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アニメ『たまこまーけっと』にみる日本の帝国主義について~台湾から来た王子様

 今日はそういえば昭和の日(どうもまだ馴染めません)、先帝陛下のお誕生日なので、それに関連したようなそうでもないようなお話をメモ代わりに一つ。

 今年の1月から3月までの1クール、深夜アニメで『たまこまーけっと』というアニメをやっておりました。


 このアニメは、もち屋の娘・たまこを主人公に、彼女の家に居候する人の言葉を話す不思議な鳥や、級友や商店街の人々との交流を描いた、たいへんほのぼのとしたアニメです。小生は近年、時間的にも精神的にも余裕がなく、こういったコンテンツとからすっかり遠ざかっておりましたが、たまたま縁があって、このアニメを見る機会がありました。舞台が商店街、というのも関心を惹いたポイントであります。小生が少ない中でも最近読んでいるマンガが、『それでも町は廻っている』とか『うのはな三姉妹』とか、商店街が舞台のものがけっこうあった(鈴城芹作品もこの範疇に入るかな?)ということもありまして。

(続きは以下に)
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by bokukoui | 2013-04-29 23:59 | 漫画 | Trackback | Comments(2)

1930年代日本の経営者に関する思いつきのまとめなど

 暖かくなって、少しは何事も前向きになっていると思いたいものです。最近、全般的な稼働率は向上していると思いますが、かといって物事が順調に進んでいるというわけでもなくて。
 それはともかく、そんなわけで多少興の乗った先日、ぐだぐだ最近考えていることをツイッターで垂れ流していたところ、憑かれた大学隠棲氏がありがたいことにそれをまとめて下さったので、当ブログでもご紹介させていただきます。

 戦前の財界人の思慮深さと切り売りされる私鉄系有料道路の憂鬱

 なお、このまとめ中で出てくる「ユニクロ会長の昨今の発言」については、これも氏のブログに手短にまとめられておりますので、ご関心のある方はご参照下さい。

 ここで小生が述べましたことに少しく補足をしておきますと、どちらかといえば「思慮深さ」というよりはもっと切羽詰まった、危機への対応策の検討であったと思われます。それも、国際競争に負けるとかそういう話ではなく、経済体制そのものが企業中心か軍や官僚による国家管理かという、大きな岐路に立っていると思われた時期です。なお、結果としては(一時的にせよ)国家による強力な統制が戦争を背景に行われますが、1930年後半(日中戦争泥沼化)までの統制というのは、目前の戦争に対応するというよりは、世界恐慌で明らかになった資本主義の問題点を克服し、近く来るかも知れない戦争に対応することが目的で、単純な戦争目的(長期的にはそれを含むにしても)には限らないことに留意して下さい。

 そして、まとめられた一連のツイートで言い落としてしまったことを一つ補足しておきますが、1930年代の財界人の苦悩というのは、資本主義体制が問題視され各方面から圧迫される中でどのように自分たちのイニシアチブを守り通すかという問題ですが、これは彼らにしてみれば既得権擁護という狭い話ではなく(そりゃまあ、そういう思いがなかったわけではないでしょうが)、軍人や役人には経済が分からない、自分たちがやらなければならない、という自負と使命感がそこにはあったと小生は考えます。
 しかしながら、1920年代の慢性的不況状態に加えて世界恐慌というのは、既存の体制への修正が必要ということも示していると受け止められたといっていいでしょう。自由競争の弊害というものも確かにあり、それには経済人自身がまず悩んでいたのです。なので何らかの統制や調整は必要である、しかしそれが政府の全面的介入によるものではなく、業界の安定のルールを定めつつ経済人の能力を生かす、そんな方法が財界でも模索されていたと、おおむね考えられます。
 ただ、その方法については、財界でまとまった発想が必ずしもあったわけでもありませんし、業界ごとに、あるいは人ごとに、異なった見解に基づいて異なった行動を取ったといえます。そこに戦争やら何やら、軍や役所の動きが絡まり、ある財界人は戦時中に統制経済の中でも重要ポストに就き、あるものは逆に一線を退きます。ここでの動きを単純に、「戦争協力か否か」だけで二分してしまっては、ことを単純化しすぎ、ひいてはこの時代の様相も分からなくなってしまうであろうと思われます。

