鍋焼うどんの探求(25) 新ふじ@池ノ端
その池之端の新ふじで、「なべ焼うどん」(950円)をいただきます。

お店は一見昔風の造り、と見せかけて、実は後ろのビルにくっついているという、不思議な構造でした。2階と3階も蕎麦屋なのかも知れませんが、ちょっと分かりません。一つのフロアはこじんまりとしていて、20席そこそこの広さでした。例によって中途半端な時間に行きましたが、お客さんが途切れないお店でした。
お品書きを見ますと、もりかけ450円天ぷらそば950円、一番高いのは天どん上の1400円といったところで、800円前後の丼物とそばの定食が充実した印象です。お酒とおつまみも結構ある模様。壁のお品書きを見ると「なべ焼うどん」950円はもともと「並」だったようで、「なべ焼うどん 上 1100円」が存在したようですが、消されて並のみになってました(「並」の字も消してある)。
壁のお品書きで目を惹くのは、その下に、店の前の不忍通を昔走っていた都電20系統の写真が掲げられていたことでした。鉄道マニアとしてはちょっと嬉しいところです。
では、具を見てみます。
・えび天(衣でかく煮てある)
・卵(半生、黄身がとろとろ)
・卵焼き(甘くない)
・かまぼこ 飾り切り×2、普通の形×1
・かにかま×2
・しいたけ
・麩×2
・長ネギ×2
・かいわれ
・薬味のネギ(別添)
卵焼きとかにかまが特徴でしょうか。どちらも先例はありますが、比較的少数です。そして新登場はかいわれ。これは今までなかったように思います。色味をつけるというと、手軽なところでほうれん草、高級感出すと三つ葉(三つ葉が入っているのが個人的に好き)、かわったところでわかめというところでしょうか。かいわれはあんまり見た覚えがありません。
麺は少し細めで長い目の感じ、固さは普通(鍋焼にしては固い)という感じです。だしは関東風の普通というところでしょうか、あまり甘みを感じませんでしたが辛いという程ではないと思います。
それでは、最後は例によって外見(特徴あります)と場所を。
