カテゴリ:制服・メイド( 84 )

コミケ準備おおむね完了

 今日はコミケの一日目でしたが、小生はようやっと支度が整ったというところです。
 というわけで、今更ですがコミケ情報のおさらいを。

  MaIDERiA出版局:3日目 東4ホール レ36b

〇頒布予定物

『メイドの時代の黄昏
        第1次大戦直前の英国メイド事情【無料配布先行試作版】』

・・・一応今回の新刊。1916年に発行された、英国の女性の家事使用人に関する報告書を翻訳したもの、の冒頭部分。ページ数僅少につき無料。(B5・12ページ)

『英国絵入諷刺雑誌『パンチ』
       メイドさん的画像コレクション 1891~1900【改訂版】』

・・・昨年発行した同人誌の改訂版。収録画像数自体は同じだが、キャプションの解説を小池滋先生のご助言も得て大幅に増強。画家データも追加など情報面では大進化、ページ数も4ページ増えて、でもお値段は据え置き。(A4・72ページ)

 以上の二点が一応「目玉」となっております。

『不完全メイドさんマニュアル【拾遺】』
『不完全メイドさんマニュアル』

・・・おなじみの『ビートン夫人の家政読本』翻訳本。息長くご愛顧いただいております。在庫つくり足しておきました。

『メイド記念日』
・・・しつこく売り続けています。

 在庫の内容の詳細は、MaIDERiA出版局サイト同人誌ページをご参照ください。

 明日は、ゆ-04aの東大戦史研究会でも売り子の手伝いをしつつ、一部MaIDERiA出版局の同人誌も委託で置かせてもらう予定です。

 これで大体準備完了かな? ・・・あ、ペーパー作らなきゃ。
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by bokukoui | 2006-08-11 23:59 | 制服・メイド | Trackback | Comments(0)

雑話

 一昨日の記事に、ホーンブロワーの愛読者で最近帆船ゲーム "Wooden ships and Iron men" に凝っているK氏からご指摘を戴きましたが、なんでも『エマ』は帆船の描写も変だけど、ボートの描写はもっと変である、だそうです。
 慌ててページを繰ってみたところ、なるほど変です。3巻35ページをご参照ください。日本の鋸は引いて切るが西洋の鋸は押して切る、といいますけど、ボートのオールは押すものではなく引くものですよね。ヴィヴィたん、漕ぐ方向が逆です。ゴンドラを間違えて逆漕ぎをするお姉さんの話は別な漫画であったかと思いますが(「ヴェネツィア」「漕ぐ」と聞くとガレー船のことだと思うのが普通・・・でもないか)、『エマ』もそんなネタがあったとは。
 うーむ。やっぱ森先生、アウトドアになると描写の細部を考えるのが面倒になってしまうのかな?(記念碑的建造物を除く)
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by bokukoui | 2006-08-09 23:58 | 制服・メイド | Trackback | Comments(0)

コミケ予定

 だいぶ表題の件も日時が迫ってきましたが、今日は良いお知らせと悪いお知らせがあります。

良いお知らせ:新刊『メイドさんの時代の黄昏』は無料配布と致します。
悪いお知らせ:つまり新刊は全然進捗していないので、暫定版しか出ないということです。

 誠に申し訳ありません。
 『英国絵入諷刺雑誌『パンチ』メイドさん的画像コレクション 1891~1900【改訂版】』は無事に印刷が完成しました。ちょっと印刷の色が濃いような気がしますが、そして慌てて入稿したので若干直し忘れた箇所が残っておりますが、全般として内容は大いに向上したものと考えております。
 というわけで、毎度のことながら龍頭蛇尾な結果に終わり申し訳ありません。内容自体はそれなりに興味深いと思うのですが・・・第1次大戦直前に、女主人とメイドとから合計一千通以上のアンケートを取って使用人を巡る状況について検討した報告書の、冒頭部分(苦笑)を翻訳しております。メイドさんの時代が終わりつつある時代の状況をよく表す資料と思いますので、ご関心のある向きは是非お越しください。ペーパーも作成予定。
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by bokukoui | 2006-08-08 23:57 | 制服・メイド | Trackback | Comments(0)

人の書評を書評する

 いろいろ煮詰まっている状況は変わらないのですが、といって愚痴ばかり書くわけにも行きませんので、何か書こうと思うのですが、しかし一から長々と自力で書く気力が無いので、人様の記事を紹介することでお茶を濁させていただきます。

