カテゴリ:制服・メイド( 84 )

本家?アンナミラーズをバスに乗って訪う~渡布雑彙(2)

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 先日当ブログで「マクドナルドの朝メニュー「おにぎりセット」!? ~渡布雑彙(1)」というのを書きました。で、ハワイ関係のトピックはまだまだありますので、順次紹介してまいります。
 そんなわけで今回は、当ブログがもともと「メイド」や制服関係の同人サークルのサイトの、コンテンツの一部として始まった(やっている人間も忘れかけていますが)、その原点回帰?とでもいうべき記事をば。

 冒頭の写真のお店、黄色いロゴは「Anna Miller's」というわけで、制服で有名なファミレス・アンナミラーズの、ハワイにある店舗です。日本では最盛期20店舗ぐらいあったといいますが、いまや高輪の1店舗のみになってしまっています。アメリカでも、本土にもあったらしいのですが、現存するのはやはりここ、ハワイ・オアフ島のパールリッジ・センター近くの1軒だけだそうです。もっとも2012年末、日本の井村屋系の新店舗が中国の天津にオープンしたらしいので、現在世界に3軒・・・と思ったら天津に2号店ができていたそうで。
 日本のアンミラは小生も、渋谷・駒沢・自由が丘・吉祥寺・目黒・広尾・お台場・みなとみらい・・・とそれなりに巡っておりましたが、全部回る前にお店のほうがなくなってしまいました。高輪もいつなくなるのかと案じておりましたが、幸いこちらは、一昨年の天津展開につづき、昨年は改装もして盛業中のようです。

 というわけで、ハワイにいけることになったのを幸いと、本家?を訪れてまいりました。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2014-05-13 23:59 | 制服・メイド

アンナミラーズが禁煙になったそうです

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アンナミラーズ高輪店の Douce Nuit (ドゥース・ニュイ)

 春めいて参りましたのでうららかな?話題なぞ一つ。ほんの小ネタですが。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2013-04-25 22:34 | 制服・メイド

ウェイトレスが袴なファミレス「馬車道」が特定規模電気事業者(PPS)になっていた

 このブログ、元々制服やらメイドやらを扱う同人サークルのサイトのコンテンツだったはずなのに、同人を休業してサイト本体も消滅して、すっかり鉄道史と電力業史と鍋焼うどんのブログになっておりましたが、久しぶりに制服系ファミレスの話題・・・なのか?

 で、タイトルそのまんまなのですが、ウェイトレスさんが袴に矢絣の「はいからさん」スタイルで有名な、埼玉を衷心に展開しているファミレス「馬車道」グループが、なんと電力会社になっていた!? という、まあそれだけのことなのですが、驚きました。

 昨年の原発事故以来、発送電分離やら電力自由化やらが一時世間を賑わせましたが、実のところ90年代末以降着実に電力業の自由化は進められており、一般に「電力会社」といって思いつく、いわゆる10電力以外に、いくつもの電気事業者が新たに誕生しました(10電力以外にも電源開発とか原電とか公営発電事業とかもありましたが)。
 かくて登場したのが、特定規模電気事業者(PPS)と呼ばれるものです。従来の10電力は一般電気事業者といい、定められた営業区域内のすべての需用家に供給できる(需要家から要求があったら供給義務がある)のに対し、PPSとは一定規模以上の需用家(今は50kW以上)に限って供給する事業者です。一般事業者に対し競争相手を導入することで、電気料金低下につなげようという狙いですが、戦前の「電力戦」みたいに一つの工場へ2社が送電線を引き合う、というような愚行はせず、PPSは一般電気事業者が従来持っていた送電線で電気を託送することで供給するのが原則です。電気は自社で発電所を作る場合もありますし、市場で仕入れることもあります。
 で、市場で電気を売る方を専門にやっているのが、卸売の電気事業者で、昔から電発と原電という超大手がありましたが、特に最近話題になっているのが独立発電事業者(IPP)です。これも電力自由化で登場した業態で、こんな感じで小売部門と卸売部門とで、従来の一般事業者による独占を崩す仕組みは生まれています。

 さて、PPS最大手のエネットを挙げるまでもなく、PPSとかに進出する企業として多いのは、やはりガスや石油など元々エネルギー関係の会社です。そして製鉄や製紙のような、電力をたくさん消費し自家発電を大規模に行っているような製造業もあります。商社もいろいろ取り組んでいるようで、外国で燃料を買い付けるのは得意そうですね。
 というわけで、なんやかんやで現在PPSは54社もあるそうです。こちらの資源エネルギー庁のサイトの一覧表をご覧下さい。自由化で新たに事業を興した会社も多いですが、だいたい上に挙げたようなエネルギー系・製造業・商社の関係企業が目につきますね。

 しかし。
 この一覧表の41番は。
41  事業者名:株式会社馬車道

   所在地:埼玉県熊谷市万吉2950番地1

   事業開始予定日:平成23年4月1日
 同名の会社かと一瞬思いましたが、検索したら所在地にはファミレスの馬車道の本社と工場がありました。うーん、意外な業務展開ですね。

