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革命的非モテ同盟「2.13バレンタイン粉砕デモ」@渋谷 顛末記

 寒い日々が続きますが皆様お変わりないでしょうか。小生は例によって元来の眠気と懈さに加え、寒さで半ばくたばり、あまつさえ指先の皮膚が酷く荒れて、資料をめくるという本業にも支障が出ている有様です。
 そんな日々ではありますが、浮き世のしがらみで、先日告知した、毎度お馴染み革命的非モテ同盟の渋谷における「2.13バレンタイン粉砕デモ」をちょっと見てきましたので、簡単にご紹介。公式ブログにデモの実施報告はありますが、写真はないようなので。
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歩道に向けた横断幕を掲げた今回のデモ


(写真があるので続きは以下に)
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by bokukoui | 2010-02-15 19:34 | 出来事 | Trackback | Comments(0)

秋葉原の「安全・安心パレード」 或いは美少女ゲームと「環境浄化」

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 秋葉原の中央通りを自由に行き交う人々。これはかつての歩行者天国の情景かといえばそうではなく、先月のものなのです。

 すっかり時機を逸した話で申し訳ありませんが、昨年12月19日に秋葉原で行われた、安全・安心をアピールしたパレードの話題をお届けします。これは秋葉原通り魔事件後、防犯に地域ぐるみで取り組んでいることをアピールするものだそうで、千代田区や地元の商店会などが肝煎りのもののようです。何でも、事件以後中断している歩行者天国をどうするのか、今年春には討議に入るのだとか。
 秋葉原通り魔事件にたまたま遭遇してしまった小生としましては、この街の行く末にいささかの関心を抱かずにはおれませんでしたが、幸いある方面からこのパレードに関する画像などを入手しましたので、ご紹介する次第です。紹介が遅れましたのは、ここしばらくどうしようもないだるさと眠気で思いのままにことが進まず、そんなときに限ってアルバイト何ぞで僅かな活力も吸い取られてしまっていたためです。何卒ご諒承の程。

(写真が多いので続きは以下に)
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by bokukoui | 2010-01-22 23:59 | 時事漫言 | Trackback(1) | Comments(2)

革命的非モテ同盟「12.23クリスマス粉砕デモ」@渋谷 顛末記

 諸方面から仰せつかった用件を総て片付けようと奮闘してみたは良いけれど、やはり無理だったのかここ数日ひっくり返ってしまい、総てが中途半端に終わるという這々の体の年末になりつつある小生でございますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 小生は正月らしいことは何も出来ず、年賀状一枚書く精神的余裕もなく、部屋の状況からして季節を問わず喫緊の業務と目される大掃除も全く手が着いておりません。どころか事態は益々悪化し、論文だの原稿仕事だの資料が積み重なっては崩壊し、そこへしばらく前に片付けに手をつけたものの中断のやむなきに至った、収納途中の書物や雑誌や漫画が雪崩を起こし、更に目前の用事に追われてその奥底を引っかき回しては資料を発掘するたび、地層は逆転と断層を起こし、埃は濛々と舞い上がり、それを換気しようと窓を開ければ冬の寒気が身に沁みるという状況です。
 今や小生は部屋の入口からベッドにたどり着くまで、コピー類や買ったまま読んでいない『COMICリュウ』や文庫・新書の類を踏みつけて歩く有様です(遂に散乱した紙々の範囲が跳躍可能な距離を超えました)。流石に図書館や研究室から借りた本を踏みつけるのは申し訳がないので、それらは踏まないようにベッドの上に置いてありますが、そのため朝気がつくと戦前の官僚の伝記とかを抱いて寝ている有様です(徹夜作業中に意識を失い、そのままベッドに倒れて寝てしまったらしい)。萌え萌え二次元美少女の抱き枕を抱いて寝るより、ある意味遙かに変質者と言わねばなりません。

 愚痴ばかり書いてもしょうがありませんので、表題の「革命的非モテ同盟」のクリスマス粉砕デモの記録を以下に簡単に記しておきます。デモから一週間が経ちましたが、公式サイトでデモ終了こそ伝えられているものの、公式ブログ前書記長のブログ告知はあれど報告がありませんので(この記事の更新時間も厳密には一週間過ぎてますが。掲載時刻は多少いじってます)。今回は、このデモが思いがけない街頭での"出会い"といいますか、別な街頭行動と鉢合わせをすることで、ある意味「革非同」の面白さを浮き上がらせた結果になり、大成功であったと個人的には思います。
 なお今回、小生は多忙につきデモ取材が充分に叶わず、手持ち資料があまりありませんので、何名かの協力者の方から画像の提供などのご協力を受けております。

 さて、例年の宮下公園が工事中につき、デモ隊は隣の神宮通公園に集まります。天気は晴れて寒さもまずまずと、デモ日和の日だったのは何よりで、人出も多い日でした。
 今回、書記長退任の余波でデモの日付けの決定などが遅れ、やや告知が後手に回っていた感がありましたが、蓋を開けてみればお馴染みの方・新顔の方・取材の方まで取り混ぜて30人くらい集まっていました。まずは例年の水準は維持されていて、結構なことです。
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神宮通公園に集合するデモ参加者
「ヒ」の字を大書した「非モテ旗」が今シーズンから登場

