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続レポ・「マンガの性表現規制問題徹底討論」および雑感

 存外に長くなって、更新にも時間がかかっておりますが(追記:完成したのが当初アップしてから1ヶ月以上もかかって済みません)、「レポ・月刊『創』プレゼンツ『マンガの性表現規制問題徹底討論』」の続きです。

 承前の記事で述べたころまでに既に22時を回っており、ここで会場から質問や発言を募ることとなりました。実際の応答では質問の内容が幅広い場合後回しにして他の質問と応答を先にした場合もありましたが、以下のレポでは個々の質問や意見・それへのパネラーの発言を、適宜編集して個別に対応した形で書こうと思います。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2010-07-23 17:53 | 漫画 | Trackback | Comments(2)

レポ・月刊『創』プレゼンツ「マンガの性表現規制問題徹底討論」

 昼間は矢鱈蒸し暑かったり、それでいて夜は案外涼しかったりして、そんな気候でへたり続き、ろくすっぽ身動きも取れず仕事の能率が下がって締切を超過し、焦れば焦る程さらにくたばっていく悪循環で、今月の前半を費やしてしまいました。一応少しは片も付き、この三連休頃からなんとか復活しつつありますが・・・
 繰り言はこの辺にして、久々に見学したイベントのレポを。この3月から急激に盛り上がった、東京都青少年健全育成条例の改正問題(当ブログでも何度か紹介しました)について、一応6月の都議会で当初の案は否決されたものの、9月の都議会で再度議案となることは確実なので、月刊誌『創』を発行している創出版企画としてこの問題を考えるイベントが新宿のロフトプラスワンで催されることとなりました。
「非実在青少年」とは?
「マンガの性表現規制問題徹底討論!」


 石原都知事が言明している通り、秋以降の都議会で再び青少年条例改定をめぐる攻防戦が火を吹くのは明らかです。この際、この間問題になった論点を整理するとともに、議会の裏側でどういう攻防が行われ、次の都議会にどういう案が出されるのか、それに対して今どんなことができるのか、そういうことを議論したいと思います。
ロフトプラスワンは壇上のみならず客席を含めて議論を行う場です。当日は客席にもマンガ関係者が訪れる予定なので、出演者の話を一方的に聞くだけでなく、次の都議会へ向けて具体的にどんなことをしていけばよいかなど、会場からも発言を受け、この問題について議論をしたいと思います。会場からの発言大歓迎です。

【出演】山本直樹(マンガ家)、藤本由香里(明治大学准教授)、永山薫(評論家)、長岡義幸(インディペンデント記者)、谷雅志(日本雑誌協会編集倫理委員会副委員長)、西沢けいた(民主党都議)、兼光ダニエル真(翻訳家)、大野修一(『COMICリュウ』編集長)、揖斐憲(『サイゾー』編集長)、他。
(註:『サイゾー』編集長は欠席) 
司会・篠田博之(月刊『創』編集長)


(続きは以下に)
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by bokukoui | 2010-07-20 23:59 | 漫画 | Trackback | Comments(0)

小ネタ:白棚線の定期券

 昨日の記事のように自分の不調ばかり書きつのるのも芸がありませんが、かといってネタは多々あれど書く余裕も乏しいので、他力本願ですが鉄道関係の小ネタを一つ。

 先日、小生はある方に「白棚線(はくほうせん)」のごく最近の定期券を見せていただきました。白棚線というのは、検索するなりリンク先でも参照して貰えばいいのですが、むかし福島県の白河と棚倉を結んでいた白棚鉄道という会社が国有化されて白棚線となったものの、戦時中に不要不急として撤去されてしまい、戦後復活を諦めて線路跡をバス専用道路として整備し、国鉄バスを走らせたというものです。ローカル線の珍しいあり方として、国鉄改革時のローカル線廃止問題の際などに注目されましたが、分割民営化後はまた話題に上ることも少なくなり、ただ鉄道・バスのマニア筋では時折、最近は並行道路が整備されて廃線敷転用の専用道路区間は少なくなったらしいとか、そんな噂を聞くばかりでした。
 で、たまたま先日、小生はかつての白棚線、現在JRバスが運営しているそれの、定期券を見せていただきました。以下に写真を掲げます。
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 ウィキペディアの「白棚線」の項目にも「利用者の多くは高校生」とある通り、これは沿線の高校に通っておられた方の通学定期券です。
 で、白棚線バスは現在新幹線の新白河駅にも乗り入れているそうなので、同駅発行の定期券があることは当然ですが、自動改札にも通すような素材のカードに、駅名と路線名のハンコを押して定期券を拵えているところが面白いですね。機械で発券した定期券にハンコを押している訳ですが、機械で出力する際はどういう扱いになっているのでしょうか。
 それにしても、通学定期で1ヶ月2万円弱とは地方のバス経営の厳しさを反映する数字ですね(それでもJR系だから特に高い方ではないと思いますが・・・)。昨日の記事にかこつけて言えば、交通権を遍く保障することの現実的な難しさを表している数字ともいえるでしょうか。この発券手法も、精一杯の合理化の反映なのかもしれません。

