震災の微妙に国際的な影響
で、先日大学に行った折、本郷近傍の中華料理店(店員などみな中国人の模様)が閉まっていて、こんな張り紙がしてありました。
地震の影響微妙に日本語が乱れているのに、「諒解」が難しい字だったりする所が中国の方が書かれた文章なのかな、という推測を生みます。
なので、閉店1ヶ月
になっております。
ご諒解して下さい。
すみません。中華料理 大宝
で、現在本郷界隈で小生の見た限り(といっても体の関係からあんまり行ってないのですが)、営業時間短縮のお店は結構あっても、休業まで行った所はそんなになかったように思います。いつこの掲示がされたか不明ですが(撮影は22日です)、撮影時点では物流や電力の面では、他の店の状況から察するにこの地域は営業を不可能にするほどではなさそうでした。やはり異国で仕事をするということのストレスは、相当大きいものなのだろうかと、この慌ただしさを感じさせる文面を見て思いました。
「閉店1ヶ月」となってますが、1ヶ月後にはどうなっているでしょう。海外に一旦脱出した人がまた帰ってくるということは、マクロ的な「復興」の指標としては大変象徴的なものと思います。
更に余談ですが、当ブログでも過去に「注文の少ない料理店・岩男潤子さん篇」などの記事で何度かネタにした、川崎市の中華料理店「中国遼菜府」ですが、神奈川県民の情報提供者によると、同店でも震災後店内に「地震により当面の間休業します」みたいな張り紙がしてあったそうです。
情報提供者曰く、その理由を店のおばさんに聞いた所、例によって要領を得なかったようですが、何でも店員さんたちが帰国するので、4月から休業するとのことだったそうです。それではいつまで休業か、いつ再開するのか、と問うた所、「長い。ずーっと」との由で、これは地震や原発による日本からの撤退か、と暗然としたそうです。
で、店のおばさんが「3月中はやってます」との由だったので、この味とももうすぐおさらばかと数日後に「中国遼菜府」を再訪したところ、休業の張り紙がなくなってたそうで、どうも休業は撤回された模様です(笑) 多少なりともパニックが沈静化したとすれば、まことに結構なことであります。