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「今日の東急デハ5001号の状況」過去記事漸く完成

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セルリアンタワー40階から望む東急東横線渋谷駅

 だるさと格闘しているうちに、年末らしい気分を味わう余裕もなく、年が暮れようとしておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか。小生は年内に目処を付けようと思っていた様々なことがちっとも片付かず、もはや旧暦の正月まで「年越し」できぬのかと焦っております。焦っても稼働率はひどいものですが・・・
 で、そのあおりを受けて、その当ブログで一月前に書きかけた、「今日の東急デハ5001号の状況(68)」記事が書きかけのまま・・・というか写真を1枚張ったままで放置しておりましたが、ちょぼちょぼ写真を掲載して、先刻ようやっと完成しました。完成が遅れ申し訳ありません。
 ・・・というだけでも充分問題なのですが、実はそれ以上の問題がありました。といいますのも、更にその一つ前の、「今日の東急デハ5001号の状況(67)」も、半分くらい写真をアップしたところで放置していたのです。この記事に至っては2011年11月のもので・・・いやはや、我ながら憮然とするより他にありません。
 何とか、こちらも完成させておきましたが、来年はこのような事態のないよう、やっていかねばと反省しております。実はまだ、年単位の積み残し記事がいくつもあるのですが、その辺も来年には何とか・・・

 告知とお詫びだけでも何なので、東急・渋谷つながりで、東急が渋谷に建てた高層ビル・セルリアンタワーの40階から、来年3月で廃止される東急東横線渋谷駅を撮った写真を掲げておきました。といっても、これまたこの時はデジカメを忘れていたので、携帯電話のカメラで撮影して画質がダメダメですが・・・。
 少しづつでも、改善を積み重ねて、積み残した荷物を片付けていく所存ですので、明年も宜しくお願い致します。
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by bokukoui | 2012-12-29 23:53 | 身辺些事 | Trackback | Comments(2)

【告知】革命的非モテ同盟 イブの夜にトークイベント開催@下北沢

 当ブログでは例年その動静を、創成期以来お伝えして参りました「革命的非モテ同盟」ですが、今年はデモ申請に行ける人がいないとかでクリスマスのデモはやめる代わりに、以下のようなトークイベントの企画が急遽持ち込まれ、開催の運びとなった由です。
 以下にリンクと概略を紹介しておきます。
革命的非モテ同盟 presents
イブの夜の超緊急開催! クリスマス粉砕! リア充の駆逐の仕方お教えします


モテない人たちの明るい未来を創造すべく、
クリスマスやバレンタインデーの粉砕活動を行ってきた
「革命的非モテ同盟」(通称:「革非同」)。
恋愛資本主義反対を訴え、「クリスマス反対!」「リア充は爆発しろ!」などとデモ活動を決行する様は、冬の風物詩として多くのメディアで取り上げられてきました。

2012年、クリスマスイブの夜。
カップルたちがここぞとばかりに愛を深めあう夜に、
革非同幹部が、B&Bで急遽トークイベントを開催することになりました。

非モテたちよ!クリスマスイブの今宵、ふらりと集え!
これであなたもリア充を駆逐できる。
クリスマスを粉砕すべき100の理由、お伝えします。

開催日時 19:00~21:00 (18:30開場)
場所    本屋B&B
       世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料   1500円

 革非同ってそういう団体だったっけ?(笑) という気もしますが、まあその辺の緩さも同団体らしいと言えばそういう所でもあります。
 しかし革非同のイベントなんかで金とっていいのかね? という疑問は拭えませんね(苦笑)。開催場所のB&Bというのは、下北沢らしいコンセプトの本屋さんのようで、本来は本を出した関係者が読者とトークするようなイベントを想定した空間のようですが、革非同は同人誌か出してないような。このイベントは元々、鮭缶大総統閣下のもとに、革非同の初期からデモに参加されているMarkWater氏が持ち込まれたものだそうで(経緯はこのツイート参照)、まあ急造穴埋めイベントのようですw

 そんなわけですが、クリスマスイブだというのに金も暇ももてあましているような方は、一つ見に行ってやって下さい。

※追記:イベントは、直前の告知になった割には結構人が集まったようです。簡単なレポがこちらに
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by bokukoui | 2012-12-23 23:52 | 出来事 | Trackback | Comments(4)