 末筆ながら、情報提供者の方に感謝申し上げます。
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by bokukoui | 2010-07-11 21:55 | 鉄道(その他) | Trackback(1) | Comments(2)

近況など ひきこもりになるにも精神力がいる

 どうも間が空いておりますが、いろいろあって気力体力とも減退しきり、ブログの更新も滞っておりますが、そもそも本来なすべきこと自体がごっそり滞っているのが現状です。気温・湿度の上昇によるところが大きいと思いますが、とにかく懈さや眠気のために身動きできない日々がままあるのが近況です。
 今週は、日・月は比較的調子が良かったものの、火・水と引きこもり、木曜日には多少の空元気を出して出掛けたものの、その夜司法浪人中の後輩A君が切々と深夜2時過ぎまで電話を掛けてきたためか風邪をひいて、金曜日はベッドの中から一歩も出られず、今日も不調のまま悶々と一日を終えてそうな感じです。
 そんな半引きこもり状態のを反映しているのか、当ブログにも物の試しと取り付けてみた、「あわせて読みたい」が昨日だったか一昨日だったか、こんな表示になっていました。
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 トップの「鳴かず飛ばず働かず」とは、『ひきこもりカレンダー』という本を出されているベテラン引きこもり・勝山実氏のブログです。
 で、一方の勝山氏のブログを見に行って、そちらの「あわせて読みたい」を見たらこうなってました。
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 おお、なんかこれ、読者層がすごく被っているブログってことでしょうか?
 ま、実は以前からちょくちょくこういう現象は起きていて、それで小生も勝山氏のブログはブックマークして折々読みに行ったりしていたのですが、なんというか、物の見方に結構相通じる所があるような気がして、ついつい新着記事が気になるのです。物の見方が通じていたとしても、見たあとどう行動するかは違っていそうですが。ま、読者層が被っていても不思議ではないということです。少なくとも小生が重なっていますので・・・

 そういうわけで、ひきこもりに精神的に近い所にありそうな当ブログの筆者ですが、有り難いことにいろいろ声を掛けてくださる方がおりますので、まあしばらくは完全にひきこもらずやっていくつもりです。ひきこもらずにいるのは、勝山氏のようなある種の悟りの境地に至るには小生はまだ煩悩が多すぎるからでもありますが、もっと即物的には足があるということも大事で、ビバ通学定期券、というわけですが、そういう視点で見ても、交通権というのは生存権の一つなのだなあとふと思ってもみるのでした。
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by bokukoui | 2010-07-10 23:57 | 身辺些事 | Trackback | Comments(4)

【備忘】ていぱーくの展示企画・日本交通協会の講演会

 月が改まり、エキサイトブログに広告が掲載されるようになりましたが、一体どの記事に広告が載るのか、今ひとつ基準がよく分かりません。ページ先頭の記事が原則のようですが、読み込み直すと載ってなかったり。まあ、移転という面倒なことは考えてませんし、当分様子を見ます。
 さて、ここ数日漸くへたり込み状態から少し改善してきたので、一つ更新しておきます。前回の記事の続きである池袋の中華の話は近日中にしますが、鉄道関係で。

 まず、これは先月話を聞いて行こうと思っていたのに、すっかり忘れていた展示企画があったので、備忘として。
 ていぱーくこと逓信総合博物館で、以下のような展示が行われています。

 前島密は明治4(1871)年に郵便を創業させたことから、一般には「郵便の父」と称されていますが、実は郵便以外にも日本の近代化のために様々な功績を残しています。 鉄道もその一つで、今年は前島が 鉄道建設のための見積書「鉄道臆測」を提出(明治3(1870) 年)してから140周年を迎えます。また鉄道は、 創業以来100年以上もの間永きにわたり郵便輸送の要として活躍してきました。
 本展では、前島の鉄道に関する功績を振りかえるとともに、深い関わりを持ってきた鉄道と郵便について、 図面・書籍・写真・切手・模型など当館に残されている資料により紹介します。また、Nゲージや鉄道模型を配したジオラマ展示、操作体験コーナーなどで楽しみながら鉄道と郵便の世界を体感できるコーナーもあります。