 馬車道のPPS進出についてはネット上にも情報が乏しく、何しろ馬車道の公式サイトにすら記述が見当たらないのですが、一つだけ、エネルギー情報局というサイトに記述があるのを見つけました。
株式会社馬車道

2011年1月11日PPS登録。馬車道は関東地域で160店舗(09年9月現在)を展開しており、自社関連施設への供給が中心となるも模様。

しかしながら、震災によりJEPX価格が上昇しており、事業開始を見送り。
 ということなのだそうです。なお、JEPXというのは電力の卸売市場のことです。
 うーん、それにしても間の悪いことですね。PPSに登録されたものの、直後に震災で事業開始先送り。だから、馬車道の公式サイトを見ても関係する記事が発見できなかったのだと思います。

 ところで、このエネルギー情報局さんの記述からすると、馬車道はファミレスの店舗で使う電気を安く供給しようとPPSに進出したもののようですが、外食産業のコストで電力がそこまで大きいのかなとちょっと不思議に思いました。それならもっと先に、より大きな外食チェーンが進出しても良さそうなものです。外食産業のコストはやはり、原材料費と人件費で、店舗の維持費(家賃とか償却とか)や什器の費用も大きそうですが、電気は更にその下ぐらいで・・・いやもちろん、安くできればそれに越したことはありませんが、それこそグループ全体でどこかのPPSと契約して電気をまとめ買いすれば、それなりに安くできそうな気もします。結局どこにPPS進出のインセンティヴがあったのでしょうか。
 先ほど事業者所在地を紹介しましたが、その住所でぐぐってみると、馬車道の本社工場以外にも周辺はたくさんの工場が立地しているので、もしかしたら店舗以外にもそういった工場向けに何かやろうという構想があったのかも知れません。この辺、ビジネスモデルについてご存じの方がおられましたら、是非ご教示いただければと思います。
 とはいえ震災による電力事情の激変からすると、このままお蔵入り事業になってしまいそうな気もしますが・・・。

 というわけで、制服マニアには周知のファミレス・馬車道が、意外な新業態に進出しようとしていたというお話でした。
 このことに気づいた時、小生の脳裏には、紫の矢絣と袴を身にまとい、ブーツを履いた「はいからさんが行く」スタイルのすみれ女史が、給電司令所でモニターを監視しながら電話を握りしめ、「今日の寒さではきっと、現在フェア中の『あつあつビーフシチューハンバーグセット』が出るに違いない! オーブンのフル稼働に備え、全ボイラーを点火せよ!」などと指令を出している場面が、浮かばずにはいられませんでした。

※2012.4.19.追記
 この話をツイッター上でもさわりを紹介したところ、予想外に多くの方の関心を惹いたようで、ありがたい限りです。その反響のうち、流れ去るには惜しいものを一つ記録させていただきます。当ブログでも以前、著書『速水螺旋人の馬車馬大作戦』『靴ずれ戦線』を紹介した、速水螺旋人先生のツイッターです。
Хаями Расэндзин@東京練馬@RASENJIN
馬車道の発電所は意味もなく湯気を噴出するスチームパンクマシンであって欲しい。それに群がるはいからさんスタイルの娘さんたち。飛び交う号令と復唱。急を告げるベル。よくわからないクランクやカム。
2012年4月19日 - 1:24
 螺旋人先生には是非、このスチームパンクなイラストを・・・!

※2012.9.26.追記
 何とこの、「はいからさん発電所」ネタをイラストにして下さった方が!

 「證詞の百合花」より:「馬車道発電所」

 ありがたい限りです。ぜひご覧下さい。
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by bokukoui | 2012-04-18 23:59 | 制服・メイド

「メイド服」販売のキャンディフルーツが『パンチ』のメイドを衣裳化

 すっかり同人から遠ざかって久しい小生ではありますが、その昔こんな同人誌を出しておりました。

f0030574_4453461.jpg『英国絵入諷刺雑誌
『パンチ』メイドさん的画像コレクション
1891~1900』

 今MaIDERiA出版局のサイトが表示不能状態なので(問い合わせしてますが返事が来ません)、とりあえず表紙の写真を左に示しておきます。
 で、この同人誌は、19世紀英国を代表する雑誌『パンチ』の19世紀末十年分から、「メイド」らしく見えた画像をひたすら集めた資料集です。この改訂版は2006年夏に発行(当ブログのこちらの記事のリンクを辿っていただければ、編集の過程がお分かりいただけようかと思います)しまして、改訂に際し画像のキャプションの翻訳に英文学者・小池滋先生のご助言をいただくという、およそ同人誌には贅沢なことをした、小生としても思い入れの深い、出来映えも自信ある一冊です。もっとも、これだけのことをしたもんで、結局後が続かなかったんですけど(苦笑)

