天地有用? な看板
で、だるさと眠さに鬱々としつつ、いろいろ作業をしているのですが、その関係でちょっとパソコンの古いデータを探っていた時、小ネタ画像を思い出したので、場所ふさぎに張っておきます。
で、見ての通りホテルの看板で、場所は言うまでもありませんが、ホテル名の下の使えるカード会社を示す看板が・・・? あれ?
歴史の資料集で見た御朱印船の絵で、取引相手のオランダ東インド会社のマークを染め抜いた旗を掲げているのがあるのですが、同社の頭文字 VOC をかたどったロゴが、アルファベットを知らない日本人が描いた絵のせいか、上下逆になっているというのがあります。でも今時、アルファベットのロゴの上下が分からないなんてことはないですよね・・・。
そういえば逆の事例もあって、昔のことですが日本の鉄道会社がヨーロッパの製鉄会社にレールを発注した時、自社のマークを刻印するようにと図案を送ったら、上下逆に刻印されてきたというのを見た覚えがありますが、どこの会社の話だったっけ・・・今検索したら、九州鉄道(二代目)のドイツ製レールだったようです。二代目の九州鉄道とは現在の西日本鉄道大牟田線(初代は国有化されて国鉄→JR九州になった)で、この路線ができた頃は八幡製鉄所でレールの国産化が行われてはいましたが、量が十分ではなく(価格の点もあったのかも知れません)、輸入もまだあったようですね。
「違和感があるから目に留まる」そういう洒落と実用を兼ねたもので
昔はちょいちょいあったんですよ。