さよなら交通博物館 建物の解体状況(6)
で、その一環としてブログの方では、まず今月の交通博物館の状況をお伝えします。今月は解体工事が相当に進展し、大きな変化がありましたので、ご注目下さい。

未だに「交通博物館」の標示が健在(2010.4.21.撮影)
まず、南側の交差点から望んだ全景を、日付けを追って掲げます。



一見してお分かりいただけるかと思いますが、交通博物館の中心をなしていた建物が、今月上旬に足場を組まれ、その後周りを覆われた中で解体され、下旬には囲いも足場も撤去されています。この建物は、昨年12月頃に神田寄りの階段室が解体されたものの、その後は線路沿いの側の吹き抜けの建物の方に解体工事が移行したためその姿をとどめていましたが、あっさりと姿を消しました。また、南側に建てられていた、解体工事関係の2階建ての事務所のようなものも、工事が佳境にさしかかったためか、撤去されています。
この様子を南東側から定点観測したものを、以下に掲げます。



角度を変えてもう少し。こちらはかつての入口である、東側から見たものです。



三枚目が傾いているのは、雨天の中撮影したため片手に傘を持っていたからです。お見苦しい点はご容赦を。
この辺りを、塀の上から手を伸ばしてカメラを掲げて撮影した写真を以下に掲げます。これまた目分量で撮影しているので傾いていますが、何卒ご寛恕のほど。


解体工事の進展により、これまで資材などが置かれていた場所が整理され、かつての交通博物館の入口であった階段やタイル張りの場所が再び姿を現しています。
もう一枚、この附近の最近の様子を掲げておきます。

それでは場所を変えて、南東側からの様子を見てみましょう。こちらはあとで照合したらうまく定点観測になっていなかったのですが、なにせ大きな建物が消えたために感覚が掴みづらくなったものと思います。ゲートの場所などから状況を把握していただければ幸いです。





大きな建物がなくなって、すっかり様相が変化してしまったことはお分かりいただけようかと思います。この撤去された建物を、西側から見た様子を順に挙げておきます。



これで残されたのは、西端の一角だけとなりました。お茶の水側から西端の、階段室などの残された一角の様子を望みます。



今月の変化は以上のように大変大きいものがありました。最後に、このように進められた工事の模様について、撮りためた写真から何点か紹介しておきます。



(2010.4.21.撮影)
解体工事も進捗し、おそらく来月中には終了するものと思われます。残り僅かな期間ですが、最期まで見届けていきたいと思います。