引っ掛けて膨らんだ財布で古本屋へ行く」という、もっとも危険な行為に及んでしまいました。これは危険です。某出版社から入金があったバイト代も風前の灯です。しかも吉祥寺界隈は質量とも古本屋の水準が高いし。
 というわけで今日の獲得物。
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 画像はクリックすると拡大しますが、そんなことをする必要はありません。一部青少年およびご婦人方が見るのに相応しくない画像があるような気もしますが、当ブログにおいて問題となる点ではないと判断します。
 それにしても、我ながら精神的動揺が隠せないラインナップだな・・・雑誌の表紙に「駕籠真太郎」の名前を見ただけで、その雑誌がどんな雑誌かも単行本に入っているかも考慮せず、救いを求めるかのように買い求めている(苦笑)
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by bokukoui | 2006-08-05 23:58 | 身辺些事 | Trackback | Comments(3)