鍋焼うどんの探求(28) 小松庵@本郷
というわけで、前回に引き続き、本郷の南の方を巡って、小松庵で鍋焼うどん(1350円)を食します。

本郷三丁目の交差点から春日通りを東に向かったところにあるお店ですが、同名のお店が本郷通りを北上して、東大前の駅を過ぎたところにもあるようです。他にもあるのかも知れません。※追記:東大前駅の方の小松庵も訪れました。こちらをご参照下さい。
お店は30席ほどでしたか、普通の広さです。お品書きを見ますとこれが結構種類が多く、そばうどん・ごはんものに加え、雑炊やきしめん・にゅうめんなどもあり、定食のもの多いようです。焼酎やつまみもそれなりに揃っている模様。またメニューには夏冬それぞれの季節ものもありましたが、鍋焼うどんは通年のメニューでした。冬限定メニューには「かき鍋うどん」「蛤鍋うどん」「田舎鍋(みそ仕立)」など、鍋焼の亜種のようなものも見受けられました。
価格設定としてはもりかけ550円にはじまり、天ぷらそば1250円、天ざる1800円とちょっと高めでしょうか。ご飯ものでは天丼1600円天重2150円といったところが高額なようで、ちなみにかき鍋うどん・蛤鍋うどんは共に1550円でした。
それでは、具を見てみましょう。
・えび天
・ゆで卵
・かまぼこ(飾り切り×2、半月形×1)
・なると
・椎茸
・えのき茸
・麩
・さやいんげん(いくつか)
・薬味のネギ(別添)
卵がゆで卵になっているのはラーメンみたいですが、確か2例目であったかと思います。おおむねオーソドックスな陣容ですが、えのき茸が入っているのは初めての例のように思われ、これが特徴でしょうか。小生が自宅で作る場合にはよく入れますが、お店で出会ったのは初めてかと。青味のさやいんげんも比較的珍しい方です。えび天がぷりぷりとした歯ごたえでなかなかでしたが、衣が剥がれやすかったのが玉に瑕でした。
麺は太さ固さともまず普通で、だしは色が濃く甘みが少ない辛めのものでした。吸い口に柚子が添えられているのは小生の好みです。
それでは最後にお店の場所を。