カテゴリ:身辺些事( 194 )

ろくでもない年明けと僅かなよいこと

 年明け早々更新が停滞しておりますが、それは検査入院が長引いて本式の入院になった、わけではなく、先週突如激しい頭痛に襲われ、なんだかんだで一週間くらい引き籠もり生活を余儀なくされたためです。いろいろ大事な用事や、ありがたいお誘いもあったりしたのですが、何もかもキャンセル。その後の精密検査でも特に重大な異常は発見されませんでしたが、そんな次第で年明け以来未だ生産的なことが碌に出来ない状態でした。
年初そうそう、一年が思いやられる・・・
 大きな目標はありますが、とにかく眼前のことを少しづつ片付けるようにすべきと思います。

 ところで、昨年末に「『西尾幹二のブログ論壇』をご恵贈いただく~ぜんざいの塩」なる記事を書きまして、まあ愚痴のようなものでしかありませんが、その中で「薄謝」は来なかったと書いたところ、年明けに総和社の編集者の方からお詫びのメールをいただき、数日後(だと思う、頭痛で寝ていて記憶が怪しい)に図書カードを送っていただきました。ありがとうございます。また、誤植も今後訂正するとのことです。
 とはいえ、批判以上に阿呆らしく感じておちょくってしまったような感想を書いておきながら(しかしその内容自体は全く小生の心情そのままであり、それだけの根拠もあるものと自負はしています)、斯様なものを頂戴してしまって良いのか、心中複雑なところもある次第です。
 ・・・秦郁彦先生の本を買うのが妥当な使い道、でしょうか。

 そんな調子ですが、何とか活動を本格化させていきたいと思います。
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by bokukoui | 2011-01-15 21:01 | 身辺些事 | Trackback | Comments(5)

あけましておめでとうございます

 本年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年の特に後半は絶不調で、昨年は予定したことの半分も達成できないまま終わってしまいました。今年は少しでもその遅れを取り戻さねばと思います。
 そんな次第で当ブログも昨年から書きかけのまま積み残しの記事を複数残し、アウトラインが出来たまま放っているものの数も知れぬほどです。それもゆくゆく掲載できればとは一応考えておりますので、今後ともご愛顧いただけましたら幸いです。

 で、新年早々不景気な話で恐縮ですが、流石にこの不調を何とかせねばと、年明け早々検査入院的なことをして参りますので、ブログも賀状もしばらくは遅れようかと思いますが、何卒ご寛恕の程。
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by bokukoui | 2011-01-01 17:54 | 身辺些事 | Trackback | Comments(2)

近況・在庫処分記事を掲載

 札幌行き以降、多少は調子も上向いた気がし、用事も一つ片付いたことなどから、前々から懸案になっていた在庫の記事を漸く完成してアップしました。本来7月に書く予定だったのが、不調の結果遅れて、8月末に一度完成までほとんど漕ぎ着けたのですが、そこでまたダウンしてさらに延期になっていたものです。寝かせすぎて熟成どころが腐敗している気もしますが(苦笑)、そして内容も纏まりがないこと夥しく、かなり沈滞していた精神状態を反映している(思考がまとまらない)気もしますが、ほとんどできかけていたのをお蔵入りにするのも残念でなくもないので、一応載せておきました。


 実際のところ、睡眠の具合が相変わらず変だったり、いろいろ問題もあるのですが、一頃のように背中をベッドから離すことが苦痛でならない、という状態はさすがに改善されたようです。一応今後は、ブログもぼちぼち更新していければと思います。・・・とはいえなすべきことが次から次へと追いかけてくる状況は変わらないわけですが。
 しかし、引きこもってばかりはまこと心身に良くない悪循環であることも痛感しましたので、日曜あたりに日比谷の鉄道フェスティバルにでも行ってみましょうか。
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by bokukoui | 2010-10-08 23:59 | 身辺些事 | Trackback | Comments(0)

不調なのは人間に限った話でなく

 ひと月更新を途絶えさせておいて、いきなり連日更新とは妙な話ですが、くたばっているうちに、まだ元気だったころに申し込んだ学会の報告の日程が来てしまい、準備が全く出来ずにっちもさっちもいかなくなっておりまして、しかしいくらなんでもドタキャンなど出来ようはずはなく、ない気力と体力を何とか振り絞って出来る範囲のことを並べようとしているので、一時的に躁転? しているのかもしれません。
 で、引き続き更新するわけですが、内容は連絡事項的なあまり楽しからぬものです。

