今日の東急デハ5001号の状況（70）

※一年のブランクを経て完成しました

　大変長らく間が開いてしまい、おまけに本記事もかなり日付をバックデートしておりますが、この企画は決して止めたわけではありません。




　この日は平日でしたが、やはり渋谷は人が多く、この日は若い女性相手にモデルの勧誘？をしている連中が妙に目に付いた記憶があります。
　それでは、各部位を順次見ていきましょう。写真は基本的に、クリックすると拡大表示します。

NHKの番組宣伝のステッカーが前面窓にも貼られている

錆が目立つランプ周り

ひび割れが貫通してしまったレプリカの行先案内板

こびりついたガムの汚れ

もとから傷の多かった運転台扉周り

同じく運転台扉の手すり

番組宣伝のステッカーが貼られた戸袋窓

ひび割れが大きい戸袋窓の周り

戸袋窓の周りと車体

同じく傷みの激しい戸袋窓周辺

窓の周囲の傷み具合

ナンバーの上に流れる錆

ガムのかす？が貼りついた窓の周り

雨だれの痕跡

塗料の剥がれが目に付く後部戸袋窓と寄りかかる人々

大きな塗料の剥がれ箇所を拡大

割れてしまった飾りのライト

後部ドア周辺

車体の妻面

妻面の落書きやシール　「みんな見てるぞ！」の皮肉

車体側面全景

NHKの番宣に使われている車内

車内に設けられた観光案内所

　以上、写真を多めにして紹介しました。
　デハ5001が賑わっていること自体は結構といえばそうですが、もともとの計画からすればNHKの宣伝なんて全く方向違いだし、観光案内もそれ自体はいいことですが、これはむしろ車内だと外から分かりにくそうです。やはり使途としては、思いつきのような感が拭えず、さてこそ今後も長く続く渋谷の再開発の中で、この車両がどうなっていくか、慎重に見続ける必要を感じます。