いろいろあって引き籠もりっぱなしでしたが、流石にそうしてばかりもいられないので、何とか出かけるついでに、今年最初の観察をして参りました。こんな調子なので雑駁なものですが、一応上げておきます。
まずは例によって全景ですが、人通りが多くて撮るのが大変なのはいつものことです。
で、ほんのちょっとしたことなのですが、変化のあるところがありましたので、その部分の写真を上げておきます。
写真中赤で印をした箇所は、元々フットライトみたいなのが取り付けられていましたが、場所が場所だけに酔っ払いに蹴飛ばされデモしたのか、壊されたまま数年経っておりました(
2008年の7月には壊れていたようです)。で、今まであまりこの部分を写真で大きく取り上げてこなかったのですが、照明器具が壊された跡からはコードが一本飛び出していました。そのままの状態で2年以上経っていたわけですが、ふと見ると今回、コードは取り外されていました。
それでは定番の観察を。
これは運転台のドア周りです。それほど変化はないと思います。
更に定番、客用のドアのうち、まず運転台寄りのを。
と、この辺は代わっていない感じですが、ドア側の外板が。
これは酷く蹴っ飛ばされていますね。
次いでこのドアの戸袋窓を。
車体をだんだん車端部寄りへと移動していきます。
この写真の左側の窓(運転台から2枚目)の右下のあたり、ひび割れからの錆の流れ出しが悪化しています。戸袋窓でない窓も傷んできているようです。
さらに車端部寄りへ。
ここは、前回目立った白い汚れが半ば消えかかっています。然し塗装のひび割れや錆などはそのままです。
運転台から戸袋含め4枚目の窓付近です。
印をしたように元々傷の多いところですが、ここの傷に大きな変化はなさそうなので、拡大写真を掲げるのは控えておきます。
次いで毎度定番のドア(車端部寄りの)周りを。
特に変化がないのは幸いです。もっともドア周辺では、前回お目見えしていたマグネットで取り付ける電車の紹介の掲示が、速くも姿を消しておりました。やはり人の多いところでは難しかったのでしょうか。
そして上掲ドアの戸袋窓とその周辺を見てみましょう。
上の写真で印を付けたように、この窓の下の車体側面は大小の傷が幾つもついています。待ち合わせで寄りかかったりする人が多いのでしょうが、この車体側面の傷が心持ち大きくなったり、錆が酷くなったりしているようです。
車内の展示ですが、入ってみると中吊りの河津桜の宣伝が目立ちます。
他にも河津の宣伝のポスターが何枚か掲げられていましたが、このような伊豆観光の宣伝は渋谷区と提携している関係で以前にもあったと思います。
車内の展示はこれだけではなく、渋谷の懐古的なものもありました。
同じような趣旨の、昔と今を対比させた写真展は前もやってましたが、新しく地図が添えられてどの場所か分かりやすくなっています。その分写真の点数はあまり多くない気がしますが。
大体こんなところですが、最後に一つ気づいたものをご紹介。
この写真は文字が読めるようクリックすると拡大表示しますが、拡大せずともハングルの掲示であることはお分かりいただけようかと思います。国際化に対応、にしても何故ハングルだけなのか、そもそもこれでどうしようというのかよく分からないところもありますが。
今回は車内に渋谷区サービス公社の方がおられず、また小生の事情もあって雑駁なものとなってしまいましたが、また折を見て観察を続けたいと思います。