 今シーズンは、古澤克大前書記長(現終身名誉書記長)がその地位を退き、鮭缶大総統が後を襲った新体制ということになっておりますが、実際の所はそれほど激変したわけでもなく、フルカツ終身名誉書記長も姿を見せ、参加者に対し交代の挨拶などしておりました。
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挨拶する古澤書記長と徘徊する鮭缶大総統

 「今日は見に来ただけだ」と、当初は上の写真のように表に出たがらないそぶりの鮭缶大総統でしたが、参加者一同に是非ともと懇望され、やむなくという体で続いて挨拶をされました。その内容たるや、ここでは詳述は避けますが、官僚的答弁に終始しがちな前書記長と違い、迸るばかりの「非モテ」当事者性にあふれた内容で、演説するうちに大総統閣下のテンションも上がり、場は多いに盛り上がりを見せました。ついでに、その演説中、大総統閣下のズボンのチャックが全開であることが判明し、流石大総統の器にふさわしい「非モテ」ぶりと、大総統閣下の信望はいやましに向上したのでした。

 てなあたりで時間になり、デモ隊は出発。起終点の公園こそ違え、渋谷公会堂の前を通り、丸井の前の交差点を経てハチ公前を曲がり、山手線をくぐって明治通りを戻ってくるというコースは例年通りです。以下に写真を何点かご紹介。もっとも今回、小生はいろいろくたばっていて面倒な手間をかけておらず、写真の出来がいつにも増して酷いことはご寛恕ください。出来が良い写真は協力者の方々からのご提供によります。
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公園通りを堂々下るデモ隊 沿道の群衆も面白がって撮影中

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これまでより手の込んだ「クリスマス粉砕」横断幕と撮影隊

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丸井前の交差点を進む 竹馬に乗った参加者が異彩を放つ

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明治通りを行進するデモ隊 赤の顔伏せが鮭缶大総統

 という感じで、デモ自体は基本的に例年通りつつがなく終わったのですが、今回のデモでは途中で思いかげない出会いというかハプニング(というほどでもないが)がありました。
 それはデモ隊が渋谷公会堂・渋谷区役所の前の交差点にさしかかった時のこと。年末の祝日の午後とて、元々人出が多かった渋谷ですが、この辺りは特に人が集まっていました。というか、なにやら矢鱈と日の丸の旗だの何だのを立てています。そこで撮ったのが以下の写真ですが、あいにく光線の具合が悪く、やけに暗くなってしまいました。少しでも様子が分かるように、クリックするとこの写真は拡大表示します。
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渋谷のNHK附近で交錯する非モテデモ隊と「草莽崛起」な方々(赤で囲ったところ)
(この写真はクリックすると拡大表示します)

 これまでデモを行ってきた古澤書記長は、「12月23日のクリスマス粉砕デモは、警察が右翼のデモとかあって警備の都合上嫌がるから、他の日程が良いかもしれない」などとしばしば発言していましたが、今回のデモに関しては、渋谷で他に天皇誕生日のこの日デモを行う団体はないとの革非同デモ申請担当者の報告でした。ですが、右翼の方々の、デモではない集会があったのでした。
 で、実はこの方々は、革非同デモの始まる前、ハチ公前で政治集会を開いていました。デモ集合前に通りかかって撮った写真を一枚。
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ハチ公前で集会する「草莽崛起」な方々と、その前にたたずむ"キリスト看板"の人
「神は人を愛し罪を取消す 聖書」

 ハチ公前の、小生がいつも東急デハ5001を観察する辺りを人が埋め尽くして、そもそも人出の多い所なものですから、ますます駅前がごった返していました。
 で、国会図書館界隈で小生もすっかりお馴染みになった(過去に小生が永田町で彼らと出会ってしまった時の話は、これこれこれ。先日国会図書館の職員の方と飲み会をしたら、「うるさくて困りましたがもう慣れました」との由)、「草莽崛起」な方々(「草莽全国地方議員の会」が中心のようです)が、「外国人地方参政権 絶対阻止!/ NHK 「JAPANデビュー」 に抗議の街頭宣伝活動」という趣旨で集まっていたようです。現場には二三百人くらいはいたと思いますが、ざっと検索してみても、動画はあがっているようですが、この集会参加者の書いたレポがネット上に殆ど見あたりません。ブログのレポで一つだけ見つけたのが「埼玉県川口市から日本を考える」さんとこの記事ですが、むしろこの集会前の一般参賀の方がメインのようです。ちょっと横を通りかかった感じでは、中韓への非難もしていましたが、この参加者の方も書かれてます通り、もっぱら民主党の小沢一郎幹事長の非難を行っていたようです。この集団に対しての小生の考えは、上掲リンク先の以前の記事に書きましたし、本記事の趣旨と外れますのでここでは繰り返しませんが、一言だけ書いておけば、他者の非難を声高に繰り返すことが何かを「愛する」行為ではないと小生は考える者です。