 さて、しばらく前に、「メイド服販売」を行っておられる衣裳メーカー・キャンディフルーツの方から、突然メールが来ました。
 その内容をかいつまんでご紹介しますと、「貴殿が発行された『英国絵入諷刺雑誌『パンチ』メイドさん的画像コレクション 1891~1900』に掲載されていたメイド服を実際に作ってみたので、出典として同人誌の名前を挙げて宜しいか?」というものでした。
 率直に言って、自分の作ったものにこんな反応があったということは、心が月面宙返りくらい捻くれている小生でも、素直に嬉しいものです。ので早速OKしましたが、その『パンチ』の挿絵を元に開発されたというメイド服は以下のリンク先をご覧下さい。
史実に基づいて忠実にキャンフルが作ってみたロングメイド服♪専用エプロンもセットです♪ヴィクトリアンメイド服

クラシカルなメイドさんに憧れるかた必見!すさまじくエレガントなメイド服の登場です♪
イギリス、ヴィクトリア朝時代に貴族の家に雇われていた女中たち☆その当時の風刺画集を資料としてキャンフルが少し現代アレンジを加えてつくりました超自信作のロングメイド服です★
なんといってもエプロンのVの字カットがすっごく綺麗なシルエット♪
これは実際に着てみて、全国のメイドのみなさまにも実感していただきたいです。♪
もちろんワンピースにもこだわりまして、胸元には広いピンタックが横向きに縫われていてさりげなくもしっかりとアクセントになっています♪
Vカットのエプロンからチラッと見えるピンタックが締まります★そして肩に2重のプリーツひだが付いていて、パフスリーブとは全く違ったボリュームのあるお袖となっています♪
 ホントは写真を引用できたら良いんですけど、流石にそれは遠慮しておきます。
 で、キャンディフルーツさんのサイトを拝見すると、やはり色とりどりでスカートも短い「メイド服」の方がバリエーションも多いようです。そんな中に、より当時に近いスタイルの衣裳も参入することで、コスプレ衣装という表現の世界がより一層豊かになれば、と思います。この「ヴィクトリアンメイド服」が一人でも多くの方の手に渡ればと思いますが、やはり同時にこれが売れて第2弾の「歴史的」スタイルのものが登場したら、それはそれで嬉しいことです。
 同人誌発行当時、「コスプレの参考にもなりますよ」などと来場者にセールストークで売り込んでいた者としては、今回のことは我が意を得たり、というところで、大変嬉しく思う次第です。小生の同人誌に目を留め、このような企画を実行して下さった、キャンディフルーツの関係者の方に心より御礼申し上げる次第です。

 ところで、リンク先にも画像がありますが、そのキャンディフルーツ「ヴィクトリアンメイド服」の元になった『パンチ』の漫画とは、以下のものです。同人誌の頁をデジカメで取り込んで掲げておきます。
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『英国絵入諷刺雑誌『パンチ』メイドさん的画像コレクション 1891~1900【改訂版】』
p.54より 原典は1898年1月22日付『パンチ』 作画は J.B.Partridge(1861-1945)
(この画像はクリックすると拡大表示します)

 拡大表示するとキャプションの英文が読めると思いますが、一応以下に書き出して、拙訳も蛇足ですが付しておきます。このキャプションはわかりやすい方なので、自力で訳したものです。
Grandpapa. "WELL, LITTLE LADY, WILL YOU GIVE ME A LOCK OF THAT PRETTY HAIR OF YOUR?"
Marjory. "YES,GRANDPA'; BUT"―(hesitating)―"I DON'T FINK ONE OF LOCK WOULD BE ENOUGH, WOULD IT?"


(拙訳)
祖父「可愛い子や、お前の綺麗な髪をひと房もらえないかのう」
マージョリー「はい、おじい様。でも―(口ごもって)―ひと房で充分なの?」


 ・・・さて、ここで終わっておけばいいのですが、数年ぶりに同人誌を見返していて、上掲画像をつくづく眺めているうちに、小生はハタとあることに気付いて愕然としました。

「立っている女性は、どうもキャップを付けていないように見える」

 ということはですね・・・メイドじゃないんじゃないかと。キャンディフルーツさんがこの服を採用したのは、肩の辺りがフリル状で賑やかだからだろうと思いますが、メイドにしちゃ派手ですよね。同人誌の他に採録した画像を見ても、似たようなのが見当たりません。つまり、女性の前に女の子が立っているを、女性がエプロンしているのと見間違えたんじゃないかと・・・。
 もっともエプロンじゃないとすると、では女性の服の胸当ては何だということになり、胸当てがV字型になっているエプロンを着けたメイドやウェイトレスの画像は幾つもありますので、エプロンの下が女の子で隠れているのをパートリッジが(やや)適当に描いたのだとは思いたいところです。
 まあその、元はといえば文献調査2日・翻訳編集3日で作った同人誌ですので、多少の粗はご海容いただきたく・・・ヴィクトリア時代の衣裳には間違いないし、お下がりを貰うメイドさんはよくあったはずで。

 どうもオチがすっきり行かないのが我が人生。
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by bokukoui | 2010-12-13 23:59 | 制服・メイド

