東急田園都市線高津駅の工事はいつ完成するのか
そんな愚痴はさておき、高津駅ですが、流石に延長開業から5ヶ月近くも経っているから完成しているのだろうと思いきや、そうでもありませんでした。延伸開業直前の報告と照らし合わせながらご覧下さい。
とりあえずホーム上の様子から。
電車で高津駅を通過するたび、ホームの工事はあらかた終了したようなのに、何ヶ月経ってもこの仮囲いが撤去されないため、もしかしてこれは小生の誤解で、仮ではなく恒久的な囲いなのかと思うこともありましたが、降りて確かめてみればやはり仮と思われます。広告看板までついているけど。
コンコースに降りてみますと、改札口周りは一見綺麗に完成しているようでした。
府中街道に面しているのは昔からあった方の改札口ですね。
で、今回の改良工事の結果、高津駅には新たに、これと反対に北東に面した改札口が設けられました。これは特に名のある街道や施設に近いというわけではなく、近隣の住民の便を図ったというものと思われます。
以前、工事中に仮改札口がこの付近(正確には道一本分東)に設けられていましたが、今回めでたく常設となりました。
と、改札周辺は完成したようですが、その中間のコンコースの一角はこのような状況でした。
売店でもそのうち設けられるのでしょうか、まだ工事が行われているようです。
ホーム上やコンコース内部もこんな感じですが、駅周辺は更に、まだまだ残工事があるようです。上に写真を掲げた、新設の東口改札にしても、駅の中から外を見ればこんな感じなのです。
この東口改札を出たところには、このような柱が立っています。
写真では分かりにくく申し訳ないのですが、黄色のステッカーに「仮電路柱 感電注意!」とか書いてあったように思います。高架橋の工事現場に電線を渡している柱なのでしょうか。もしかするとこれが、ホーム上の仮囲いにつながっているのかも知れません。とまれ、この「仮」な柱がどけられて、ようやく高津駅附近の工事も完成ということになるのでしょうが、まだそれなりにかかりそうですね。
駅周辺の情景も何点か。
この辺はまだ工事が行われているようですが、さらに二子玉川寄りは囲いが取り払われて、駐輪場になっていました。
この駐輪場は以前からあったかと思いますが、工事用の囲いが取り払われてすっきりしています。
ここはかつて、仮の改札口が一時設けられていたあたりです。ここは工事がまだ行われています。
囲いの上に手を伸ばして写真を撮ってみたらこんな感じでした。かつて高津駅の高架下は「電車とバスの博物館」でしたが、また何か転用する構想でもあるのでしょうか。
これは、西口の改札に面した府中街道の歩道から、溝の口方を望んだものです。工事の範囲は高津駅のみならず、その溝の口方の方にまで及んでいるようで、まだ残工事は結構多いのでしょうか。囲いにクリスマスツリーが描かれているのが季節柄です。
残工事の詳細は分かりませんが、工事現場に張られていた附近住民への告知ビラによると、騒音軽減のため軌道に砂利を撒布し、また現在1.2~1.5m程度の高さの防音壁を2mに増高する工事を来年3月までに行うそうです。駅構内、附近の高架下など、まだしばらく工事は続きそうで、なかなかこの報告のシリーズも完結しなさそうです。また折を見て見に来ましょう。工事は年度一杯くらいは行われるのでしょうか。それとも、案外あるのではないかと小生が内心疑っているのが、「東急建設の業績が上向くまで」というのですが・・・さすがにそれはない、よね?