鍋焼うどんの探求(3) 釜あげうどん 高田屋@本郷
という前口上で、今回は本郷界隈から、釜あげうどん 高田屋「五目鍋焼うどん」(1150円)でございます。

この店は店名の通り、釜揚げうどんが主力商品のようで、麺好きの小生も以前に来たことがあります。関西風だしのつゆが上品な味わいでした。麺も腰がしっかりしています。ただ問題は、上品つゆにしっかり麺の釜揚げだと、流石に薄味に過ぎる感もあります。
それはともかく、釜揚げと並んで各種鍋焼きうどんの類も数そなえているのですが、一番普通っぽいのにしてみました。土鍋に入って登場。
では具を調査。
・えび天
・卵
・餅
・椎茸
・なると
・太ネギ
・わかめ
てなところです。あと、鍋の底に結構大きな昆布がでんと一枚入ってました。これは具ではなくてだし用なのだと思います。
昆布をがっつり投入しているように、関西風のだしは上品で結構です。ただ、上品すぎてやや薄い感も・・・ってさっきと同じこと書いてますね(苦笑)。具は、えび天が結構さっくりしていました。
で、総括としては(1)と同じようなオチなのですが、だし・麺・具のそれぞれは良いにしても、上品にそれぞれがまとまって、小生が鍋焼うどんに希求する「一体感」には乏しい印象でした。看板に反するようですが、普通のうどんの形で食べるのが一番かも知れません。
最後にお店の外見と場所を載せておきます。

(4)に続きます。
by bokukoui | 2010-02-26 23:58 | [特設]鍋焼うどん探求 | Comments(0)