『英国メイドの世界』関連の蛇足 附:近況

 今月も例によって沈滞しており、上旬はブログ更新をする気力もなかった有様で、その後もしばらく間が開いております。所用に追われても進まず、『COMICリュウ』の先月発売号を読む気力もないまま次号の発売日が来てしまいました。
 そんなここ一月の症状には、尾籠な話ですが下血が続いておりまして、そんな中でも気力を奮い立たせて某学会の大会に行った(ここで聞いた話は非常に興味深いものが幾つもありましたので、当ブログでも紹介できれば・・・と思うのですが)ところ、小生が大変お世話になっている某大学のT先生に久しぶりにお会いしました。T先生に近況を申し上げたところ、先生はにこにこしながら「昭和63年の流行語大賞ってやっぱ『下血』だよねぇ~」と仰いました。
 斯様に、余人を以て代え難いセンスを持った師や朋友に恵まれた自分は、幸せ者だと痛感しました。

 それはともかく、先日の「久我真樹『英国メイドの世界』発売を祝し11月11日付けで一筆」の蛇足記事というか備忘を書いておきます。まあ下血並みに、小生の心の中のわだかまりを放出したに過ぎないものです。

(メモ的なものでまとまっていませんのでお暇な方のみどうぞ)
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by bokukoui | 2010-11-19 23:57 | 制服・メイド

久我真樹『英国メイドの世界』発売を祝し11月11日付けで一筆

 いろいろあってブログの更新が滞っておりますが、何とかリアルでは動いて仕事を片付けようとしています。とはいえなかなか思うに任せないのは例の通りで、ブログに回す余力もしばらく乏しそうですが、それでも本日付でどうしても更新しなければならない話題ですので、特に一筆を。

f0030574_23483911.jpg メイドについての知識系同人誌の書き手として夙にその方面では有名な、サークル「SPQR」の久我真樹さんが、これまで発行した同人誌を集大成して、商業出版されました。その本が、本日発売されたのです。

久我真樹著 / 撫子凛・宮鼓画
 小生も随分以前から存じ上げておりましたもので、このような形でまとまるということに大変感慨を覚えます。何より、倦まず弛まず、これだけの資料を集めまとめられたことに、心からの敬意を表します。小生は歴史系メイドの同人活動を諸事情によりフェードアウトしてしまったヘタレなもので、より一層そう感じる次第です。商業出版となったことも、その成果の大きさが広く認められた現れであり、「メイド」のみならず、同人文化全体の興隆にとっても喜ばしいことと思います。

 さて、小生は久我さんのブログで本書の発売が11月11日であるということを知った時に(ちなみに奥付の発行日と実際の発行日が前後することはよくありますが、本書は奥付も11月11日です)、いささかの感動を覚えました。もし久我さんがこの日付を指定されたのでしたら、その慧眼には頭が下がりますし、もし偶然でしたら、それは――神の啓示かもしれないと、半ば真面目に思います。
 そういうわけで、なんとしても本書をこの日に手に入れなければならない、という強い思いに駆られましたが、所用を済ませて大学に向かう途中神保町に立ち寄り書泉や三省堂を探索しても発見できず、そこで大学に行った帰途、秋葉原に脚を伸ばし、アニメイトで漸く発見しました。どうも書泉などは12日に置くようです。

 さて、本来なら内容紹介や感想を書くのが筋ではありますが、なにせ久我さんの十年の活動を詰め込んだ、650頁(!)になんなんとする大作だけに、とても一口に述べられませんし、そもそも久我さんの同人誌のあまり良い読者ではなかったと自覚している小生には、適当な任務ではありません。より直截には、そもそも時間がない上に、「積ん読」本の山が順調に隆起しているということもありますが・・・。
 で、なぜ「良い読者でない」かについては、これまでメイド趣味界の長老・酒井シズエ翁のところでやっていた「新春メイドさん放談」各年次をご参照いただければ幸いです。

 そんなわけで、直接内容紹介や書評にまで踏み込むことは小生の手には余ることなのですが、大変恐縮なことに久我さんのブログで、今夏小生の書いたものを取り上げて下さったことが何度かありまして(「メイドブームの終焉は『衰退』か、『定着』か」「補足・メイドブームの断続性と連続性を考える」など)、それと絡めて、このような書物が今出版されたということはどんな意味があるのだろうか、それは「歴史」が如何に現代社会で「消費」されるのか、という一歩引いたレベルで一筆しておきたいと思います。それがまた、小生が「11月11日」という日付に感じるところがあった理由でもありますし。なお、これらのテーマについても、以前に「新春メイドさん放談」の、特に昨年度や今年度のそれで語ったことと重なっていると思いますので、やはりご参照いただければありがたいです。