会期:2010年6月18日(金)~7月25日(日)
開催時間:9:00~16:30

休館日:7月5日(月)・12日(月)・20日(火)
 引用記事の表題部分をクリックすると、ていぱーくのより詳しい説明に飛びます。
 考えてみれば、国有鉄道の所属官庁って逓信省の時代が長かったわけで、ていぱーくがこのような展示に取り組むのもまた道理です。鉄道国有化を機に、鉄道部門は鉄道院→鉄道省として独立し、陸上交通の監督権をめぐって道路担当だった内務省と争ったりしますが、船舶と航空の監督は逓信省が握っていました。「交通省」構想は戦前に主に鉄道省方面からありましたが、それには内務省のみならず海運を担当する逓信省の抵抗もあり(確か)、実現しませんでした。戦後になって運輸省が成立してもなお建設省との対立が・・・ってな話は割と有名です。
 ですが、鉄道について考えてみれば、明治時代の一時期、逓信省の「鉄道作業局」という部局(外局)が現業の鉄道を走らせたり新線建設を担当し、私鉄も含めた監督業務は内局の「鉄道局」が行っていたという時代がありました。そして鉄道国有化当初は、逓信省が監督業務を持ったまま、現業担当の「帝国鉄道庁」という役所が出来るのですが、これは1年くらいで解体して、現業+監督の鉄道院になります。ここの経緯ってあんまり詳しい話を読んだ覚えがないなあ。
 もし「帝国鉄道庁」体制のまま国鉄が運営されていれば、逓信省は外局の巨大現業部門を抱えると同時に、郵便と電信電話というこれまた巨大な現業を同時に有することになる訳で、なるほど一つで監督するのは苦しいから分離したのかと察せられるにせよ、そのまま存続していたら逓信省という役所の重みもだいぶ変わっていたでしょう。また、国鉄も監督と切り離すことで、かえって自在なことができたかも知れませんし、逆に監督部門からの強い介入で国鉄の様相が変わった(私鉄の国有化が進まなかったり)かも知れません。もっとも一番確実に言えることは、逓信省の労働問題は壮烈なことになっただろうなあ、ということのような気もしますが・・・

 閑話休題、この展示のタダ券があるのですが、1枚5名まで×2枚なので、どなたか行かれる方がおられましたら同道するなり一枚差し上げるなり・・・と思ったのですが、このページをプリントアウトすれば無料になるそうです。これは今の世の中、ほとんど無料公開に近いことですね。

 もう一つ、これは講演会のご案内。日本交通協会主催のイベントですが、別段会員でなくてもいいそうです。
交通文化講演会開催のご案内

第9回交通文化講演会を下記の通り開催いたしますので、多数のご参加をお待ちしております。
会員でない方も自由に参加できます。(無料)

                  記

1、日 時  平成22年7月15日(木)14:00~15:30
2、場 所  当協会  大会議室
3、演 題  新幹線はいかにして安全を確立したか
4、講 師  齋藤 雅男 氏(国際連合開発計画エグゼクティブ・アドバイザー 鉄道工学専門家)

  当日は会場に直接お越し下さい。
 詳細は協会のサイト「協会からのお知らせ」をご覧ください。

 齋藤雅男氏といえば、以前当ブログでも紹介した『新幹線 安全神話はこうしてつくられた』(日刊工業新聞社)の著者であり、鉄道省に入って国鉄で汽車から電車への変化に従事、同書のように新幹線初期のトラブル解決にも活躍し、その後は海外の鉄道のコンサルタント業務をされています。
 本講演会は、前掲書のような新幹線についてのお話ですね。平日の昼間と一般の人には訪れにくい時間帯ですが、可能な方は無料だそうですし是非どうぞ。

 で、齋藤さんは鉄道省だった時代に学校を出、1964年に開業した新幹線の仕事をしたということはつまり、大変なお年なのですが、すこぶる元気なお方です。先日某学会の席でお会いしたところ、「91歳になりました」と仰ってました。その齋藤さんについての個人的エピソードを一つ。
 某学会のある集まりでは、ある先生がイギリスから日本への鉄道技術の移入についての報告をされていました。その話自体は、それはそれで興味深いもので、日本の鉄道のゲージが1067ミリに決定した経緯をかなり詰めるものでした。ところがその話を小生の横で聞いていた齋藤さん、突然小生に向かってこう仰いました。

齋藤「キミ、イギリス人と付き合ったことはあるかね」
墨公委「いえ、ありませんが」
齋藤「イギリス人と鉄道の話をするとな、こんなふうに汽車の話ばっかしよる」
墨公委「ははあ・・・。やはり電車では話すことがないのでしょうか」
齋藤「そうだよ。しかし、日本だって新幹線がなかったら、ただの田舎だからね」

 流石、汽車中心の鉄道を電車中心へと切り替えることに貢献し(当時は電車関係者の地位は機関車などと比べ相当低かったそうで)、新幹線に携わった方の発言です。ちょっと前のことなのでうろ覚えの所もありますが。前に「愛国心」の話をちょっと書きましたが、このようなお国自慢は聞いていてもまことに腑に落ちるものです。
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by bokukoui | 2010-07-03 23:59 | 鉄道(その他) | Trackback | Comments(0)