「今日の」と書いておきながら昨日のことなのですが、渋谷駅頭デハ5001号について、
先日報じた後付近を通りかかった所、内部の展示に今までにない特徴が見いだされましたので、特にそれについてのみ紹介しておきます。
というわけで、今回は定番の全景写真もなしに、いきなり展示内部の話になります。
入り口から覗くと、こんな感じになっておりました。この写真はクリックすると拡大表示します。
「ありふれた奇跡」とかいう、フジテレビの来年から始まるドラマ(山田太一脚本)の宣伝企画を行っているようです。公式サイトを見ても、まだ詳しいストーリー紹介がないのですが、管見の限りでは渋谷の街との関係は見つかりませんでした(
トピックの第3回に出てくる駅はどこでしょう? 背景の電車は東葉高速のようです)。
なお、看板のところに
「オリジナルバンドウッチをプレゼント」(原文ママ)と書いてありますが、これは公式サイトに載っている
これでしょうね。この記事でサンシャインのイベントについて書いてありますが、渋谷の5001号については触れていません。
車内の様子はこんな感じです。この写真もクリックすると拡大します。
網棚の上の部分は以前のままの、昔の渋谷の写真が張られたままですが、窓際には何やら黒板が据え付けられております。真ん中の白いコートの女性は、背中に書いてある文字を見れば分かりますが、フジテレビ関係者です。彼女がウッチ・・・もといウォッチの配布や、番組関係の展示の管理をしているようです。もっとも、普段車両の管理を行っている渋谷区サービス公社の方もおられたようでした。
で、この「伝言板」とはこんな感じ。
それにしても、当初は「青少年健全育成のための、ガーディアン・エンジェルス向け民間交番」という構想だったのが、地元による街作りの一環のような扱いになるのかと思ったら、それも沙汰止みになってしまったようで、今ではテレビドラマの宣伝という、渋谷の街作りや「青少年健全育成」と一体どう関係するのか理解に苦しむ状況になっています。桑原区政の迷走ぶりといいますが、このデハ5001号設置は思いつきで行った事業(既に後のフォローの気もなくなってきている?)、ということが理解できた一件でした。