高校生の世界観
初回の授業では、まずは世界史の舞台を理解するということで、世界地図を描かせてみるのですが・・・
・8人中7人は、一応南極以外の大陸を認識していると見られる。
・皆愛国心に溢れているのか、日本列島はそこそこ正しく(島が四つある程度は)描いている。九州と四国を統合していた徒輩が二名いたが・・・
・アジア大陸とアフリカ大陸を分断していた者5名。みんなそんなにスエズ運河が好きなのか。
・グレートブリテン島を描いていた者は6名に及び、うち5名はアイルランドも描いていた。一方でマダガスカルは3名、インドネシアは4名、フィリピン2名、キューバ2名、セイロン0名。流石英国。
一応いいかなと思えるのは半分くらいか・・・まあ、これでも予想よりはマシでした。
小生の描き方では、赤道と北緯40度線をまず描いてから描くことにしています。また、大西洋を中心にして描く方が描き易いように思います。世界史の理解の場合も、有体に言えば大西洋中心の世界地図の方が便利ですし(近代でしか世界地図は使わないので)。
第1話完
貴殿の書き込みの後本分を大分加筆しています。済みませぬ。
で、戦線を書くのはもちろんデフォでしょう。そういや高校の頃使っていた図説のWW2の地図で、北アフリカの枢軸軍最大進出地域が間違って大きく書かれ、スエズ運河に達しているようなのがあったな・・・作成者がロンメルのファンだったのでしょうか。
>スペード16氏
経度を引くのは通人の証ですな。昔書道の授業中、半紙に朝鮮戦争戦況図を描いて得々と貴殿に示していたことが懐かしくも痛々しく思い出されます。
>Ta283様
戦史マニアの「一部地域」といえば、やはりウクライナや白ロシアの大地が「無駄に詳しい」土地として真っ先に挙げられるかと思います。ハリコフ、ザポロジェ、オルシャ、モギレフ、ヴィテブスク、等々。次いで無駄に詳しいのが、ノルマンディーとアルデンヌの村々の名前とかでしょうか。
やはりウォーゲームをやると、地名に詳しくなるのみならずこだわりのようなものも感じるようになるようです。最近小生は「塞馬集」という地名がしばしば脳中を駆け巡ります。