 それは、2ちゃんの801板(笑)で、森薫『エマ』の書評があったというものです。もちろんこれはたんび氏にご教示いただいたものです。出典はこちら
当初、本格ブリティッシュロマンというコピーに惹かれ、私は貴女に出会いました。
GUIDE→GAID や Jones→Jounse とひどい誤字の多い貴女でしたが、
外向きにドアが開いたり、19世紀末に車を乗り回したりと時代考証がいい加減な貴女でしたが、
ムーミンに鼻がついたようなキャラの顔と、帆船の絵がひどい貴女でしたが、
まあ漫画だからとそんな瑣事は見なかったことにして私は貴女の描く穏やかに進むストーリーにほれ込んでおりました。
優柔不断な長男、意地っ張りな次男、気の弱い末弟、傍若無人なインドの貴公子。
どれも私のいけない心をくすぐってやみませんでした。
そして何よりも長男のパパ×執事という組み合わせで
私のおじいさま萌えに灯をともしてくれたのは貴女です。

そして最終巻。
あの展開で最終巻という事に、まず疑問を感じざるを得ませんでした。
きっと貴女なりの大胆で、素敵な終わり方があるのだろうと納得させながら頁をめくります。
そして不安になりながらページの少なくなる中、ふつふつと嫌な予感は迫って参りました。
一方的に婚約破棄された彼女の立場はどうなるのですか?
あの能天気な長男はあれで幸せ幸せでよかったですね。
せめて恋仇である女同士の対決はあって然るべきではないのでしょうか?
あなたは、自分の大好きな主人公を幸せにしたかっただけなんですね。

さようなら、森薫先生。
結局貴女も、貴女自身が軽蔑するその辺りにあるなんちゃってメイド漫画と大差なく、残念でした。
イギリス萌え=本格 と履き違えてるその姿にできれば早く気づいてほしいです。
渋いパパとおひげの執事だけは冥土の土産に貰っていきますね。
 801の人も読んでいたというところが面白いのですが、我々が対談で述べていたことと共通する面があるのも気になる点です。
 ところで、そんなことは置いておいて、そういえば森先生の船の絵はあんまり注意して見てこなかったなあと思い、書棚から引っ張り出して見直してみましたが、なるほどこれは問題ありますね。19世紀末に外輪船はちょっと(川蒸気なら別)と思いますし、ヤードとかバウ・スプリットとかも変な感じで、あと旗が違いますね。商船旗は国旗と同じ国が多いですが(日本も、つうか日本は商船旗を国旗にしちゃったようなもんですな)、七つの海を制覇した英国商船の旗は、国旗とはちょっと違います(こちら参照)。
 そういえば鉄道に関しても、以前書き忘れたこととして、グレート・ノーザンのような幹線は19世紀当時から複線だったということがあります(あと19世紀末なら信号用の電信柱が線路際に立っているような・・・)。英国の鉄道は最初から大資本を投下して、高架橋や切通しを使った頑丈な線路を作り、今尚ほとんどそのままで200キロ運転をしていたりするので、その点原形をとどめぬ程改良工事をやってきた日本とは違いますね。

 ところで、やおい読みの人は、カップリングとかにこだわったりするようですから、やはりキャラクターに注目する度合いが高いのではないかと思います。その点、上掲の対談でも多少触れたところですが、森先生にとってキャラクターとは、おそらく自分の描きたい状況で使うコマの一つに過ぎないのではないか(描きたい細部描写を生かすために、スト-リーもキャラクターも従属させてしまう)と思われるので、キャラクターにこだわる読み手にとっては、そもそも食い合わせが悪いのではないかと思うのです。
 また、この2ちゃんの書評の末尾、「結局貴女も、貴女自身が軽蔑するその辺りにあるなんちゃってメイド漫画と大差なく、残念でした。/イギリス萌え=本格 と履き違えてるその姿にできれば早く気づいてほしいです。」という指摘はなかなか興味深いものですが、「イギリス萌え=本格 と履き違えてる」のは森先生ご当人以上に、『エマ』を称揚し最近の「メイド喫茶」を批難する、少なからぬ「メイド趣味」の連中により適切にあてはまろうかと思います。「『メイド』が出てればいいんだ!」的ノリ自体は、森薫作品も「なんちゃってメイド漫画」も同じといえば同じなのですが、「メイド」の意味やこだわりの点ではかなり齟齬があって、そこは差異を認めた方がいいように思います(この2ちゃんの書評者が何を求めているかが実はよく分からないのですが、おそらくキャラクターにこだわる人としては森薫作品も「なんちゃってメイド漫画」もダメだ、と言いたいのでしょう)。まあこのことも、ある程度は以前拙稿で触れたわけですが。