 それはひとまず措いて、その「草莽崛起」な方々はデモという形式ではなく集会として、このNHK前に集まって抗議活動をしていた様子ですが、歩道に集まるには人数が多いので、附近の車道にもはみ出していました。
 そこへ革非同のデモ隊が通りかかったところ、別に左翼と見なされて攻撃されもしませんでしたが(メガホン握ってたのは自称・ファシストの山田旅団長でした)、何を勘違いしたのか「草莽崛起」な方々の一人がお仲間の行進と思い込んで、小沢幹事長非難のプラカードを掲げて革非同の隊列に混ざり、約30メートルほど一緒にデモをしました(笑)
 流石にシュプレヒコールを聞いて間違いに気づかれたのか、慌てて歩道に戻って革非同デモ隊の写真など撮られてましたが。この一連の流れをカメラに収められなかったのは残念ですが、一応撮ってみたので以下に掲げます。
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間違えて革非同デモ隊に混ざってしまった「草莽崛起」な方(赤矢印)
写真がブレブレで済みませんが、プラカードは小沢幹事長非難の趣旨でした

 念のために書き添えておきますが、本記事は墨東公安委員会の文責であり、革非同や「黒い旅団」、その他このデモの他の参加者の意図を代表するものでは全くありません。

 左翼と間違われても何なので書いておきますが、今回デモの実行指揮を執った、長年の革非同の友好団体にして政治結社「黒い旅団」の代表者・山田団長はファシストを自称しておられます。それが何故少なくともスタイルは左翼の古澤書記長と共闘しているかというと、二人ともモテないともに自衛隊出身という繋がりがあるからで、革非同の発足も自衛隊出身繋がりが大きな役割を果たしているのは当ブログ既報の通りです。復員兵士の党というのは、ファッショとして筋目正しいといえますね。他にも予備自衛官の参加者もおり、そもそも防衛に関心を持つ者が書記長周辺に集まったことが革非同のイベント時に人が集まる一要因となっています。「日本を守る」ことについてこの集団は、結構どうして相当の一家言を持つのであります。
 まあ、革非同と「黒い旅団」の協力については、日本史学科の某氏(この記事中の n-dprj 氏)が「何その非モテ『革新派』」と評してましたが。誰がうまいこと言えと(以下略)

 とにかく、このデモは間口が実は広いので、左翼右翼は問いません。最初の古澤書記長の街頭活動に参加されてた「覚悟」氏とか、「非モテ」の一部には「草莽崛起」な方々と親和性の高いタイプもいたりしますし(そっちが多数派かも?)。ついでに人種国籍性別宗教も問いません。更に更に、彼女 / 彼氏持ちも排斥されません。今回のデモに、彼女連れて来ていた馬鹿が約1名いたとの情報も寄せられております(笑)

 話がそれまくりなので戻します。
 今回のデモが「成功」だったと参加者が確信出来たのは、沿道の反応が良かったからです。天気が良くて人出は多く、当然その相当数がカップルでしたが、革非同デモ隊を見て「きゃー何アレ★」という感じで写真を撮っている人がかなり多く見られました。革非同はおそらく、その後のデートにおけるカップルのトークに於いて、恰好のネタにされていたことでしょう。あれ、何だかカップルをサポートしてるみたいですね(笑)
 もちろん、高校生くらいの女の子同士・男同士(同志予備軍か?)も、結構笑っていました。特に、自転車に乗って連れ立ってやってきていたらしい男子高校生(多分)数名の一団は、大笑いしすぎて自転車がひっくり返りそうになっていました。あれだけ受ければやった甲斐もあろうというものです。
 こういっちゃ何ですが、カップルのトークに一番御法度なのは政治談義です。その点、「草莽崛起」な方々の大集団に対しての方が、カップルはどう対応して良いのかこわばった感じでしたので、我々は「草莽崛起」な方々の十分の一の人数にも関わらず、より効果的な反応を得られたのであると考える次第です。

 これが勝手な思い込みでない証拠に、25日付け『東京スポーツ』紙上に、3段ぶち抜きサイズの写真付きでこのデモが紹介されています。以下にその記事をスキャンした画像を掲げます。
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2009年12月25日付(24日発売)『東京スポーツ』17面
(この画像はクリックすると文字が読めるくらい拡大表示します)

 デモ隊が堂々とした感じで写っていて、流石プロの技だと思いますが、何より大事なのは「季節の風物詩」として認められているということです。B級C級ニュースの権威・東スポがここまで紙面を割いてくれたわけで。しかし革非同デモから市橋被告ネタを引き出しておいて、その直下に市橋被告の記事を持ってくるとは、紙面構成もうまいことやってますね(笑)

 というわけで、「新体制」ゆえの混迷が心配されましたが、今回のクリスマス粉砕デモは終わってみれば概ね成功と思います。一つ改善点があるとすれば、ベテランのフルカツ書記長と違って、今回デビューの山田旅団長のシュプレヒコールは、是非芸を磨いていただきたいと思います。書記長も指導の程。
 長くなりましたがこの辺で。

※追記:このデモのレポを発見。
 workshop PCエンジンおしゃれ計画さん「毎年恒例の革命的非モテ同盟主催クリスマス粉砕デモ」を撮影してきた(ただし、自分は寧々さん同伴でw)。 」
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by bokukoui | 2009-12-30 23:59 | 出来事 | Trackback | Comments(3)

夢の砂川ディズニーランド? 某学会で見た阪和電鉄のパンフなど

 いろいろと所用に追われ多忙きわまりなく、なかなか思い通りに物事が片付かぬ日々を送っております。近日中に書かねばならぬ論文や原稿類の数を指折り数えれば片手で足りず、腹が痛くなる思いです。
 まあそんな話をしていてもしょうがないので、最近の面白かった話を一つ。