 草臥れた体に鞭打って出掛けたのが祟ったのか、小生の携帯電話が行方不明になってしまいました。なので回収もしくは更新するまで、電話や携帯のメールは通じません。あしからずご諒承ください。さらに電話帳が失われた場合、再度構築しなければなりませんので、暫くはこちらから連絡を取ることも困難になろうかと思います。
 一方、拙宅の固定電話の番号をご存知の方もおられるかと思いますが、こちらの電話も故障しておりますので、やはり通じるかは怪しいところです。ますますもって連絡困難ですが、これも致し方ないところで、近日中に代替機が来る模様なのでご理解のほど。
 ですので連絡はメールにて、ということになりますが、小生はメールを書くことがどうにも苦手なもので、返信が元から遅く、最近は心身の不調でさらに遅くなっておりますが、何卒ご寛恕ください。mixi のメッセージならもうちょっと早いかもしれません。このブログの記事に、「非公開コメント」で連絡先(携帯電話番号)つけて書き込んで下さるのが、現状では一番お互いに手間が少ない方法かもしれません。

 そして、今週末はその学会に出掛けているので、多分今から日曜までは連絡はどっちにせよつきません。割と早く現地入りするつもりですが、なぜかといえば自宅のプリンタがこれまた故障して現在メーカーに送り返して修理中だったりするわけで、現地のコピーセンターで出力からコピーまで一気に済ませてしまおうと考えているからでもあったりします。

 ぐたぐだ書いてきましたが、そんなわけで暫く小生は音信不通気味になろうかと思いますが、考えてみればここ数ヶ月と本質的に変わるわけでもないような・・・
 しかし、小生の心身不調が、小生周辺の機械にまで悪影響を及ぼしているのではないかと、何だかますます悪い方向に物事を考えてしまいそうではあります。飛行機が落ちたり電車が脱線したり、という程の大事に至らなければ、とりあえずはいいのですが。
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by bokukoui | 2010-09-30 12:32 | 身辺些事 | Trackback | Comments(3)

近況など ひきこもりのふた月

 前回の更新以来、当ブログは一ヶ月もほったらかしになっております。更新を期待してくださっている方々には申し訳ありません。
 また、これはふた月近く前からではないかと思いますが、「MaIDERiA出版局」が「403Error - Forbidden」になっていて見られないという状況が続いております。FC2から何らかの警告を受けた覚えはありませんし、確か6月ごろには一応更新しておりますので、長期に放置しすぎて消滅というわけでもないと思うのですが・・・これも問い合わせをせねばと思いつつ、実現に至っていない点をお詫び申し上げます。

 で、如上の状況に陥っておりますのは、気候は一転夏から秋へと変化したにもかかわらず、小生の懈さの方はいっかな改善しておりません故です。むしろ急転直下の寒さの到来が事態を悪化させているのかもしれません。気力が全く湧かず体は動かず、なすべきことは進まず気ばかり焦りますが、如何とも。
 人と会う用事があるような場合には、その方に迷惑をかけることのないようにしようという社会的配慮がまだ辛うじて残っているらしく、何とか出かけて活動することができますが、そうでない時はベッドからもろくろく起き上がれませんし、何も活動できません。
 もうちょっと具体的に書けば、座っていることも草臥れるので、背中をベッドから起こす気力もないことが大変多いのです。ですので、一日の相当部分を布団にくるまったまま動く気力もなく、駄文ひとつ書くこともできません。書くどころか、漫画すら新作を読むことが心理的に負担に感じてしまいます。ネットも辛うじて横になってノートパソコンで時折見ているくらいで、そんな姿勢なので書くことは困難でして、メールなどの返信もろくすっぽ書いておりませんで申し訳ありません。
 その他、胃腸の膨満感もしばしばあって(といって食欲が失われたわけでもないのですが)、その他皮膚にも多少の異常を来し、左腕も筋肉痛のような痛みが引かないなど、にっちもさっちもいかない日々です。学会報告の準備が全くできていない・・・

 あんまり暗い話ばかりなのもなんなので、一応現在計画中のブログ記事の目録でも備忘に掲載しておきます。どの記事もアウトラインは頭の中にできているんですけど、まとめる気力が・・・

