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筆不精者の雑彙

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おもいがけない幸運・・・だったのか?

 ひょんなことから、ナヲコ先生の同人誌を、段ボールにひと箱ほども譲っていただきました。
 小生はこれまで、ナヲコ先生の商業刊行物こそせっせと追いかけてきたものの、同人誌は探すのが難しいこともあって、特に意識して集めてはいませんでした。もちろん、コミケに出展した際、ナヲコ先生が参加されていることを聞きつけた時は(それは比較的最近のことに過ぎないのですが。小生はカタログを買うことなく売り子のみで参加することが多かったので、そもそもナヲコ先生が出展しているか探すという発想がなかったのでした)、買いに行ったりもしましたが、それはほんの数点に過ぎません。
 で、90年代全体にまたがるナヲコ先生の同人誌を、今回幸いにも一箱譲っていただきました。小生は正直、「これでナヲコ先生の同人誌もほとんど集まっただろうな~」と楽観しておりました。

 しかし、送ってきていただいた箱を開け、もちろん今はまだ読んではいませんが、ざっと検品してみて、小生はどうも間違っていたらしいこと、認識が甘かったらしいことに気がつきました。
 ナヲコ先生の同人歴は、長く深く広く・・・

 譲っていただいたコレクション自体、コピー誌やゲスト参加本も含んでいて、相当にマニアックなものだと思ったのですが、どうもこれでもまだまだ完全というわけではなさそうな感じです。
 そんなわけで、もちろんこれを手に入れて大いに喜んでいるのですが、また同時に「パンドラの箱」を開けてしまったのではないかという予感にかすかな怖れを覚えないでもありません(笑)。もはや商業誌だけの追っかけともいえないわけで・・・
 ナヲコ先生の同人誌がこれだけまとめて手に入ったことは、まぎれもなく「おもいがけない幸運」です。が同時に、今開けてしまった同人誌を詰めた段ボール(パンドラの箱)を前に、少し呆然としていることも事実であります。


 ところで先日書いた百合アンソロジー『つぼみ』についてですが、書店の店頭で見たところ、表紙の作家陣のお名前がお二方ほど差し変わっておりました。・・・「百合な日々」さんの記事が詳しいのでそちらをご参照下さい。『なずなのねいろ』連載のみならず、百合や挿絵とナヲコ先生のご活躍の場が広がることはもとより喜ばしいことですが、ご無理をなさっていないかと心配申し上げます。
 こちらの真・業魔殿書庫さんの記事によると、5月に出る次号にはナヲコ先生の作品が載る予定とあるので、3ヶ月くらい待つことにしましょう。確か『百合姫』の頃にもこんなことが・・・しかし、こちらの記事によると、次回の作家陣(予定)もなかなかすごいことになっていますね。今度は『LO』が出張してきたみたいな。
 というわけで、数日前に書物にかなりの額の資金を突っ込んだこともあり、『つぼみ』は購入を見送ってしまったのですが、一面「百合な日々」さんが仰る「ナヲコ先生が登場されるまでこのアンソロジーが続くか・・・(註:後で記事を加筆修正したせいか、現在この記述は見あたらない。のんびり書いているのは考え物ですな)」という懸念も至極もっともと思え、やはり買うか迷うところです。

 そんなこんなで、先延ばしとなった『つぼみ』や、今月までお休みの『なずなのねいろ』のナヲコ分不足(?)を補うべく、この同人誌をぼつぼつ読んでいくのがいいのでしょうが、忙しいという現況を別にしても一つの問題に気づかざるを得ませんでした。
 ・・・ナヲコ先生の二次創作同人誌の出典がほとんど分かりません(苦笑)。小生はミニ四駆が最も盛んだった世代ではありませんでしたが、子供の頃を思い出せば、それなりに流行っていたかとは思います。でも、模型店に行ってもミニ四駆そっちのけで、田宮のミリタリー系だとか、ウォーターラインシリーズだとかの箱を開けては、中に入っている説明書の「実物解説」を読んでばっかりいたもんで・・・あと、鉄道模型もやってたのはもちろんですが、プラモ系と扱っているお店が違っていることが多いんですよね。規格もメーカーも違っているからか。
 閑話休題、しかし、元の作品を知らぬ徒輩がこれらの同人誌を読んでどんな感想を抱くのか、ということ自体を楽しんでいこうと思います。ナヲコ先生の(小生にとって)新しい絵が見られるだけで十二分な楽しみなわけですから。
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by bokukoui | 2009-02-13 23:16 | 漫画 | Comments(0)