 先週末小生は某学会で大阪にでかけ、そのついでに宇治電ビルを見てきたのは先日の記事の通りですが、その学会で見たものについてです。その学会では関西の私鉄の歴史を大会のお題として掲げ、いくつもの興味深い報告が行われましたが、それらをレジュメとメモから書き起こす余裕がないのが残念です。小ネタを一つだけあげれば、かの宮本又郎先生の謦咳に接することが出来たのは嬉しいことでしたが、その宮本先生が、

『民都』大阪というのなら、ちゃんと史料を見んとアカンですね」

 と原武史氏の『「民都」大阪と「帝都」東京 思想としての関西私鉄』を洒落のめし、なるほど関西ともなると大学の先生も駄洒落のセンスが問われるのかと感心しました。というのはともかく、原氏が史料をきちんと読んでいないという批判は政治史の分野で伊藤之雄先生がされていたかと思いますが、経営史でもやはり同様の評価のようでした。
 宮本先生は、自分は鉄道は専門ではないので、細かいところではこの道を長年やってきた人に敵わない、だからこのような時は“資本集約的”な話をすればよい(労働集約性=積み重ねた細かい知識では専門家が優位だから)、と前置きされて、鉄道統計を駆使した戦後私鉄の経営比較を発表されていました。確かに鉄道のように公式の統計が充実しているような分野の歴史は、勿論細かい史料の発掘は大事にしても、既にある資史料をしっかり読みこなし分析することから得られることもかなり多い、ということがよく分かったご報告でした。内容もさりながら、得るところが多かったです。

 さて、このように報告を総て紹介するとおおごとなので、わかりやすいものを一つご紹介。
 この学会では、創設以来の大御所の某先生が今回、記念講演をされたと同時に、秘蔵のコレクションを展示されていました。長年の鉄道史の専門家(≒マニア)の面々も、こんなの初めて見たと口々に嘆声をあげる逸品ぞろいで、例えばごく初期の箕面有馬電軌(現阪急)の案内パンフなど、一般的な阪急のイメージとは異なった、花柳界のセンスに傾いたものだったり、分析すれば面白そうですし、細かいこと抜きにしても目を楽しませるものばかりでした。
 そのなかでも、小生が度肝を抜かれたものを一つご紹介。
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阪和電鉄のパンフ「天恵の楽園 砂川 御案内」
ミッキーマウスがでかでかと描かれている

 阪和電鉄というのは現在のJR阪和線を作った会社ですが、戦前の日本で最高速の電車を走らせていた(世界の1067ミリゲージ中でも最速と言われ、また過剰に速度が喧伝されている満鉄「あじあ」とほぼ同じ速さだった)というその筋では有名な鉄道です。ウィキペディアの記述も詳しいのでそちらをご参照下さい。
 電車のスピードの偉大さとは対照的に、いまいち兼業分野に成果の乏しかった阪和でしたが、沿線の砂川に遊園地を開いていました。これはその砂川の宣伝パンフですが、堂々とミッキーマウスが描かれています。ちゃんと版権を取ったのでしょうか? 阪和はじめ戦前の日本の、というか戦後かなりまで、日本の電車はアメリカの技術に追随しており、経営手法などでも影響が見られますが、ここまでとは思いませんでした。
 ちなみにざっと検索してみたところ、これまたウィキペディアの「ミッキーマウス」の項目にこのパンフは紹介されており、ディズニーマニアの間では知られているようです。もっとも検索した範囲では、このパンフの画像は出てきませんでしたから、ここにご紹介する意義もあろうかと思います。

 ところで、阪和電鉄は並行する南海鉄道(現・南海電鉄)と激しい競争を繰り広げましたが、これは弊害の方が多いと、統制経済や交通調整の時流によって経営の苦しかった阪和は南海に合併させられ、更にその後国有化されます。戦後になって、戦時中に強引に統制された事業を復旧させようとする動きが出、特に公営の電力(戦前は、大阪・京都・神戸各市をはじめ、東京市の一部や富山県・高知県などで公営の電気事業が行われていました)の復旧運動が激しかったことが知られていますが、阪和電鉄も再民営化の動きが出ます。それを物語る貴重なビラも展示されていましたのでご紹介。
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南海電鉄による「阪和線還元払下」ビラ
(この写真はクリックすると拡大表示します)

 描かれているのが如何にも63形電車なのが時代を感じさせます。この運動は、阪和線沿線では一定支持があったようですが、紀勢線沿線では「国鉄で大阪まで直通できなくなる」とむしろ反発を受け、結局失敗しました。どちらせよ、戦時中かなり強引に国有化された私鉄が、戦後民営に戻った例はないわけですが。

 この他にも興味深い報告内容や昔の資料はいくらもありましたが、とりあえず今回はこの辺でおしまい。
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by bokukoui | 2009-11-20 23:59 | 鉄道(歴史方面) | Trackback(1) | Comments(2)