 大雑把に言えば、現在ブームとしての「メイド」は終焉を迎えており、創作物の範囲では「メイド」であること自体に重点的価値を置いたような作品はあんまりない代わり、作品中のキャラクターの「属性」としては定着したのではないかと思います(というほど漫画とかアニメとか見てはいませんが)。あと、美少女だの美女だのが登場する漫画やアニメでは、大体一度は展開上の必然性を欠いた「水着回」があったものですが、今では学園モノで展開上の必然性を欠いた「メイド回」があったりしますね。昔の「土曜ワイド劇場」の温泉シーンみたいなもんですか(笑)
 しかしてブームが去った今、「メイド」関係で一番、ブーム以前と後で変化が生じてしかもその影響が世間に広く残っているのは、やはり「メイド」喫茶だろうと思うのです。何よりそれは、「オタク」のコンテンツの中にとどまらず、一般のメディアにも広く取り上げられて認知されるに至ったからです。
 そして「メイド」喫茶の多くの運営状況や顧客の行動を忖度するに、言ってしまえば日本の「メイド」にとってヴィクトリア朝の史実の具体的様相は、ほとんどどうでもいいわけです。僅かに背景世界としての意味があったとしても、それはファンタジーRPGの世界設定程度の意味も持っているかどうか、という、本質ではないフレーバーの域にとどまっており、フレーバーとしてすら史実にどれだけ基づいているのか怪しいモノです。「戦国居酒屋」もまたその類例ですよね。

 ですから、こういった受容のされ方をした「メイド」について、微に入り細をうがって史実を解説した書物が広く世に問われた時、この本自体がどのように受容されるのか、それが大変気になるわけです。「オタク」な人々が「メイド」について何か認識を改めるのか、改めないのか、「オタク」でない人々にどんな影響を与えるのか、その展開に注目していきたいと思います。
 現在のところ、ヴィクトリア朝と現代日本の「メイド」のつながりは、極めて稀薄かつ間接的なものにとどまっている(小生はアメリカの1950年代文化が間に挟まっていると考えていますが)といえますが、このような本の登場が、つながりをどう変えるのかということは、歴史と社会の関わりとして、大変興味深い実例といえます。
 「メイド」ブームというのは終わって、新たな時代が始まる――かもしれない、そんな節目にこの本は登場したのではないか、そんな歴史的使命があるのではないか、そんな風にも思われるのです。

 しかしまたそれと同時に、別な形でのヴィクトリア朝と現代日本文化との共鳴は存在する、とも小生は考えています。それは以前に「わたしのリコネクションズ~メイド・非モテ・倒錯の偶像・高山宏など」の記事などで書いたのですが(MaIDERiA出版局サイトにも類例のコンテンツがあると思いますが、夏以来読めなくなっているので早急に復旧します)、全体像より細部にこだわり、悪趣味に畸形化していくという、『ヴィクトリア朝の宝部屋』の指摘する文化のパターンにおいて、ヴィクトリア朝とオタク文化は似ているんじゃないか、ということです。
 で、例えば、今年度の「新春メイド放談」で酒井翁が「男の娘」メイドの隆盛に戸惑いを述べておられますが、ロリ→男の子という流れはまさに『倒錯の偶像』でダイクストラが指摘している19世紀の文化的傾向と同じなわけです。そしてその流れは世界大戦のカタストロフに繋がるのであります。世界大戦で「英国メイドの世界」は崩壊するわけですけど、オタク文化もカタストロフに近づいているのではないかなあ、なんてことも感じたりするわけです。
 更に妄想を逞しくすれば、小生は「メイド」ブームの残した最大のものは「メイド喫茶」で、その「メイド喫茶」的文化の行き着いた一つの帰結が「今田なお」なんじゃないかと最近思っています。そして彼女の発言に垣間見られる、ジンゴイズムや黄禍論を彷彿とさせる主張(これはネット上の「オタク」の少なからぬ範囲に共通するでしょう)もまた、まことカタストロフ前夜を連想させる訳ですが、これは流石に妄想が過ぎるかもしれません。

 なんだか例によって話が逸れつつあり、おまけにもはやこれ、出版お祝いの文章じゃなくなってますね(苦笑)。久我さんには無礼の段を重ね重ねお詫び申し上げます。
 ただ、「メイド」をブームに押し上げたオタク文化がカタストロフを迎え、歴史が一度目は悲劇として二度目は喜劇として繰り返されるのであれば、オタクたちがお笑い沙汰のヴェルダンやパッシェンデールに屍の山を築いたとしても、そんなことになっても絶対に、久我さんの本の価値は変わることなく後世の必要とされる人々に受け継がれることは間違いありません。その時になって初めて、本書の真価は大きな輝きを見せるのかもしれません。

 なお、11月25日に、秋葉原の異色の「メイド」喫茶・シャッツキステで、本書の出版を記念し久我さんも登場されるイベントがあるそうです。小生も余裕があれば是非見学したいと思いますし、出来ればその日までに、以上のだだ漏れ妄想をもうちょっとまとめた記事にしたいと思います。それよりMaIDERiA出版局サイトの復活の方が先でしょうが。
 また、既にエキサイトニュースでも取り上げられていて、更にアキバBlogでも記事になっていて、今後の反響も注目です。
 改めて、『英国メイドの世界』出版を祝い、久我さんの積年のご努力を心から讃える次第です。


 以上、話が千々に乱れ無闇と長くなってしまいましたが、斯様な妄想を小生が抱くに至ったのも、11月11日という日付のなせる魔術と、何卒ご海容下さい。
 蛇足ですが、11月11日は、第1次世界大戦の停戦記念日です。
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by bokukoui | 2010-11-11 23:59 | 制服・メイド