 具体的な例としては、当ブログで昨年批判した佐高信『電力と国家』が、自由競争=戦争反対=善、統制経済=戦争支持=悪、という二分法に陥ってしまった悪例といえるでしょう。戦前における電力業界の競争による弊害その対策としての規制については、これまた以前当ブログで紹介した通りですが、佐高氏が自由経済の絶対的信奉者のように描く松永安左エ門にしても、1920年代後半からは様々な電力業界自主統制案を打ち出しています。
 もちろん松永の場合は、統制といってもあくまでも業界の自主的なものとする前提で、政府による経済管理を是認したわけではありません。この時代に松永の打ち出した自主統制案こそ、民有民営を前提に地域独占を認めた戦後の九電力体制の原形なのだ、と電力業史の大家である橘川武郎先生は主張しておられます。
 ですが、それ以外にも様々な統制案が出され、財界人の中でもどうあるべきかの意見は割れていました(これが軍や政府に対抗できなかった一因ともされます)。結果的に「政府にすり寄った」「戦時体制に協力した」ように見える財界人の行動にしても、当時の(しかもけっこう急に変転する)情勢の中で、資本主義と経営の自由をなるべく守ろうとしてのことか、諦めて投げ出したのか、強い者にすり寄ったのかは、丹念に検討して判断されなければなりません。ある型だけを取り上げてそれを正義とすればいいわけではないのです。
 佐高氏がここで大きな誤りを犯していることは先の記事で述べた通りですが、小生の考えでは、橘川説にしてもやや松永寄りに過ぎる面があるのではないか、小林一三の行動を比較してみることでそれを相対化できるのではないか、と現在考えております。

 話が長くなりましたが、細かい話をしているときりがありませんので、とりあえずこんなところで。

(蛇足)
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by bokukoui | 2013-04-27 23:59 | 歴史雑談 | Trackback | Comments(2)

アンナミラーズが禁煙になったそうです

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アンナミラーズ高輪店の Douce Nuit (ドゥース・ニュイ)

 春めいて参りましたのでうららかな?話題なぞ一つ。ほんの小ネタですが。

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by bokukoui | 2013-04-25 22:34 | 制服・メイド | Trackback | Comments(0)

今日の東急デハ5001号の状況(69) 東横線渋谷駅移転記念でやや分量多め

 首都圏ではメディアで結構報じられていたので周知と思いますが、一月前の3月16日に東急東横線の渋谷駅が地下に移転し、東京メトロ副都心線との直通運転を開始、同線を介して東横線と西武池袋線・東武東上線がつながるという大きな変化がありました。東急にとっては前身の東京横浜電鉄が1927年にターミナルを置いて以来、さらに遡れば玉川電鉄が1907年に渋谷まで開業して以来の長きに亘って起点だった渋谷が、発展的解消とはいえ事実上中間駅となったことには、いささかの感慨を持ちます。ま、厳密に言えば、玉電は一時、天現寺橋まで路線を延長していたから、渋谷駅がターミナル(起点)でなくなっていた時代はありましたが・・・。
 で、東横線渋谷駅移転やヒカリエ開業にともどまらず、引き続き銀座線渋谷駅移転や高層ビル建設などの渋谷の再開発計画は目白押しだそうで、それ自体は基本的に結構としても、その中でこのデハ5001号はどうなるのか、慎重に見ていきたいと思います。
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 というわけで、新年度初の調査に赴きました。平日の昼過ぎでしたが人は多く、修学旅行生らしい中学生の集団や、外国の人々、何かの「街の声」の取材に来ているらしいテレビ局、スクランブル交差点を行き交う宣伝トラックや右翼の街宣車など、相変わらず賑わっています。

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by bokukoui | 2013-04-16 23:59 | [特設]東急デハ5001号問題 | Trackback | Comments(2)

鍋焼うどんの探求(37) 角萬@本郷 復活していた鍋焼うどん

 春になって暖かくなれば少しは調子も良くなるかと思いきや、気候の方が急転嵐になったりして気温が低下し、仕舞い込んだ布団を引っ張り出すような状態でしたが、今度こそは暖かくなるようです。というわけで、シーズンオフになる前にこの企画を済ませておきましょう。今季は不調と資金不足でろくに更新できませんでしたが・・・

 というわけで本企画の中心的フィールドである本郷界隈の制覇を目指し、今回は角萬にて「なべ焼うどん 並」(1300円)をいただきます。
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by bokukoui | 2013-04-13 22:54 | [特設]鍋焼うどん探求 | Trackback | Comments(0)

生存報告

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 諸事情あって沈滞の底に沈むうち、桜が咲いて散ってしまいました。ブログも沈黙したままの不調は、もはや定例となっておりますが、季候も良くなりつつあるし・・・と思ったら嵐が来たりしていますけれど、いつまでも引き籠もっているわけにもいかないので、とりあえず生存報告に画像を張っておきます。

 この写真右側のぼんぼりみたいな何かは、以前も色違いのをブログに掲げたこともある、「温泉まんじゅう携帯クリーナー」なる、携帯電話のストラップです(画像の右端に辛うじて写っている白い物体が携帯電話です。無論ガラケー)。で、先日お見舞い?にいただいた温泉饅頭が、色といい大きさといいこのストラップにそっくりだったので、思わず撮った次第です。
 そんな温泉饅頭などのみやげ物発展史についての本の紹介とかも書きたいのですが、そしてアウトプットすべきことが山積なのですが、とにかく書けそうな所からやっていかねば・・・
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by bokukoui | 2013-04-06 23:59 | 身辺些事 | Trackback | Comments(0)