ささやかな地震の教訓・本棚の転倒対策
云うまでもなく、昨日の地震で東北太平洋岸を中心に多大な被害が生じました。被災された方々にお見舞い申し上げると共に復興の速やかならんことを祈念しますが(「宮城県栗原市で震度7」と聞いた時は「3年も経ってないのに・・・」と絶句しました)、関東でも結構洒落にならない揺れを感じました。
その結果、小生の部屋はかかる状況となりました。
最初の写真で、青で示したように、天井に突っ張りのあるタイプの本棚は全く無事で、中身が飛び出すこともありませんでした。
というわけで、本の多い方は本棚の天井突っ張り棒などの地震対策を忘れずに・・・というのが教訓かというと必ずしもそう言い切れません。同じ部屋・隣の部屋に、同じように突っ張りなしで立てていた本棚6基が、倒れていないのです。思うに倒れなかった本棚は、倒れたそれより高さも奥行きもあり、重量もある高級品でした。倒れなかった理由はその辺にあろうかと思います。本棚「その1」は本来文庫本用で奥行きが17センチ程度と薄く、それが転倒の理由になったのではないかと。倒れなかった本棚は奥行き30センチあり、これが普通とはいえ奥行きがありすぎてかえって使いにくいのですが、転倒しにくい要因にはなるようです。もちろん、もし倒れたら、重い分余計大変そうですので、突っ張りなど転倒対策が無用ということはないはずですが。
つまり、本棚について大事なことは、やはり良いものを買う、という身も蓋もないことが前提なのかなあ、と・・・。
以下蛇足。
慧眼な読者の方は最初の写真で、本棚「その1」の中身がマンガばかりなのをお察しだろうと思います(苦笑)。マンガばかり読んでいる様に思われても困るので言い訳しておくと、「その2」の方には紀要や戴いた抜き刷りの類を詰め込んでおりました。それがひっくり返ってしまって、元々管理の適当だった資料がすっかり混沌としてしまい、今後の作業をどう進めようか困っているのが現状です。片付けも思うように出来ない事情もありまして。
長期の更新中断や片付けできない事情については、世間や身辺が多少落ち着いたら書こうと思います。
本に埋もれて亡くなった人も過去の地震でおられますから気をつけてください
我が家は壁に固定してあるので阪神淡路大震災の時は倒れずにすみました・・・倒れてたら死んでたと思います
でも本当に強い地震だと壁ごと倒れたりしますので・・・
怪我がない方にはずれたのはよかったですね。
ご無沙汰しております。ご心配痛み入ります。
とはいえ阪神大震災を現地で経験された方に比べれば、表題通り「ささやかな」出来事です。
Ta283さんの作り付け本棚は以前 mixi で拝見した記憶があり、立派なものと感心しました。やはり相応の手間や投資を怠ってはいけない、ということは確かなようですね。
お騒がせして申し訳ありません。
大名死亡さんは大丈夫でしたでしょうか。「書籍流」に見舞われそうな点はそちらも同様と思います。というか同様の人が知人友人に大勢居そう、という点も共通してそうですね。
帰宅難民として一夜を過ごされたそうで、お疲れ様でした。
それで疲れて帰宅して、てんやわんやになっていると、余計疲れそうですね・・・おまけに今日は、無事出勤できたでしょうか。ご自愛下さい。
(当方は思っていたほど書籍流に見舞われず、
「俺の読書レベルはこんなもんだったんか」と安心半分
自己嫌悪半分などとボンクラなことを愚考しております)
ご無沙汰してます。ご心配痛み入ります。
体の方は、地震とは別にいろいろありまして・・・
当方の書籍流も、漫画のラインナップを見て見ぬふりをして下さっている、皆様のお心遣いが身に沁みます(苦笑)
暖かいお言葉ありがとうございます。やはり漫画は何なので、『関東の電気事業と東京電力』や『関西地方電気事業百年史』あたりに埋まるように配置換えしておきます。圧死より頭蓋骨陥没になりそうな面々ですが。
与太はともかく、本棚が倒れても直撃はされないようには配置してあります。上掲の本のような大物は別室に置きました。
返信が遅れましてすみません。お言葉痛み入ります。
是非一度、有志と「河口湖合宿」を行いたいと思っております。
>某後輩氏
いえいえ、十数本の本棚中これしか倒れませんでしたから、マシな方かと。
突っ張り棒の効果はなかなか偉大ですね。ただ、地震後ちょっと調べてみたらやはり緩んでいるようです。
最悪、寝ている時に倒れても下敷きにならないよう、「どう倒させるか」という発想も要るのかも知れません。
申し訳ありません。
>これは相当な被害ですね…。ご無事で何よりです。
>うちの辺りでは震度5強だったのですが、幸い本棚・食器棚の類はっ張り棒で
>固定していたので倒れませんでした。ただガラス戸から中身が散乱して各部屋が
>酷いことになりましたが…。
>あとかなりガチガチに突っ張り棒を固定していたのに、揺れで棒の位置や向きが
>どんどんずれていくのを目の当たりにした時は言葉を失いました…。とりあえず
>今回はしっかり役目を果たしてくれましたが次に大きな余震が来た時が
>心配でなりません。