「メイドさん放談2010」公開のお知らせ その他ネット関係

 このところ、一日中眠いのにいざ寝ようとするといっかな眠れず、無闇と食いたくなる割に消化器の膨満感も絶えず、ひたすら懈さに丸まっているような日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。そんなこんなで、今週初めには更新しておく筈だった本記事も、週末になってしまいました。

 というわけで、毎年恒例の、


 が先日公開の運びとなりました。ご関心のある方は是非ご覧下さい。
 今年の記事公開は、昨年よりは早かったとはいえ、放談出席者が減った割に遅れたのは、相当部分小生の責であることをお詫び申し上げます。そんなに放談前に呑んだ覚えはないのですが、読み直してみて自分でもハテどういう趣旨の発言なのかしらん? と頭を抱え込むような箇所が少なからずありまして・・・一応直してはみましたが、意味不明の箇所への苦情などありましたら本記事のコメント欄にでもお問い合わせ下さい。あ、酒井翁への絶賛のコメントは、翁のブログのアップ告知記事にお願いします。

 ところで放談中に、酒井翁に『「メイド喫茶の起源はSM倶楽部ではなかろうか」論』という同人誌をご紹介いただき、貸していただいて読みましたが、これは確かに面白い同人誌です。小生が以前ブログに書いて編集の上サイトにアップしておいた記事「メイド徒然話~メイドさん=スパゲティ理論 或いは「メイド喫茶」批判再考~」というのがありましたが、この記事で小生はヴィクトリア朝からアメリカを経て日本にSMなどアングラ文化の形で「メイド」が入ってきたのではないか、と指摘しました。『「メイド喫茶の起源はSM倶楽部ではなかろうか」論』は、SMクラブのイメージプレイから「メイド喫茶」に至る流れを、風俗に関するいろいろな雑誌記事などをもとに説明しておられます。「ロールプレイ」という発想で、SMクラブなんかと「メイド喫茶」を繋いだのは、なかなか説得力があります。機会があれば、タコシェで探してみようと思います。
 本来ならここで、この同人誌の所論について考えたことなど一筆してみたいのですが、なかなか余裕がない以上に、「メイド」方面の感度が鈍ってしまって、どうも思い付きが発展しません。そのうち『倒錯の偶像』を読み直して何か書こうとは思ってるんですけど。この本を読めばまた触発されるところはありそうなんですけどね・・・畢竟、「メイド」方面に関して何か新たな知見を得ていないからだとは分かっているのですが。このカテゴリの更新も去年の放談の告知以来ですね。

 ことのついでで申し訳ないのですが、「メイドさん放談」中でも触れている、資料系メイド同人の雄として著名な、今度商業出版されるという、spqrの久我さまから、上に挙げた拙稿についてメールをいただいたことがあるのですが、久我さまに返事をしないままにしてしまったことがあります。この場で伏してお詫び申し上げます。
 小生はどうも「メール」という媒体が極めて苦手なので、失礼の無いような返事をしようとするあまり、そのまま返信不可能状態に陥ることがあります。返事をしない方が失礼だと理屈では分かっていても、こればかりは治らないままです。社会不適格者ですみません。ブログのコメント欄なら多分返信すると思いますので何卒・・・
 ご無礼の段、重ね重ねお詫び申し上げる次第です。


 なお、自分でも久しぶりに上掲サイト記事を閲覧してみたところ、半年以上MaIDERiA出版局サイトを放っておいたために、ページの先頭に広告が勝手に掲載されていました。いつの間にやらそんな仕様になっていた模様です。おまけにアクセス解析がサービス終了だとかで、取り敢えず半年放置はまずかろうと「よりぬき『筆不精者の雑彙』」を半年ぶりに更新し、アクセス解析を外しておきました。もっともまだ広告が消えていないようなのですが・・・
 サイト内広告といえば、エキサイトブログが来月から無料サービスのブログに広告を表示させるそうです(→「7月からの記事内広告表示に関するお知らせ」)。世知辛い世の中ではありますが、無料サービスのユーザーとしては文句を言うのもなかなか難しいところです。ただ、実施の半月前になって、メールではなく、ブログサイトのトップやブログ投稿画面の「お知らせ」コーナーにひっそりリンクされているだけという、こそこそした告知方法はまずかっただろうと思います。しばらく放っている(小生も半月くらいログインしなかったことは過去にあります)ユーザーにとって不意打ちになりますので。
 なんか「引っ越してやるー!」的な声が上掲リンク先に多いのは宜なるかなではありますが、当ブログについては、過去の記事にリンクして下さっている方も多いことを鑑み、移転はしないつもりです。というか、面倒なので(苦笑) ですが、当面は来月からブログに広告が入るらしいので、その旨ご承知下さい。
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by bokukoui | 2010-06-25 22:33 | 制服・メイド