またも「外国人参政権・夫婦別姓反対デモ」的な何かに出くわす

 今日も今日とて所用にて国会図書館に赴き、流石に疲れ昼食に出掛けようと一旦出て戻りかけた、午後1時ごろでしたでしょうか。永田町駅のあたりから歩いて戻ってきた時、以下のような光景を目にして、きわめてげんなりする羽目になりました。
 とりあえず以下に画像を紹介します。まあ、携帯電話のカメラによるものなので、画質は全く論じるに値しませんが、気分は伝わるかと。
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 道路を歩いていたらこんな情景が眼についてしまったわけで。
 先日の「外国人参政権・夫婦別姓反対デモ」に出くわした時と同じような方々のようですな。

 てなわけで、デジカメを持っていなかったのですが、携帯電話のカメラ機能で撮影したのが以上と以下の写真です。
 かくて、横断歩道を渡って、ずずずずっと彼らに近づいて、以下の写真を撮りました。
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 なにやら幟を掲げてますな。雨が降っているのにご苦労様なことです。
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  ご苦労なのはお巡りさんのことです。
 立っている幟には「日本女性の会『そよ風』」と書かれていたかと思います。
 平日の真昼間(午後1時)から何を演説しているのかと思いきや、小生が通りかかった時にはもはや外国人参政権反対ですらなく、民主党の首脳に対して何ぞ批難の言辞を並べていました。内容は覚えていませんが、「ココ山岡国会対策委員長」とか「宦(菅)官副総理」とかなんか言ってたかなあ。
 で、鳩山総理がどこぞで、宇宙が138億年(?)前からあって、地球が48億年(?)前からあったと発言したらしいのですが、その言葉尻を捉えて、上掲写真のメガホンを持っている人物は以下のように街宣しておりました。

「138億年と48億年前から『友愛』してたんですかぁ!?」

 とりあえず、この人物がオタクであることは確信して宜しいかと思われます。明らかに『創世のアクエリオン』の主題歌ですなこの発言の元ネタは。オタクと排外主義の共通性が高いということはありそうなことですが、残念なことでもあります。

 以上、「在日鉄オタブログ」がお伝えしました。

※更に追記
 国会図書館に通ってたら、彼らにまた出会ってしまいました。
永田町でみたび「外国人参政権反対」な「草莽」に出くわす
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by bokukoui | 2009-11-11 23:34 | 出来事 | Trackback | Comments(8)

外国人参政権・夫婦別姓反対デモに出くわす その他沈鬱な近況

 心身ともにくたびれた感じがぬぐえませんが、といって休んでいる暇もなく、今日も今日とて国会図書館に出かけました。17時の閉館ぎりぎりまで粘って、最後に雑誌カウンターに返却に行きましたら、隣に並んでいたお姉さんが膨大な雑誌の山をカウンターに返却していました。かさばった雑誌の大きさから少女漫画かな? と思って見れば、その表題は『Dear+』・・・やおい雑誌でした。国会図書館は、エロ漫画の収集率は概して低いのですが(例外が旧『ホットミルク』というあたりが面白い)、やおいはそうではないのでしょうか。

 そんな次第でくたびれた体を引きずって、永田町の駅めざして坂を上っておりましたら、なにやらデモをやっています。ずいぶん遅い時間だなあ、もう暗いのにと思いつつ見ていると、どうも近頃話題の? ネット右翼系のデモじゃないかと気がつきました。矢鱈と掲げる日の丸、主張は「外国人参政権反対」がメインのようです。
 以下に写真を、といってもデジカメを持っていなくて携帯電話のそれなので、辺りも暗かったし、画質はお話になりません。まあ気分だけ。

(写真があるので続きは以下に)
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by bokukoui | 2009-10-17 22:53 | 出来事 | Trackback(1) | Comments(30)

社民党 保坂展人・池田一慶 両候補者の秋葉原街頭演説

※註:本記事には追記事項あり(8月2日及び8月4日)

 小生は暑さに睡眠障害でへたばっている今日この頃ですが、よんどころない必要ある買い物などの事情で、何とか午後から重い体を引きずって秋葉原に行ってきました。一応ものは見つかりましたが、問題は財布にそれだけのお金が入っていなかったということです。

 そのような個人的事情はともかく、本日夕刻、秋葉原で社民党の保坂展人議員の演説会がありました。それを見に行ったわけではなかったのですが、保坂議員といえば「オタク」にも理解があり、いわゆる「児童ポルノ」法の不当な改正に反対しておられる方として知られています。ですので、無下に通り過ぎるわけにはいかず暫く演説を拝聴し、またたまたま持っていたカメラで幾枚かの写真を撮影しました。なおこの問題については、ネット上で情報がいろいろ氾濫しておりますが、基本的な問題構造についてはこちらでも参照して下さい。手短で読みやすいです。
 今回の演説会は、ちょうど総武線のガードと中央通りが交差するあたりで車を停めて行われました。上でああ書きましたが、本来は来る衆院選に立候補する派遣労働者の労組を結成した新人の池田一慶氏の演説で、保坂氏はそれを応援に来たというもののようです。更にゲストで、物まねのザ・ニューズペーパーが場所柄麻生首相のいでたちで加わっておりました。
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秋葉原街頭で演説する保坂展人氏(車上左)と池田一慶氏(車上右)