・『月刊COMICリュウ』別冊と絡めて漫画と性的表現の話
 (※7月から寝かせ、8月末に一度完成に近づいたもののそこで挫折)
→追記:こちらに掲載しました。
・アメリカの鉄道ボードゲーム『1830』の話(※これも7月から寝かせてます)
・池袋の「中華街」話の続き(※これは6月から寝かせているような・・・)
・↑から派生して中国白酒呑み比べ(※これも以下略)
・同じく派生して戦前の百貨店の話(※以下略)
・↑から更に派生して鉄道と衛生の話の更なる続き
・鉄道関係の本の紹介4冊くらい(学術書から一般書まで各種)
・最近はやりらしい鉄道ネタ漫画をいくつか感想
・近鉄創設百年の日に書くつもりだった近鉄の経営史小ネタ
→追記:こちらに掲載しました。
・交通博物館跡地の様子の続き→追記:こちらに掲載しました。
・もちろんデハ5001の追跡も
・仁川上陸作戦60周年の日に書くつもりだった「オタク」と「歴史」小ネタ
畏友たんび氏に無理矢理(ということにしておきます)貸し出された「男の娘」マンガを読んで思ったことなど

 まだ他にも、アウトラインまではできていないものの何となく書きたい話題もあります。
 来月以降、多少なりとも形にできればと思いますが・・・年内に終わるのかな、これ。
 無論本業の論文などの方もやることが山積なのですが、調子のいいときは両方とも書けるんですよね。そのように回復すれば・・・過去の事例からすれば、そろそろ沈滞から浮上してもいい頃なのですが・・・
 とまれ、気長にお待ちください。
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by bokukoui | 2010-09-29 11:17 | 身辺些事 | Trackback | Comments(3)

夏も終わり、かどうか

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 多少は涼しくなった、のかどうでしょうか。
 暑さに溶けきって何事も思うに任せずにいたここしばらくで、一時は下血したり朝起きたら××していたりする有様でしたが、一応ここ数日は回復基調のようです。といっても一日の活動時間が1時間から3時間になったくらいですが。
 「夏の祭り」らしいことは特になく今夏は過ぎそうで、いろいろ所用山積な以上、それ自体はやむを得ませんが、あんまり溶けすぎて、肝心の諸事が大体予定から一週間乃至十日遅れくらいの感じです。むむむ・・・

 上の写真は、いつぞや書いた池袋の「中華街」の中でも、もっともディープと言われる知音食堂が店の前に出していた看板です。もっともだいぶ前なので、このセールはもう終わっていると思います。ちなみに瓶ビールが280円とセールだったのは、実は国産ビールでも青島ビールでもなく、燕京ビール(皆さんご存じですか? ちょっと薄味・・・な中国産ビールです)だけが対象だったとか。
 池袋「中華街」ネタはじめ、書きたいと思うことはいろいろありますので、諸事片付けつつそっちもできればと思います。池袋ももうちょっと気候が良くなれば呑みに行きたいところです(本来は猛暑の時こそ四川料理なのかも知れませんが)。

※追記:池袋中華ネタの続きはこちら
 →「爆発!? する中国製「燕京ビール」を池袋で愛飲してた話」
 →「池袋で犬を食い白酒を呑んだ話・つづき 白酒飲み比べ談」
 →「池袋で犬を食いそびれて餅を食った話」

 ところで先日書いた「今日の東急デハ5001号の状況(60) 地域・東急関係の情報もあり」の中で、東急5000系の解説パンフでも作れればなあ、という願望を書きましたが、早速コメント欄に反響をいただきまして、正直マイナーきわまりない当ブログでは思いがけないことと驚きつつも大変嬉しく思っております。思いを同じうする方がいるとなれば、実現可能性も高まります。ご関心のある方のご協力・ご意見を引き続きお願いすると同時に、近日中にまた様子を見てきます。
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by bokukoui | 2010-08-25 23:59 | 身辺些事 | Trackback | Comments(6)

近況及び「今日の東急デハ5001号の状況(60)」更新お知らせなど

 順調に当ブログの更新が滞っております。更新する内容自体は結構あるのですが、というか頭の中で予定している記事は10本以上あるのですが、どうにも身体が動きません。三日と挙げずに一日中懈さが酷くて何も出来ないような状況が続き、懈さと眠さのあまり昼食も摂らずに意識が飛んでいたという日も珍しくなく、そのために片付けるべき仕事はちっとも進まず、ますます気分は沈滞して身体的にも良いことはなく、事態は悪化するばかりであります。
 とはいえ引き籠もってばかりもおられませんので、取り敢えず一つ記事を更新しておきました。