酒井翁土用に立つ

 メイド趣味業界の長老(?)酒井翁主催の毎年のイベント「新春メイドさん放談」が、実は今年も開催されていました。それが昨日、酒井翁のサイト「旦那様と呼んでくれ」にて、いよいよ公開の運びとなりました。昨年度の放談の公開が遅れた要因の少なからぬ部分は小生に責任がありましたが、今年はそうではありません。多分。もっとも、口語に通常使わないような語彙を早口且つ低音で話すので、テープ起こし作業の妨げになったこと夥しいとは自己批判します。

 閑話休題、こちらからどうぞ。

 新春メイドさん放談2009

 今年は昨年までのメンバーに加え、驚きの豪華新メンバーが加わっております。是非。

 とはいえ最近そっち方面(メイドとか制服とか)の活動は全くしておりません。ただ、以前貨車用の転車台が発掘されたのを見に行った、そしてその後公園として整備された象の鼻パークに、最近ようやく時間を作って整備と保存の状況を見てきました。その写真も近いうちにアップしたいと思いますが(追記:アップしました。こちらへどうぞ)、その調査の帰途、みなとみらい駅から電車に乗ろうとした時に、ふと思いついてランドマークタワー地下のアンナミラーズを尋ねたら、盛業中で思わず入店してしまいました。アンミラで眼鏡のウェイトレスさんを(しかも二人)見たのはあんまり記憶にありませんで、印象に残っています。
 アンミラも調べてみると高輪とみなとみらいしかもはや残っておりませんが、ここみなとみらいは時間と曜日もあったでしょうがかなり流行っているようで、一安心でした。赤坂店が閉まっていたのは衝撃でしたが・・・。
 閉店といえば、明治大正の女学生をイメージしたという袴な制服のウェイトレスさんが居るファミレス・馬車道の、霞ヶ関の合同庁舎にあった支店は昨年閉店していたそうです(上掲放談の脚注参照)。
 ところで袴な女学生といえば、当ブログで長いこと記事を書くのをさぼっていた『月刊COMICリュウ』にコミカライズ作品が連載の「大正野球娘。」がアニメ化されて現在放映中だそうです。と人ごとのように書いてますが、まあ実は見てたりします。その話も余裕があれば書きたいですが、なかなかなさそうです。

 話がとっちらかったので締めに、これまでの話と関係ないけど爽やかな写真を一枚。
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 昨日、自宅付近で撮影した虹。これだけ立派なのは、長らく見た覚えがありませんでした。
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by bokukoui | 2009-07-20 23:59 | 制服・メイド

冬コミ:『KAMPANIA Vol.1』並びにMaIDERiA出版局の状況

 前回の記事でデモの様子をお伝えした「革命的非モテ同盟」古澤書記長が、来る冬のコミケット75で同人誌『KAMPANIA Vol.1』を発行するそうです。
 ついては、サイトやらブログやらを持っている徒輩はそれを宣伝すべし、というメールが書記長から関係者一同に送られてきました。無視するつもりだった小生も諸般の事情により協力やむなしということになり、ここに書記長が送りつけてきたコードを貼り付けておく次第です。

kampania

 関係者というのはその同人誌に寄稿した人々のようで、とは即ち小生も書記長から原稿を依頼されたのでありますが、さて書記長のブログに掲載された『KAMPANIA Vol.1』の表紙の画像を見ると、「墨田東公安委員会」なる名前が印刷されているのはこは如何に。
 文句を言った所、書記長は「締切ぎりぎりだったじゃないですか」とか何とか言い返してきましたが、原稿を最後に出したのは実は小生ではなかったりします。大体、論文作業で忙しい上に、「非モテは社会問題か?」なんてお題では、筆も滑らぬというものです。折角「京成電気軌道における後藤国彦~大和田悌二との関係を中心に」という、歴史学的に新たな発見を寄稿してあげようと申し出たのに却下したのは書記長だし(そら却下するわな)。

 というわけで、自分が担当した原稿の内容については正直自信を持ってお勧めするわけにはいかないのですが、しかし労働収容所組合氏が「数学と非モテ」「宗教と非モテ」というテーマで原稿を寄せておられるそうなので、そこは(そこだけは)お金を払って読む価値があるだろうと思います。
 なお、リンク先のラーゲリ氏の記事中で、クリスマス粉砕デモ記事中でも触れた書記長の卒論に関して、氏が評論をしておられますので、ご興味のある方は是非ご一読ください。

 さて、人様の宣伝ばかりするのも何なので、一応自分の話も。

 久しぶりに、三日目(30日・火)西2ホール 「す」09b で参加することと相成りましたが(書記長のとことも近所ですな)、学会報告で忙しかった関係上、オフセット印刷の本を拵えるわけにはいきませんでした。しかしなにもないのも寂しいので、溜まっている資料のコピーを綴り合わせたコピー本を、一日で拵える予定です。つまり、前に構想を示した英国諷刺雑誌『パンチ』の記事集成の第1次大戦版『「戦時下」のメイド』の、そのまた試作版というか、そんなものです。完全版は出る・・・日が来るのかな?
 ちなみに戦時中の『パンチ』の漫画とは、以下のようなものです(これはメイドさんが出てこないので、同人誌に収録することはしません)。この画像はクリックすると拡大します。
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王立ロンドン動物砲兵隊