追悼 星晃さん

 このところ、寒さで縮こまってばかりいますが、そんな冷えた心へ更に寒風を吹き込むようなニュースが飛び込んで参りました。

 元国鉄副技師長の星晃さん死去 0系新幹線設計に携わる
 星晃氏が死去 元川崎重工業常務

 8日に亡くなられていたそうで、93歳の大往生でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 星晃さんは、旧国鉄の黄金時代の車両設計に携わった技術者で、多くの業績を残されたほか、鉄道趣味界へも多くの写真や資料を提供され(昭和30年代の国鉄の写真で、よく鉄道雑誌に載っているものの中には、星さん提供のがかなりあります)、幅広くその名を知られていた方と思います。
 小生も星さんの書かれた記事などはいくつも読み、さらには生前に、何度かお会いする機会もありました。その際に見聞した話については、当ブログでも何度か書いたことがあります。

 ・鉄道の話題
 ・鉄道と衛生の話・補足
 ・大塚英志・杉浦守『オクタゴニアン』

 星さんの業績は、毎度お馴染み Wikipedia ですと、国鉄の軽量車体の導入が主に挙げられています。まずはもっともな評価と思いますが、上掲「鉄道の話題」でも触れたように、小生がお会いした際に星さんがもっとも熱を入れてご自身の業績について語られたのは、車輌への水洗トイレの導入でした。
 その昔は列車のトイレと言えば垂れ流しだったのですが、これは不衛生であるというので、国鉄に新性能電車が登場した頃、タンク式にすることが提案されました。といって、単にタンクに流すだけではあっという間に汚水が溜まってしまうので、水を循環式にすという工夫がされました。今では当たり前となってしまっていて、何しろ目立ちにくい所でもあって、話題にはなりにくいですが、これがなければ新幹線も実現できなかった(東京~大阪ならタンクで溜めるだけでも何とかごまかせたかも知れませんが、それ以上の遠距離となるとパンク必至でしょう)かもしれない、大事な技術なのです。
 さらには、これは輸送機関としての面に注目されがちな鉄道技術史上に於いて、生活水準の向上や習慣の変化などの文化との密接な関係を示すのみならず、タンク式トイレ導入に際して汚水処理をする車両基地を設ける際の地元との調整が大変だったという地域との関係でもまた、いろいろ考える材料を提供してくれ、視野の広い話につながります。
 ちなみにトイレに関しては、以前当ブログでも前田裕子『水洗トイレの産業史 20世紀日本の見えざるイノベーション』(名古屋大学出版会)という本を紹介しましたが、これは非常に面白い本で、つくづくトイレ話の奥の深さを感じさせられます。

 偉大な業績を残された方を追悼するにはやや下世話に過ぎた感を抱かれる方もおられるかも知れませんが、しかし光の当たるデザイン面だけでなく、こういったところまで行き届いた配慮をしたからこそ、星さんは偉大な技術者だったのだと思います。
 改めて追悼の意を表します。
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by bokukoui | 2012-12-21 23:59 | 鉄道(時事関係) | Trackback | Comments(2)

佐高信『電力と国家』を巡って考える 業務編

 本記事は、

 「佐高信『電力と国家』を巡って考える 綜合編」
 「佐高信『電力と国家』を巡って考える 技術編」


の続きです。今回で完結です。
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戦前に出版された電気事業関係の本
左上から時計回りに、三宅晴輝『電力コンツェルン読本 日本コンツェルン全書13』春秋社(1937年)、駒村雄三郎『電力界の功罪史』交通経済社出版部(1934)、吉田啓『電力管理案の側面史』交通経済社出版部(1938)、大和田悌二『電力国家管理論集』交通経済社出版部(1940)

※佐高信『電力と国家』の「主要参考文献」になっているのは最後のだけ

 最初に書いたように、本書には大きく、(1)松永安左エ門と木川田一隆を持ち上げるあまりに妥当性を欠く、(2)松永や木川田の「公(パブリック)の精神」とは何かが曖昧、(3)先行研究や文献を充分読んでいない、といった問題があると考えられます。その具体的な内容については、前回に書いた通りです。今回はそれらを踏まえ、本書から敢えて何を読み取るか、ということについて考えます。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2012-12-17 23:30 | 書物 | Trackback(1) | Comments(2)

佐高信『電力と国家』を巡って考える 技術編

 本記事は、「佐高信『電力と国家』を巡って考える 綜合編」の続きです。
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左:今回のお題=佐高信『電力と国家』集英社(2011)
中:同書のネタ本=大谷健『興亡 電力をめぐる政治と経済』産業能率短期大学出版部(1978)
右:同じ著者だが同書「主要参考文献」にない『激動の昭和電力私史』電力新報社(1991)