 副題の通り、現場で5001の保守にあたっておられる方が東急電鉄に行ってみたら、何ともトホホな事態が起こったことなどを報じておりますので、ご関心のある方はどうぞ。取材日の関係から、トップに持ってくることが出来ないので、特にここで紹介しておきます。

 もう少し涼しくなってくれば、多少は活動が回復するかも知れませんが(というか、回復しないといろいろと困ることばかりなのですが)、長期の半引きこもり状態で退嬰的になっておりますので、お暇な方は何かありましたら声を掛けてやって下さい。無理にでも約束や締切を作らないと、多分完全な引きこもりになりそうで。
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by bokukoui | 2010-08-20 23:57 | 身辺些事 | Trackback | Comments(1)

近況など ひきこもりになるにも精神力がいる

 どうも間が空いておりますが、いろいろあって気力体力とも減退しきり、ブログの更新も滞っておりますが、そもそも本来なすべきこと自体がごっそり滞っているのが現状です。気温・湿度の上昇によるところが大きいと思いますが、とにかく懈さや眠気のために身動きできない日々がままあるのが近況です。
 今週は、日・月は比較的調子が良かったものの、火・水と引きこもり、木曜日には多少の空元気を出して出掛けたものの、その夜司法浪人中の後輩A君が切々と深夜2時過ぎまで電話を掛けてきたためか風邪をひいて、金曜日はベッドの中から一歩も出られず、今日も不調のまま悶々と一日を終えてそうな感じです。
 そんな半引きこもり状態のを反映しているのか、当ブログにも物の試しと取り付けてみた、「あわせて読みたい」が昨日だったか一昨日だったか、こんな表示になっていました。
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 トップの「鳴かず飛ばず働かず」とは、『ひきこもりカレンダー』という本を出されているベテラン引きこもり・勝山実氏のブログです。
 で、一方の勝山氏のブログを見に行って、そちらの「あわせて読みたい」を見たらこうなってました。
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 おお、なんかこれ、読者層がすごく被っているブログってことでしょうか?
 ま、実は以前からちょくちょくこういう現象は起きていて、それで小生も勝山氏のブログはブックマークして折々読みに行ったりしていたのですが、なんというか、物の見方に結構相通じる所があるような気がして、ついつい新着記事が気になるのです。物の見方が通じていたとしても、見たあとどう行動するかは違っていそうですが。ま、読者層が被っていても不思議ではないということです。少なくとも小生が重なっていますので・・・

 そういうわけで、ひきこもりに精神的に近い所にありそうな当ブログの筆者ですが、有り難いことにいろいろ声を掛けてくださる方がおりますので、まあしばらくは完全にひきこもらずやっていくつもりです。ひきこもらずにいるのは、勝山氏のようなある種の悟りの境地に至るには小生はまだ煩悩が多すぎるからでもありますが、もっと即物的には足があるということも大事で、ビバ通学定期券、というわけですが、そういう視点で見ても、交通権というのは生存権の一つなのだなあとふと思ってもみるのでした。
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by bokukoui | 2010-07-10 23:57 | 身辺些事 | Trackback | Comments(4)

新年度に当たり塾講師を廃業す

 新年度と言いながらもう一週間が過ぎてしまいましたが、4月とは思えぬ寒さに縮こまっていることの少なくない今日この頃です。
 そんな有様ですが、引き籠もって半年以上を棒に振った過去の先例に鑑みて、家に閉じこもることのないよう無理にでも出掛けつつ、論文を書き進める所存で、今のところは大学図書館に日参して何とかやっております。先月もくたばっていた日々が多かったのですが、ここしばらくはまあそれなりに。半日ぐらいひっくり返っていることはままありますが。