 もうちょっと話を広げる余地はあるのですが、精神的体力的限界並びに無線LANが気温と湿度のせいかあまりに頻々と叛乱を起こすので、この辺でおしまい。
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by bokukoui | 2006-08-07 23:59 | 制服・メイド | Trackback | Comments(0)

コミケ近し・MaIDERiA出版局サイトいろいろ更新

 授業も一段ついて、他にやるべきこともいろいろと多いのですが、コミケも近づいていることであり、少々MaIDERiA出版局サイトに手を入れました。
 更新内容は、同人誌のうち『英国絵入諷刺雑誌『パンチ』メイドさん的画像コレクション1891~1900【改訂版】』の情報を載せたこと、既刊の情報を修正したこと、委託先告知などです。そしてよりぬき「筆不精者の雑彙」に7月分を追加してあります。先月のように再編集する必要のあるコンテンツが特になかったので、今月は迅速に更新することができました。
 ついでにサイト関連では、宣伝のため私設コミケカタログに登録してみたり、ちょこまか作業をしております。

 さて本命の、改訂版じゃない本当の新刊ですが・・・これから作ります(いつものことですが)。既刊の増刷も『パンチ』以外はこれからするわけでして・・・。
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by bokukoui | 2006-08-03 23:58 | 制服・メイド | Trackback | Comments(0)

久方ぶりにその方面のお店に行く

 本日は酒井シズエ翁のお誘いにあずかり、新宿の「メイド喫茶」であるところのヴィクトリアンカフェ・エミリーに行ってきました。酒井翁と共に、以前即売会などでお会いし、当ブログにもコメントをお寄せくださるゆん氏もご同道されました。お二方ともまこと奥行きの深い方で、愉快なひと時を過ごすことができました。

 お店についてですが、いわゆる「メイド喫茶」と聞いたときに連想されやすそうなチープさからの脱却を図るべく努力している点は、評価すべきであると感じました。椅子とテーブルが割合しっかりしたものであったのは、居住性の点でもよかったと思います。もっとも、壁と天井はそこまで手が回らなかったのかコンクリート打ちっぱなしでしたが・・・。
 行った時間帯や曜日がたまたまよかったのか、余り混んでおらず騒がしくもなく、メイド的スタイルのウェイトレスさんも過剰なサーヴィス的パフォーマンスもなく、ゆったりくつろげたのは結構なことでした。お茶も美味しゅうございました。
 客層は、おおトンム(同務、朝鮮語で「同志」の意)よ! という人々もおりましたが、女性もおり、殊に女子中学生七人の集団がそれとは知らずに入ってきてわいわいやっていたりしたのはちょっと面白い光景でした。ちなみに彼女たちは、ウェイトレスさん自分たちの記念写真を撮ってもらっていて、そこらへんの行動原理が典型的アキバ系とは異なっているようなのも一興でした。
 混雑というほどではないにせよ、そこそこお客も入っていたようですので、同店がより「ヴィクトリア朝」風らしい内装になれるよう、壁紙を張るだけの収益が上がることを祈っておきます。
 ただ一つだけはっきりと苦言というか疑問点を呈しておきたいのは、小倉優子(だっけ?)とかいうアイドルのコスプレ写真のポスターみたいなのを張っていたことです。その主旨が小生にはさっぱり分かりません。店の方向性を混乱させるという点からも、宜しく剥がしてヤフオクで売り飛ばし、代わりに一昨日の記事で紹介した情報学環に頼んで第一次大戦ポスターの複製でも貰ってくれば宜しいと思います(それはそれで違うか)。

 清談二時間余、昨今の「メイド」事情やら歴史の話題やら自衛隊やら「オタク」方面についてやら、話柄は多岐に渡りましたが、それにしても「富士見ロマン文庫」だの「清岡純子」だのまで登場するとはいやはや(笑)。
 ちなみに話題にした「ナボコフ病」のページはこちら(トップページはこちら)。
 また機会がありましたら是非清談を>お二方
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by bokukoui | 2006-07-23 23:59 | 制服・メイド | Trackback | Comments(0)

