今日の東急デハ5001号の状況(68)
ともあれ、久しぶりすぎて手順などもうまくいかなさそうなので、今回は説明は少なくして、ひたすら写真を並べていこうと思います。
確か、東急デハ5000形の前面に付いている小さな灯りは、上側が通過表示灯で、下側の方が尾灯だったと思います。尾灯の下あたりの傷が目立ちます。
この手すりの傷みようは、一年でかなり酷くなっていますね。
ドア回りは元から痛みが大きいですが、やはりこちらの傷も増えています。「入口」の文字も心なしか、痛んできているような。
戸袋窓ももともと痛みが大きいところでしたが、一年でひび割れが大きくなり、車体の板の厚みがはっきり分かるようになってしまいました。早めに手を打たないと、内部の腐食が加速度的に進まないか、心配です。
運転台寄りドアの戸袋窓から、向かってその右の窓にかけてのあたりの様子です。窓枠回りのひびが長くなってきているようですし、窓の隅の傷も戸袋窓同様に板の厚みが分かるほどめくれ上がってきています。また車体下部には、今まで見たのとは違うパターンのひびが水平方向に走っています。
先程の写真よりさらに車端部寄りの車体の様子をピックアップしてみました。窓回りの傷はそれほど大きくはなっていないようです。車体側面のリブ上面の傷は、それと比べると大きくなっている気がしますが、雨の影響でしょうか。錆の箇所を接写すると、何だか前衛芸術のようです。
こちらのドア回りでは、ドアのゴムの痛みが一年間で激しくなり、ついに大きな穴が開いてしまっています。(1)の方も、多少傷が増えているようですね。ただ「出口」の看板は、入り口とは違ってそれほど痛んでいるようには見えませんでした。
戸袋窓の回りは、こちらも痛みが目立ちます。もっとも、もともと痛んでいた分、変化は相対的には少ないかも知れません。ただ、向かって左下側の角周辺に大きな塗装剥がれができているほか、戸袋窓下辺にそったひびの周辺での痛みは結構激しくなっているようです。
(この写真はクリックすると拡大表示します)
人が多くて、あまり良い写真が撮れませんでしたので、これ一枚でこの周辺はご勘弁下さい。このあたりは、駅やデパートに近いためか人が特に待ち合わせなどに使う傾向があり、その分傷も多くなっています。ただし、一年前と比べては大きな傷が増えたわけではないようです(個々の傷は着実に大きくなっていますが)。
妻面の窓は一度割れたことがあって、その関係か赤いテープが貼ってあります。車体側面と比べると、日当たりの関係か貫通扉や屋上に上るステップなどの部品が多いせいなのか、妻面の前で寄りかかって待ち合わせをする人は多くないので、その分痛みは少ないようにも思われますが、やはりそういった凸凹した部品の取り付けられた箇所や、低い位置に、ぼつぼつ塗装の剥がれ等が起こりつつあるようです。
車体の裏側、といいますか、地下鉄への降り口と接していて人の目には触れない側を、立ち入れないように仕切っている衝立の隙間から覗いてみました。ゴミが結構落ちていることもさりながら、人が寄りかかることによる傷は付かなくとも、次第に錆が進んできている様子はうかがえます。車体の清掃もこちら側はされているのでしょうか。
車内の展示は、ちょうど一年前と同じく、12月1日の「世界エイズデー」に関連した啓蒙活動に宛てられていました。この時期には毎年の定例となっているのでしょうか。
ちなみにハチ公の銅像にも、「世界エイズデー」のたすきが掛けられていました。
以上、やはり1年のブランクをいろいろと感じさせられました。今後はあまり間を開けないよう(そして撮影後記事完成まであまり間を開けないよう)、また本来の趣旨から言えば、むしろこの車輌がどのように活用されるか、来年3月の東横線・副都心線直通運転と駅周囲の更なる改造工事の中でどのように扱われていくのか、そういったことに着目しつつ、引き続き観察を続けていきます。
最後に、今までそういえばあまり撮ったことがなかった、車体側面の全景写真を掲げて、本記事をひとまず締めくくります。
(この写真はクリックすると拡大表示します)