 これは1917年新年号の漫画です。ドイツに空襲されるので、ロンドンは動物園でも武装、というわけですが、このブログでも以前取り上げた『速水螺旋人の馬車馬大作戦』に出てくる、ディプルカプル王国の戦象部隊と同じような発想ですな。
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by bokukoui | 2008-12-26 23:41 | 制服・メイド

なにもないお詫びと数少ない話題(空幕長・コスカ)

 しばらく間が開いておりますが、あと一週間に迫った学会報告の準備に追われており、しかも知恵熱でも出たのか一日ひっくり返って余計時間を食ったりして、例によって例の如くどたばたしております。

 そんな昨夕、テレビでテロップの流れたこんなニュースを知りまして。

 <航空幕僚長>「侵略国家は濡れ衣」と論文 政府が更迭
 <航空幕僚長>田母神氏更迭 過去にも問題発言、隊内に衝撃
 「歴史の真実ごまかし」と韓国 声明、日本政府批判は避ける

 この幕僚長、確か今年の東大五月祭で講演を行ったのですが、自衛隊の偉い人の講演だからと聞きに行った小生の友人諸氏(小生は行きませんでした)達が、後で口々に「トンデモだった」とこぼしておりました。で、やっちゃったわけですね。こと自民党政権に批判的な小生としても、この決定は評価したいと思います(なぜ今までほっといた、というのはまた別ですが)。韓国の反応も相応だし(韓国の反応の記事にTBしているブログ記事の内容は相応とは思えないものばかりですが。※追記:小生の記事より前の時点の執筆の記事に対しての評言です)。
 それにしても、安倍元首相との縁が囁かれていた「アパ」グループ主催の論文募集とは何だろう、と少し好奇心を起こして見にいってしまいました。友人がリンクを張っていたので。

 アパグループ第1回「真の近現代史観」懸賞論文募集

 ・・・・・・。

 内容については、講演会に行った友人諸氏の感想以上のことを書く必要を感じません。
 しかし「論文」というのだから、せめて小見出しのついた構成ぐらいにはなっているのだろうと思っていたのに(ゴースト立てて形だけでもそれらしくしていない点、つまり直筆の公算は高いという点だけは評価できます)、長さがこんだけしかない?
 31文字×27行×8ページ半=300万円。
 400字詰原稿用紙一枚あたり16万8669円61銭8厘4毛。
 流行作家顔負けですね。

 この件について、ラーゲリ氏が「最優秀300万、優秀30万、佳作1万という設定は不自然、最初から300万空幕長にやるためだったんだろう」と指摘しておられました。確かにそうかも。
 最初、この内容で300万ならいっちょ小生も、渡部昇一先生の「傾向と対策」をふまえれば行けるんでは、と思いましたが、縁がないと駄目そうですね。もしかすると次回募集はないかも知れません。まあ、「アパ」グループは「真の耐震補強」の論文でも集めた方がいいと思いますが。
 それにしても、この「論文」、結局何が言いたいのかがちっとも分からない、論文を貫く論旨もストーリーも見えてこないのですが、そもそもこのような論理構成力で空幕長が務まっていたのかということに、心底「国防の危機」を感じました。自衛隊の威信が低下することは、国益を損ないます。
※追記:このアパグループ懸賞論文が冊子化されたものを入手しました。こちらの記事をご参照下さい。


 つまらない話は置いておいて楽しい話をしたいのですが、明日は制服系同人誌即売会・コスチュームカフェですね。21回目とは、100回に達したガタケットほどではないにせよ、なかなか結構な回数です。
 が、報告準備に追われる小生には参加の叶うはずもなく。どうも最近、都合の合わない開催日程であることが多い気がします。もっとも、行ったところで頒布物もないのですが・・・そろそろこっち方面は撤収の時期かなとも折々思います。

 やはり楽しい話にはなりませんね。
 そんなわけで制服やらメイドやらの話にはすっかり疎遠になって、新しいことは何も知らないし新しい展開も無い状況で、このままフェードアウトだろう、という予感を抱いていたところ、最近あらたな驚くべき動きがありました。
 それは、本邦メイド界最長老の酒井シヅエ翁が、年一回の更新しかしていないと思われていたサイトにブログを開設されたというのです。

  メイドさん備忘録

 米寿の翁にしてこの活動ぶりとは、若輩者として身の引き締まる思いです。いよいよメイド業界もミネルヴァの梟は黄昏に飛ぶという感もなくもないですが・・・。
 あとは翁が呆けて更新を忘れてしまわないことを祈るのみです。

 しかし今の小生、米寿は米寿でも、経済雑誌と表紙に書いてあるはずなのに、扉の写真が「米寿を迎えられた頭山満翁」という怪しい雑誌の記事を史料に報告の準備をせねばならないので、メイド・制服ネタはやはりおあずけなのでした。この雑誌の話は、それはそれで面白いんですが、一般受けはしそうにありません。
 なかなか、楽しい小ネタ一つ書くのも思うままにはならぬご時世であります。
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by bokukoui | 2008-11-01 21:48 | 制服・メイド