MaIDERiA出版局サイト更新~よりぬき「筆不精者の雑彙」と雑文集

 昨日の記事の続きの前に、表題の件を告知します。

 MaIDERiA出版局サイトに、表題のような更新をしました。
 一つは毎月定例のはずだった「よりぬき『筆不精者の雑彙』」ですが、これの更新が遅れたのは、当ブログ先月初めのグダグダ話「メイド徒然話」を再編しておきたいと思い、その作業に時間をとられたためです。そして漸く「メイド徒然話」について、特に前半を全面的に手直しし、「メイド徒然話~メイドさん=スパゲティ理論 或いは「メイド喫茶」批判再考~」と改題の上、MaIDERiA出版局サイトの「雑文集」に収めました。グダグダ感は相変わらずですが、ブログ掲載当時よりは流石にマシになっていると思います。これの片がついたので、「よりぬき~」の方も6月分がやっと更新できました。

 「メイド・鉄道・ミリタリーの微妙な関係」については、日付はまたぐかもしれませんが、一応今晩中に纏めておきたいと思いますので、もうしばしお待ちいただければ幸いです。
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by bokukoui | 2006-07-20 23:06 | 制服・メイド | Trackback | Comments(0)

ヴィクトリア朝時代のメイド絵師(?)デュ・モーリエ

 昨夕から今日の午後まで20時間ぶっ通しで『英国絵入諷刺雑誌『パンチ』メイドさん的画像コレクション 1891~1900』の改定作業を行い、本日入稿してきました。これで夏コミには改訂版を皆さんのお眼にかけることができそうです。
 ですが、20時間連続作業で心身ともに疲労困憊しており、しかも明日は大学の卒論構想会にコメント要員として行かねばならなさそうで(他の院生の参加が少ないらしい)、早起きしなければなりませんので、「『メイド・鉄道・ミリタリーの微妙な関係』について考えてみる」シリーズと皆様へのコメントは更なる順延を余儀なくされる状況です。申し訳ありませんがご諒承ください。
 当面自分のボケた頭では論が進まなさそうなので、当ブログコメンテーター・ラーゲリ緒方氏がご自身のブログで展開されておられる「オタク」論を、代わりといってはなんですが、紹介させていただきます。

 ところで、入稿を焦ったあまり、『パンチ』画像集改訂版で盛り込もうと思っていた企画が一つ流れたので、とりあえずこの場で紹介して置きます(コミケ当日にはペーパーで補完するかも)。今回の改訂版では、柏書房の『ヴィクトリアン・パンチ』第7巻の資料編を利用して、サインから判明する範囲でイラストの作者を挙げておいたのですが、そのランキングです。英国を代表する絵入諷刺雑誌『パンチ』の、1891~1900年の間に載せられたメイドさん(のように見える)画像を最も多く書いていたのは誰だったのでしょうか。この10年分から蒐集したメイドさん(のように見える画像)の作者として、3点以上確認できた人物を以下に挙げます(急遽数えた暫定版なので正確な数字はまた機会を見て)。
1位:29点 G.デュ・モーリエ
2位:11点 J.B.パートリッジ
3位:7点 E.ホプキンズ
4位:6点 E.T.リード、L.レイヴン=ヒル、A.S.ボイド
7位:5点 J.レイトン
8位:4点 J.テニエル、E.J.ウィーラー、フィル・メイ、G.ブラウン
12位:3点 H.ファーニス、A.ホプキンズ、C.ハリスン
 以上のようになりました。
 見ての通り、首位のデュ・モーリエの作品点数が圧倒的です。しかもデュ・モーリエは1896年に亡くなっているので、画像を蒐集した10年間のうち半分ちょっとの期間しか作品を制作していないのです。もし彼が20世紀まで命永らえ、『パンチ』に描き続けることができたなら、その点数はおそらく50点近くにはなったことでしょう(そしてその分、彼の没後にメイドさん(のように見える)イラストを提供した画家は、作品を発表できなかったでしょう)。
 デュ・モーリエは女性の絵を得意としていたそうですので、彼が生きている間は、メイドさんでも貴婦人でも、女性が多く登場しそうな絵となるとデュ・モーリエの独擅場だったのでしょう。なので、「本格的ヴィクトリア朝風メイド漫画」を描きたい! という方は、デュ・モーリエの絵を模写して練習されると宜しいかと思います。その節には、夏コミで当サークルの『英国絵入諷刺雑誌『パンチ』メイドさん的画像コレクション1891~1900【改訂版】』をお求めいただければ幸いです(笑)。

