2012年 12月 17日 ( 1 )

佐高信『電力と国家』を巡って考える 業務編

 本記事は、

 「佐高信『電力と国家』を巡って考える 綜合編」
 「佐高信『電力と国家』を巡って考える 技術編」


の続きです。今回で完結です。
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戦前に出版された電気事業関係の本
左上から時計回りに、三宅晴輝『電力コンツェルン読本 日本コンツェルン全書13』春秋社(1937年)、駒村雄三郎『電力界の功罪史』交通経済社出版部(1934)、吉田啓『電力管理案の側面史』交通経済社出版部(1938)、大和田悌二『電力国家管理論集』交通経済社出版部(1940)

※佐高信『電力と国家』の「主要参考文献」になっているのは最後のだけ

 最初に書いたように、本書には大きく、(1)松永安左エ門と木川田一隆を持ち上げるあまりに妥当性を欠く、(2)松永や木川田の「公(パブリック)の精神」とは何かが曖昧、(3)先行研究や文献を充分読んでいない、といった問題があると考えられます。その具体的な内容については、前回に書いた通りです。今回はそれらを踏まえ、本書から敢えて何を読み取るか、ということについて考えます。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2012-12-17 23:30 | 書物 | Trackback(1) | Comments(2)