 で、今年度は博士論文完成を目標として、それに専念すべく、先週末を以てアルバイトの塾講師業を退職しました。もっと早く辞めるつもりだったのですが、後任の国語の講師の都合がつかないとかで、春期講習期間まで講座を担当する羽目になり、やや中途半端な時期の廃業となりました。そもそもは昨年度自体、勤務先の予備校が縮小均衡状態だったので自然仕事がなくなりそうだと思っていたところ、意外と持ち直し、おまけに秋以降は思いがけず受験生向け講座までやる羽目になりました。引退の花道といったところで。
 思えば結構長く勤めたもので、思い返せば多少の述懐なきにしもあらずですが、あまりいろいろ書いている余裕もありません。ただ、小生は当初勤めていた校舎が閉鎖になって別の校舎に転属したのですが、最初にいた所ほどのちにいた所では上手く出来なかったような、そんな感があります。それは生徒への対応というより、教室のスタッフとの関係において特に感じたことですが。別段そのことを悔やんでいるということもありませんが、何となくそのあたりの関係がよそよそしかったことが、多少自分の業務の能率にも良からぬ影響を受けたのかも知れません(結局はその関係を改善しようという努力を全く払うつもりがなかった小生の方に責任がありますが)。
 のちにいた教室は、小生転属当時の室長が途中で何の説明もなくいなくなり(他の講師には説明があったのかも知れませんが、小生は全く聞いた覚えがない)、その後しばらく室長不在で、誰が中心なのかよく分からない時代がありました。何だかその頃は、誰が偉いのかよく分からず、何となくやりにくかったおぼろげな記憶があります。しばらくしてやっと室長が登場し、それで事態は改善され、やはり何事も指揮官はいるものですな。

 塾講師を廃業するといえば、漫画家にして表現規制反対運動の一翼を担っておられるカマヤン先生も、奇しくも小生と同じ先週限りで塾講師業を廃業されたそうです。
 で、カマヤン先生が廃業直前に、「塾講師業、残り4日。『子供は純粋でいてほしい』」と題して、同僚のカマヤン先生から見て困った講師の話を書かれています。なかなか感じさせるところのある記事ですので、ご関心のある方はご一読下さい。「子供は純粋でいてほしい」という発想自体の持つ危険性、むしろそれが児童虐待に繋がりかねない、「地獄への道は善意で敷き詰められている」状況を招きかねないということについては、いつか一筆物したいところですが、今はその余裕がありません。
 それは措いて、小生がカマヤン先生の如上の記事を紹介したいのは、小学生向けの塾と高校生向け受験予備校という極めて大きな相違があるにしても、子供に対し「純粋でいてほしい」という危険性をはらんだ発言をしてしまう問題講師(眼前の子供を直視できず、自分の「純粋」という勝手な像を押しつける)についてカマヤン先生が評した「子供の気持ちを想像する能力・共感能力が乏しい」という所に結構ドキリとしたものだからです。その講師の「一人っ子で、地方の名門女子校を卒業し、東京の大学に入学した」という経歴も似てるような(小生は東京の名門中高一貫男子校ですが)。

 そこで思い返せば、小生は基本的に「受験予備校とは受験のための知識やテクニックを教えることが第一の業務である」と割り切って、その注入にもっぱら意を注ぎました。面白く、多様な角度から注入することについては一定の成果を挙げたつもりですが、共感どうこうということはあまり意に介さなかった、というか、小生自身もともと「共感」ということがどうにも苦手で、他人に「共感」を期待しないという習性を身につけていた以上、そのようなこと自体出来るわけがなかったのです。
 で、その結果、生徒が予備校に「様々な知識を面白く教えてほしい」というような期待を抱いている場合、小生は比較的受けが良かったと思います。しかし、よりメンタルなところにコミットしたサポートを求めていた場合は、その期待に応えられなかったことでしょう。
 以下のようなまとめはあまりに乱暴ですが、如上のことからして小生の指導は、概して男子生徒に受けが良く、女子にはいまいちだっただろうなあ、と思う次第です。なついた生徒も男ばっかりだった気がするし(笑)。世の中には、女子生徒のメンタルなところに求めているサポートを巧みに提供し、或いは提供されているのだと女子生徒に思わせることによって、放課後も深い関係になった塾講師もままいるということを小生は身近に聞き及んでいますが、そんなことは当然のことながら小生には一度だってありはしませんでした。別にそれが残念だとも思いませんが。人には向き不向きがあるので。