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場所柄こんなプラカードを掲げた支援者も

 小生は途中から演説の一部を拝聴しただけですので、詳細は何でも動画がニコニコ動画にアップされるということですし(社民党も随分くだけた広報を行うようになったものです)、他にもきちんと報道されているであろうサイトなどもあることでしょうし(例えば、この演説会を紹介しているカマヤン先生のブログの、コメント欄とか)、また表現規制に関する保坂議員の所説は同議員のブログに詳しく紹介されています。あとで記事を見つけたら(タレコミ大歓迎)、随時リンクを追加します。
 で、そのあくまで聞いた断片的内容ですが、かいつまんでご紹介。本ブログ記事は、メモを取っておりませんので記憶に頼っていますから、正確さはあまり保証できません。詳細はニコニコ動画でも見て下さい。実況中継する予定だったのが、それは機材の都合だ何だで失敗したそうですが、多分後刻アップされるものと思います(現状ではまだアップされていないようです)。

※追記(2009.8.2.)
 youtube に動画があがっていました。


 ニコニコ動画もありますが、時間は youtube より短いようです。

 ブログ記事はこちらがあがっております。
・池田一慶ブログ「今日、秋葉原でニセ麻生首相と社民党が対決しました」
・「反ヲタク国会議員リスト」メモ「保坂展人氏、アキバ降臨」
・表現規制について少しだけ考えてみる(仮)「保坂候補の秋葉原街頭演説」
・月影郷「保坂展人さん、アキバに立つ!」
追記ここまで
※更に追記(2009.8.4.)
 保坂氏のブログに、本演説の草稿などが紹介されております。
・保坂展人のどこどこ日記「8月1日、アキバ街宣の動画・草稿を同時公開」

 他にもブログ記事がありましたのでご紹介。
・向こう岸「保坂展人前議員の街頭演説を聞きに行く」
 
 ところで謎なのが、現在検索したところでは「アキバblog」はじめ秋葉原の情報に詳しいとされる有名サイトがどこも保坂氏のこの演説を紹介していないことです。麻生太郞の演説はさんざん紹介していたのに。首相(候補)と弱小野党議員の差を考えても、不思議です。保坂氏は米やんが推薦した人だよ!
 ネット上ではしばしば「マスコミは偏向している」と批難し、ネットニュースこそが真実であるように唱える人が見られますが、偏向のパターンがずれているだけで、それほど本質的な差異があるわけではありません。それはそもそも、何かを伝えるということ自体につきまとう問題でしょう。
 もちろん、当ブログもまたその弊を免れるものではありません(おまけに作成者が面倒がりだしね・・・)。
追記ここまで

 小生は途中からしか聞いておりませんが、表現規制の話題の前に、本来の趣旨である池田氏の演説や紹介を行っていたようです。派遣労働の問題点を現場の経験から指摘され、その解決を訴えておられたかと思います。保坂氏は池田氏を、小泉元首相の後継者とされる次男と対比させ(年齢が同じくらいらしい)、普通に働いている人が議員になれるのが社民党の自民党との違いなのだと強調しておられたかと思います。
 本題の? 表現規制関連については、「児童ポルノ」法とはあくまでも実在する児童の人権を守ることが問題なのであって、去る国会で自民党の葉梨議員は宮沢りえの写真集『サンタフェ』を持っているだけでも罪とするようなことを主張していましたが、そんな法律を作ることは何ら問題解決にならず、ただ万人の、内心の自由という重要な自由を規制することにしかならないと保坂氏は説かれていました。定義の曖昧さによる冤罪の危険性や、このような大雑把な規制による表現の萎縮などの問題点も指摘しておられました。近くは先月17日の保坂氏のブログなどご参照下さい。

 で、このような内容は、表現規制問題にご関心のある方なら耳慣れたことと思いますが、そのような内容を要領よく説明されると同時に、議員ならではのお話も幾つかされてました。一つには、去る国会で「児童ポルノ法」について与野党案が対立した後、自民党と民主党が修正協議を行って妥協に達したとの報道がありまして(これは「飛ばし」=予測で書いた記事とも言われました)、これが国会解散で吹っ飛んだわけですが、この修正協議の場に保坂氏は「うるさそうだから」呼ばれなかったらしいです。
 そして保坂氏は、後期高齢者医療法案が国会の解散で流れたものの、小泉旋風で勝利した与党が国会開会後すぐに通してしまったことを例に挙げ、今回の解散で「児童ポルノ」法が流れたとはいえ、安心してはならない、今後も注目すべきであることを指摘しておられました。

 保坂氏は社民党の議員として結構長いキャリアをお持ちで、十年前に「児童ポルノ」法が最初に制定された際の協議にも加わっておられた由です。その立場から、あくまで実在児童の人権擁護に資するためにこの法律はあるのであって、決して表現規制の手段ではない、と主張されていました。むしろこれは、ネットのダウンロード規制など、他の表現への規制強化と連繋したものであり、これを断固打破しなければならないことを仰っていたかと思います。その際には、ネットの力が重要であると強調されていました。
 保坂氏はまた、このような規制強化がコンテンツ産業を衰退に追いこむ危険性に触れ、そしてコミックマーケットを視察した経験に触れます。保坂氏は以前、コミケの故・米澤代表に推薦人になってもらった縁もある由。で、保坂氏はコミケが自主的な表現の交流の場として盛大に機能していることを讃え、あれだけ市場原理主義であった小泉改革的な新自由主義者諸氏が、コミケという自主的に形成された表現の市場の発展をよろこばず、むしろ規制側に傾くことが多いことを批判されました。これはなるほど、頷かされます。

