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筆不精者の雑彙

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酒井翁土用に立つ

 メイド趣味業界の長老(?)酒井翁主催の毎年のイベント「新春メイドさん放談」が、実は今年も開催されていました。それが昨日、酒井翁のサイト「旦那様と呼んでくれ」にて、いよいよ公開の運びとなりました。昨年度の放談の公開が遅れた要因の少なからぬ部分は小生に責任がありましたが、今年はそうではありません。多分。もっとも、口語に通常使わないような語彙を早口且つ低音で話すので、テープ起こし作業の妨げになったこと夥しいとは自己批判します。

 閑話休題、こちらからどうぞ。

 新春メイドさん放談2009

 今年は昨年までのメンバーに加え、驚きの豪華新メンバーが加わっております。是非。

 とはいえ最近そっち方面(メイドとか制服とか)の活動は全くしておりません。ただ、以前貨車用の転車台が発掘されたのを見に行った、そしてその後公園として整備された象の鼻パークに、最近ようやく時間を作って整備と保存の状況を見てきました。その写真も近いうちにアップしたいと思いますが(追記:アップしました。こちらへどうぞ)、その調査の帰途、みなとみらい駅から電車に乗ろうとした時に、ふと思いついてランドマークタワー地下のアンナミラーズを尋ねたら、盛業中で思わず入店してしまいました。アンミラで眼鏡のウェイトレスさんを(しかも二人)見たのはあんまり記憶にありませんで、印象に残っています。
 アンミラも調べてみると高輪とみなとみらいしかもはや残っておりませんが、ここみなとみらいは時間と曜日もあったでしょうがかなり流行っているようで、一安心でした。赤坂店が閉まっていたのは衝撃でしたが・・・。
 閉店といえば、明治大正の女学生をイメージしたという袴な制服のウェイトレスさんが居るファミレス・馬車道の、霞ヶ関の合同庁舎にあった支店は昨年閉店していたそうです(上掲放談の脚注参照)。
 ところで袴な女学生といえば、当ブログで長いこと記事を書くのをさぼっていた『月刊COMICリュウ』にコミカライズ作品が連載の「大正野球娘。」がアニメ化されて現在放映中だそうです。と人ごとのように書いてますが、まあ実は見てたりします。その話も余裕があれば書きたいですが、なかなかなさそうです。

 話がとっちらかったので締めに、これまでの話と関係ないけど爽やかな写真を一枚。
酒井翁土用に立つ_f0030574_024645.jpg
 昨日、自宅付近で撮影した虹。これだけ立派なのは、長らく見た覚えがありませんでした。
Commented by 鏡塵 at 2009-07-21 02:02 x
ご無沙汰しております。鏡塵です。早速興味深く拝読させていただきました。私は斯界にまったくと言ってよいほど功績を残していないので、対談中で過分な文脈で言及いただいてしまい、いつも恐縮しております・・・。
ミリタリにはまったく疎いのですが、私も速水螺旋人さんの作品は大好きです(実は「ロシア妄想主義概論」のために『MCあくしず』を買ってます・・・諸方面から怒られそうですが(笑))。「ユートピア・カフェ」は良かったですね。あのまずそうなジャガイモ料理がたまりません。
Commented by めかちゅーん at 2009-07-21 12:48 x
関係ない話で恐縮ですが、大正野球娘の頃、野球害毒論はいかがなりましたでしょうか。
大正期にもその残滓はあったように聞いておりますが
Commented by bokukoui at 2009-07-27 00:13
>鏡塵さま
コメントありがとうございます。放談をお読みいただきましたこと、参加者の一人として御礼申し上げます。
過分ということはない、というか、「メイドさん」勃興に鏡塵さまをはじめとする方々の功績は、こういう機会を捉えて語り伝えておかないと、と思います。昨今の連中にはどうも遺憾なことに伝わっていないようで、それは県局は彼らが享受している文化の衰退につながりかねないと思います。

放談中小生は「(ユートピア・カフェの)ウェイトレスはカラシニコフを持っている」と発言しておりますが、あれは元々は「PPSh41を持っている」でした。後で本を見たらカラシニコフだったので、あれ?どこで勘違いしたかな?と思って直しておきましたが、今理由が分かりました。鏡塵さまがブログで描かれていたアプシダさんが、PPSh41を持っていたんですね(笑)イメージとしてはこっちの方が似合いますね。

それはともかく、小生も、「なずなのねいろ」休載でも『リュウ』を買う理由の多くは速水螺旋人「螺子の囁き」にあります(あと安永航一郎?)。でも『MCあくしす』は、さすがに・・・(苦笑)
Commented by bokukoui at 2009-07-27 00:16
>めかちゅーん様
スポーツ史には全く疎いもので申し訳ありません。小生が大正時代の野球に関して知っているのは、1924年の甲子園球場完成のような阪神と阪急の中等学校野球誘致合戦くらいなものですが、中産階級の文化の原点である阪神間モダニズムを牽引した両雄がこんなことをやっていたくらいですので、大正14年ともなれば野球はすっかり定着し、批判するのはよほどの堅物か荷風先生のようなひねくれ者くらいになっていたのではないでしょうか。

「大正野球娘。」ネタは余裕があればちょっとやってみたいとは思っています。
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by bokukoui | 2009-07-20 23:59 | 制服・メイド | Comments(4)