 まあそれでも、高校生ぐらいになれば知識重点型でもある程度やっていけると思いますが、これが小学生だったりすると話は全く異なってくるでしょう。中学生ですとその中間で、やはり高校生以上の配慮は求められただろうと思います。で、小生がバイトしていた予備校は近年業務を拡張して、中学生も広く受け入れを図っているのですが、そうなると小生にとってはなかなか難しいこともありました。
 うっかりやらかしてしまった最後の例として思い出されるのは、フィリピン人とハーフの女子中学生がいて(見た目も名前も言語も日本人としか見えませんでしたが)、なるほど日本の国際化もこんな形でも進んでいるのだなあという感銘をいささか受けたもので、その生徒が授業とは別に何かの時、自分はハーフだと思っていたが実はフィリピン側の親(確か母)の先祖は更にややこしく、もっといろいろ混じっているらしい、ということを言い出しました。ちなみにその時、彼女の同級生の女子中学生が真顔で「ハーフとニューハーフってどう違うの?」と言い出したので、その場の一同崩れ落ちました。
 それはともかく、そこから話がどう及んだのか、国籍の話になりまして、「よく分かんないけど将来国籍を選ばないといけないらしい」と彼女が言ったので、そこで小生は感銘の続きでついうっかり、延々と国籍における血統主義と出生地主義の違いを説明してしまいました(笑)。オランダのマーガレット王女の逸話まで織り込んで。
 考えてみれば彼女がそのような話題で求めているであろう反応からすれば、右ななめ上なことをしてしまったわけで、彼女はニコニコ小生の話を聞いて「なんかややこしくてよく分かんないけど、熱心にしゃべってる先生の様子が面白い」とのたまいました。優しい子で良かったですね(苦笑)。ニューハーフの解説はしなかっただけ抑えたつもりだったのですが。

 カマヤン先生の挙げた問題講師氏と比べると、小生はその問題講師氏と全く逆方向に間違っていることになります。問題講師氏は「子供=純粋無垢」というルソー的近代の構図にずっぽり嵌りこんでいるのに対し、小生は「子供=小さな大人」という近世(以前)的な対応をしてしまっているのであります(苦笑)。「小さな大人」というのは、前近代に於いては大人と対立する「子供」という概念は存在しなかったというフィリップ・アリエスの『<子供>の誕生』の所論で、今はいろいろ批判もあるようですが、みすず書房の邦訳は値段が高いのでまだ買ってませんね。昔から買おうと思ってはいるのですが。
 そんなわけで別段嫌われてもいなかったと思うけど、生徒受け(特に女子)からの受けが良かったわけではない、というのが正直な反省です。カマヤン先生のようにはなれません。

 それはともかく、仕事も辞めて今年度は「働いたら負けだと思っている」くらいの勢いで論文に専念したく、テーマも方向もだいたい見えているのですが、例によって例の如く、段取りの悪さで片付いていない仕事がわんさと残っているのが現状です。大体このブログからして、新年度になってからも昨年度の情報のアップを先日までやっていたくらいです。ここしばらく、自分の研究をろくすっぽした覚えがありません。
 で、研究と別に引き受けた仕事が何かの具合で躓いて、それで心身共にドツボに嵌ってしまって、そのまま半年あまり引き籠もり状態になったこともあり、その先例に続かぬよう、残った仕事を急ぎ片付けようとして、寒さに縮こまって動けなくなったりしている今日この頃なのであります。そんなわけでブログの更新頻度も低下するやもと思われます(と、書いた途端に三日続けて更新したりするかも知れません)。もっとも本当どうしようもなくなっていると、ネットに繋ぐことすらなくなりますので、それはそれで碌でもない状況ではあります。
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by bokukoui | 2010-04-08 23:57 | 身辺些事 | Trackback | Comments(6)

血痰を吐く

 ここ数日、風邪気味なのか何なのか、ほとんど何も出来ずにベッドの中で悶々としております。悶々としすぎて睡眠時間も一定しません。インフルエンザではないようですが。
 本日は食事もせずに寝ておりまして、しばらく前にやっとこさ起きました。気がついたら夜だったという感じです。いろいろなすべきことは多いので、寝てばかりいるわけにもいかないのですが・・・

 その寝ていた途中の出来事が表題の件です。最初見た時は一瞬どきりとしましたが、別に肺癌とか結核とかではなくて、乾燥のせいなのか風邪気味のせいなのか、鼻が痛痒いため弄りすぎて血が出ていたのを、鼻水と一緒に吸い込んで喉に引っかかっていたものと思います。多分。
 
 明日には活動再開予定。というか締切が・・・図書館の延滞も・・・
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by bokukoui | 2010-02-03 22:14 | 身辺些事 | Trackback | Comments(0)