 ああでも、一箇所ちょっと暴走しちゃったっぽいところもあったかな。保坂氏はこのような表現規制の流れを、戦前の表現取締になぞらえて、「大正デモクラシーから昭和の軍国主義に至る過程で、まず最初にエログロが弾圧された」とか仰っていたように思いますが、これはどうかな。やはり治安維持法に代表されるように、表現弾圧は社会主義・共産主義など「アカ」に対するものが第一で、アカに走られるよりはマシだと昭和初期なんかはエログロの取締が比較的緩く、さてこそ円本時代に対する「艶本時代」なんて言葉も後世作られたくらいです。
 実は昭和初期のエロ本の世界には、左翼崩れの人なんかも結構いたことは有名で(戦後のエロマンガの世界もそういうところありそうですね)、梅原北明がその代表格・・・てな話は当ブログで前に書いた気もしますので省略します。詳しくは城市郎氏の著作などによって熟知すべし。で、アカが狩られたらピンクもやられ、仕舞にはファシストの中野正剛が割腹して憤死を遂げるに至るわけです。

 細かい話で済みません。長々と文章を連ねるのも何なので、以下には如何にも「アキバらしい」この演説会の状況を伝える画像を掲げます。演説会はこのような場所で行われていました。
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涼宮ハルヒの総選挙 演説してるのはザ・ニューズペーパー
(この写真はクリックすると意味なく拡大表示します)

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保坂展人・池田一慶と『プリンセスラバー』その他
(この写真はクリックすると意味なく拡大表示します)

 これらの写真でお分かりと思いますが、車を停めた側の歩道に十分なスペースがないため、反対側の歩道(そこは丁度旧ロケット跡地で、現在更地になりケバブ屋などの車が止まるスペースになっています)の聴衆に向かって語りかける形になっています。そのため中央通りの車通りが多いと、演説が聴き取りにくくなるのが難点でした。高架を行く電車はほとんど邪魔にならなかったと思うのですが。
 ですが、中央通りが演者と聴衆の間にあるということは、時として以下のような珍景を現出せしめることともなりました。
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『機動戦艦ナデシコ』のルリルリと演説する保坂氏

 なんでもこれまでパチンコ化されたそうです。
 さらにこんなのも。
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宣伝をいろいろ載せたトラックと社民党の車輌
(この写真はクリックすると意味なく拡大表示します)

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アイマス・なのは・保坂展人
(この写真はクリックすると意味なく拡大表示します)

 小生の周辺の「オタク」趣味者の間では、高町なのは嬢の些か押しつけがましい正義感からして、彼女は創価学会員(のような新宗教、生長の家とか)という説が提唱されております。公明党(自民党)に負けるな保坂展人。
 それはともかく、このようにあまり演説に向いているとは思われない場所でせざるを得なかったのは遺憾です。まだ選挙期間も長いことですし、また秋葉原でも場所を改めて演説会をされればと思います。コミケ明けが狙い目か。聴衆の数もそれなりにはいましたが、周囲を埋め尽くすという程ではなく、もうちょっと事前の広報があればと悔やまれます。それにしても、歩道で社民党のビラを配るおばちゃんと、「メイド」喫茶や新商品のビラを配るお姉ちゃんとが混在しているカオス感が面白かったです。

 さて、秋葉原で演説なぞするのでしたら、駅からUDXビルへ続く、ダイビル前の広場なんかは適当そうなスペースです。どうも保坂氏も最初はそちらを予定していた節があるようです。しかし、当日その場所が使えなかったのは、同時刻にその場所で、打ち水関係のイベントをやっていたからでした。

 ・うち水っ娘大集合!2009
 ・アキバ経済新聞 ・まんたんウェブ
 で、小生、保坂氏と池田氏の演説を聴く前に、このイベントの出陣式をUDX・ダイビル前の広場で行っているところを通りかかり、好奇心から少し見物しておりました。そこで気がついたことは、無慮一箇小隊の「メイド」喫茶ウェイトレスが集結していながら、袴を除いてロングスカートの「メイド」が二人しかいなかった・・・という個人的感興はどうでも良く、実はこのイベントは二つの団体がごっちゃに同居しているということでした。

 これら報道でも最後に触れていますが、主に取り上げられている、NPOリコリタ主催の打ち水イベントとは別に、千代田区が行っていた打ち水イベントがありまして、これまで両者は別の日程で行っていたのが、今回は同じ日に行うことになったそうです。で、リコリタが動員したのが「メイド」喫茶のウェイトレスさんたち約50人で、千代田区側は区内の大学生(上智と法政の浴衣姿の女子大生、野郎も若干)だとか丸ノ内のOLだとかを動員していました。しかし、ことネット上のメディアでは、「メイド」喫茶女給陣に話題を奪われてしまったのは致し方ないでしょう。
 ところで、上に引用した報道を見ると、「うち水っ娘大集合!2009」は開始時刻を17時40分とし、アキバ経済新聞は17時45分としています。5分くらい違ってもどうでもいいといえばいいのですが、実はどっちが正しいということもなかったようです。実は「打ち水」イベント全体は17時開始なのです。
 で、最初に千代田区のイベントをやり、その後リコリタのイベントをぶっ続けでやっていて、その切り替え時間が17時40~45分頃ということだったようです。今回、同じ日にやるということで二つの打ち水イベントが融合したかと思いきや、やはりなかなかその中の調整がすんなりいったわけではないようで、その齟齬が報道にも反映されたと思われます。
 打ち水イベントの最初は千代田区主催のイベントだったので、区長が挨拶をしておりました。区長は打ち水とは江戸時代の良き伝統であり、「江戸」は「エコ」とも読めるなどと些かこじつけめいた訓話をしていましたが、あんまりそういう方向で江戸時代を讃えるのはどうかと思います。