 ちなみに「本格的ヴィクトリア朝風メイド漫画」を描いておられる漫画家の代表である森薫先生は、フィル・メイがお気に入りだそうですが、1900年までの段階ではフィル・メイの作品点数はそう多いとはいえなさそうです。『エマ』の時代のメイド、というか女性を描いた漫画の絵のスタンダードは、デュ・モーリエということなのではないかと思います。
 フィル・メイはかなり個性的な絵なので、もしかするとスタンダードとは言いにくかったのかも、と思います。もっとも絵を描かれる方からすれば、そういったところがまた魅力的に感じられる、というのは大いにありそうなことでしょうね。

 この件の詳細については、また後日改めて書くつもりですので、ご関心のある方はしばしお待ちください。
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by bokukoui | 2006-07-15 23:58 | 制服・メイド | Trackback | Comments(2)

只今修羅場中

 いろいろ用事が多く、同人なんぞやってる暇はないような状況で、改訂版発行を目論んでいたMaIDERiA出版局の同人誌『英国絵入諷刺雑誌『パンチ』メイドさん的画像コレクション 1891~1900』の作業に割ける時間が乏しく、しかし印刷所の関係上明日中には入稿せねばならないので、只今徹夜予定で修羅場中です。
 そのため、「メイド・鉄道・ミリタリーの微妙な関係」について考えてみる」シリーズおよび皆様のコメントへの返事は明日とさせていただきます。何卒ご諒承ください。

 その『パンチ』改訂版ですが、どこをどう改訂したかといえば、画像の解説を相当(半分くらいか)修正しています。なにせこのような諷刺やギャグの解読は難しいもので、特にパンチのそれは難しいといわれており、所詮素人にはこれ以上手が出ないと思っておりましたので、思い切って専門家のご意見を仰ぐこととしました。
 というわけで先日、鉄道趣味方面でご縁のあった英文学者・小池滋先生のもとへ質問に押しかけ、いろいろご意見をいただいてきました。ヴィクトリア朝時代が好きという人で小池滋の名を知らぬ人はいないと思います。そのような方のご意見を聞けたのは大変幸いなことでした。
 なので、解説・訳の精度はかなり向上した(前が酷すぎただけ)と自負しております。また旧版をお求めいただいた方にも、小池先生のお蔭で改訂できた内容を知っていただきたい(前が酷いから)と思いますので、コミケごろまでにMaIDERiA出版局サイトで改訂した内容を見られるようにしておく予定です。
 今回の夏コミでは、8月13日(3日目)レ36bのMaIDERiA出版局の他、『パンチ』の改訂版については12日(2日目)ゆ-04a東大戦史研究会でも置かせてもらう予定です。このサークルの配置ジャンルはメカミリですので、「メイド・鉄道・ミリタリーの微妙な関係」が如何なるものか、実地に見てみようと思います(笑)
 ご関心のある向きは是非是非お越しください。

 ところで、全くの新刊(文字資料本)も夏コミまでに作る予定なのですが・・・きっと完成するはずです。きっと。多分。おそらく。
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by bokukoui | 2006-07-14 23:26 | 制服・メイド | Trackback | Comments(2)

墨耽キ譚第11回・森薫『エマ』中括(なぜか百閒やナヲコも論ず)更新

 昨日の記事に関しましては申し訳ありません。精神的身体的諸状況が整わず、この話題に関してはまた折を見て扱うこととさせていただきます。

 若干話題を変えますが(或いは戻すというべきか)、MaIDERiA出版局に先月掲載した「墨耽キ譚第10回・森薫『エマ』7巻について」の続きである、「墨耽キ譚第11回・森薫『エマ』中括」を掲載しました。
 今回は『エマ』の連載が完結したので、全体についてまとめのようなことを論じました。当初は「総括」という予定でしたが、『エマ』番外編が秋から始まることに鑑み、中間的なまとめとして「中括」なる用語をでっち上げました。内容は多岐に渡ってしまって、なぜか内田百閒やナヲコ先生や西岸良平にまで及んでいるという不思議、でもないか、いつものことですね(苦笑)。
 MaIDERiA出版局へのリンク経由でお越しください。
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by bokukoui | 2006-07-09 23:12 | 制服・メイド | Trackback | Comments(0)