 今回は、前回の記事で指摘した佐高信『電力と国家』の問題点、(1)松永安左エ門・木川田一隆を絶対視するための偏り、(2)「公の精神」の曖昧さ、(3)調査研究の不足の点について、それぞれ敷衍して述べていこうと思います。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2012-12-13 23:59 | 歴史雑談 | Trackback(1) | Comments(0)

佐高信『電力と国家』を巡って考える 綜合編

 当ブログでは以前より、日本の電気事業史についていくつかの記事を書いてきました。電気事業はその重要性の割に、あまり注目されてこなかったような印象が小生にはありますが、昨年の大震災と原発事故という大変不幸なきっかけではありますが、ある程度は電気事業の様相についての関心が高まったように思われました。小生としても多少ともそういった関心を持たれた方へのご参考になればと、そして電気事業史研究に手を染めている自分自身の問題意識を確認することにもなろうと、記事を執筆してきた次第です。
 ただ、震災から二年近くを経ても、あまり議論は深まっていない、世界の電気事業の中でも相当に波乱に富んだといえる日本の電気事業の歴史的経験が電気について論ずる人々の間でも共有されていない、そんな印象を小生は持っています。自分の微力を恥ずるばかりではありますが、腐らずに研究と発信を続けていくつもりではあります。

 という前置きで今回書評を試みるのは、

佐高信『電力と国家』(集英社新書)

です。佐高氏の名は夙に有名ですから説明の必要はないでしょうが、その氏が震災と原発事故を受けて、日本電力業の歴史に学ぶべく昨年10月に上梓されたのが本書のようです。小生がしばらく前に手に入れたものの奥付には、昨年11月発行の二刷とあり、また著者名とタイトルで検索してみてもかなりの件数の感想がネット上に見出されるなど、それなりに読まれている本のようです。
 小生は佐高氏の著作にはあまり馴染んでおりませんでしたが、時折目にする氏の企業社会批判には肯うところもありました。また、歴史に着目して電気事業を論じているということは、震災後の、発送電分離と自然エネルギーを無批判に礼賛するばかりで来し方に学ぼうとしない多くの言説に残念な思いを抱かされることの多かった中では、期待を抱かせるものでした。
 本書の帯にはこうあります。
 現在は官僚にも電力会社のトップにも、
 公(パブリック)の精神は失われている。
 凄まじい葛藤の歴史をたどり直すことによって、
 是非とも、その精神を獲得してほしい。
 それを願って、私は本書を発表する――。
 なるほど、なるほど。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2012-12-11 22:04 | 書物 | Trackback(1) | Comments(0)

白酒(中国焼酎)の話つづき・「低度化」と「健康志向」と白酒の将来 

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外箱も立派な高級白酒・高級白酒・国窖1573
千代田区小川町の四川料理店・川菜館にて

 先日の記事、「池袋など東京の中華料理店での白酒(中国焼酎)の種類とお値段」の続きというか補足のような話です。
 前回の記事では、白酒には同じブランドであっても度数の高いものと低いものがあることを述べましたが、どうしてそんなことになったのか、それについてなど若干の補足をしたいと思います。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2012-12-08 23:59 | 食物 | Trackback | Comments(1)

「電鉄業の多角経営の過去と未来」まとめました 附:「京王帝都電鉄」の名残

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 先日、ツイッター上で電鉄業の多角化経営について、なぜ持株会社を戦前の電鉄業は採用しなかったのか、多角経営を直営で行うことにはどんなメリットがあったのか、会計上の制度との関係は、といったことについて思いつきをツイートしました。すると、@sakura_ariake さん、@semakixxx さんからコメントをいただき、いろいろ話も盛り上がりましたので、そのまま流れてしまうのも惜しいため、久々にまとめておきました。
 以下のリンク先をご参照下さい。

  ・電鉄業の多角経営の過去と未来(togetter)

 当ブログの過去の内容とも関連がありますので、鉄道史にご関心のある方は是非どうぞ。またこのまとめ中で紹介しております、中村尚史先生の論文「電鉄経営と不動産業 : 箕面有馬電気軌道を中心として」は、阪急(箕面有馬電軌)の不動産事業がなぜうまくいったのか、また同電鉄開業直前に専務の小林一三が贈賄で捕まったのはどういう理由だったのか、という阪急の経営史上案外語られてこなかったことを究明した論文ですので、まとめは読まなくてもこちらは是非。
 ツイッターはだいたいしょうもないと思われることの多いメディアですが、こういったブレーンストーミングや意見交換を行えるという点では、メリットもあるかもしれませんね。

 という宣伝だけなのも何なので、最近見つけた鉄道関係の情景をご紹介したのが、上の写真です。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2012-12-01 23:48 | 鉄道(歴史方面) | Trackback | Comments(2)