※追記(2009.8.2.)
 打ち水イベントのレポです。「メイド喫茶」のウェイトレス勢揃いの動画は壮観。
・秋葉原マップ「うち水っ娘大集合!2009 の様子 【動画あり】」
追記ここまで

 ところで、この日打ち水イベントの更に前には、今年6月に発足したという「アキバ21」という、秋葉原周辺の町内会の連合体(地域連携部会というらしい)が、「安全、安心」な街づくりのためにパトロールのデモンストレーションなど行っていたようです。それもUDX前に集合して。兎角問題が指摘されていた歩行者天国の突発的廃止から一年、治安上の問題はどのような展開を辿っているのか詳しくは知りませんが、どのような活動の方向を目指しているのでしょうか。
 ちなみにここでも千代田区長が挨拶に立ったほか、万世橋警察署の署長も挨拶をした由。この辺はたまたま出会った知人に教わりました。

 まとめると、この日の秋葉原とは、江戸時代からの伝統を強調したがる町内会連合体が警察と組んでパトロールしていた(彼らの視点からすれば、「オタク」は必ずしも歓迎される客ではない公算が大きい)その直後に、千代田区とNPOが同床異夢に女子大生・OLと「メイド喫茶」の店員をそれぞれ集めて打ち水を行い、その出陣式の百メートル先で保坂展人氏は表現と内心の自由の重要さを高唱していたのでありました。
 同じ街を愛しているようでいて、みんな考えていることは違っていて、その間の交流が実は案外稀薄であるという、それが秋葉原なんだなあと、振り返って思う次第です。ある意味現代社会の縮図ともいえましょうか。
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by bokukoui | 2009-08-01 21:46 | 出来事 | Trackback(3) | Comments(9)

くりでん(くりはら田園鉄道・栗原電鉄)の現況を見る 後篇

 くりでん(くりはら田園鉄道・栗原電鉄)の現況を見る 前篇
 くりでん(くりはら田園鉄道・栗原電鉄)の現況を見る 中篇

 の、続きです。今回は、くりでんの引き込み線があった細倉鉱山の精錬所改め細倉金属鉱業の見学内容です。今回で完結。

(写真が多いので続きはこちら)
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by bokukoui | 2009-07-15 23:59 | 鉄道(現況実見) | Trackback | Comments(2)

くりでん(くりはら田園鉄道・栗原電鉄)の現況を見る 中篇

 くりでん(くりはら田園鉄道・栗原電鉄)の現況を見る 前篇

 の、続きです。今回は栗駒駅とその周辺、及び倉庫や車庫の中身をご紹介します。

(写真が多いので続きはこちら)
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by bokukoui | 2009-07-13 21:57 | 鉄道(歴史方面) | Trackback | Comments(0)

くりでん(くりはら田園鉄道・栗原電鉄)の現況を見る 前篇

 2007年3月廃止になったくりはら田園鉄道、旧栗原電鉄、通称「くりでん」については、当ブログでも過去に廃止直前に訪れた旅行記を書きました(→こちらこちら)。そしてこの度、たまたまその廃線跡の現況を見る機会に恵まれましたので、その状況を写真付きで簡単に述べてみたいと思います。
 なぜ栗原に行ったかといいますと、さる4日、栗原市で以下のようなシンポジウムがあったからです。
シンポジウム 「くりはら田園鉄道の歴史と遺産」
主催: 鉄道史学会  協賛: 栗原市

1. くりでん資料を未来に―宮城資料ネットの保全活動―
 平川 新(東北大学)

2. 宮城県の鉄道発達史とくりでん
 高嶋修一(青山学院大学)

3. くりはら田園鉄道の諸建築について
―若柳駅舎(本屋・機関車庫など)及び沢辺駅舎―
 永井康雄(東北大学)

4. 大河原・村田・蔵王を走った仙南温泉軌道
 岡崎明典(白石高校)

5. パネルディス カッション「戦後のくりでんを語る」
 進行役 大平 聡(宮城学院女子大学)
 パネリスト 佐々木四男(くりでんOB)
        高橋 啓三(くりでんOB)
        石川 金悦(くりでんOB)
 これは鉄道史学会の例会として行われたものですが、同時に一般の方にも公開して、くりでんの遺産について広く知ってもらおうという企画でした。で、このシンポジウムの附属企画(巡検)で、廃線跡と細倉鉱山の見学がありまして、本記事は主にその模様をお伝えしようと思います。

(写真が多いので続きはこちら)
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by bokukoui | 2009-07-10 23:59 | 鉄道(歴史方面) | Trackback | Comments(0)