暑いので小休止
教訓は結論を考えてから記事を書き始めようということ。
斉藤先生の本を読み直すのは少々時間がかかりそうだし、先送り。
でも一応続ける気があるということを示すために今考えている糸口というかネックの箇所を少し示せば、「どうもここらへんになると鉄道・軍事を一緒に論じるのが難しいなあ」「軍事と『メイド(のようなアキバ文化)』の結合が多いといったって、結合したものがミリオタに本当に受けているのか? バカにされてるだけじゃないか?」「結合物の場合、軍事に関し考証と呼べるものがなされているのか? これだって結局ネタじゃないか」とかですね。軍事ネタ糞アニメ・糞ゲームって、実は枚挙に暇がないような気がするし。今年もタクティカル某なる逸物があったやに聞いていますし。
まあでも問題は、肝心の「鬱屈した欲望」の核心にいまいち近づいていないことなんですけど。
「可愛い女の子に野戦服を着せてみたい」に相当する鉄道の例がいまいち思いつかないんですよ。鉄道擬人萌え化とかもあったけど、軍事に比べると流行らなかったしね・・・。
鉄道に関し、鉄道趣味でないマニアというか「オタク」というかとにかくネタ職人が取り組んだ作品発見。こういうくっつけ方もあるのか。
現在『パンチ』改訂作業中。
今日大学の読書会で、戦前の『文化生活』という雑誌(創刊者の作った学校が現在の東京文化学園←創刊者森本厚吉の肖像写真あり)を見せてもらったら、雑誌の代理部(雑誌の編集部が取り次ぐ通販)の目録にビートン夫人が書いた料理の本(無論洋書)を発見。昭和2年に何を考えてたんだ森本。
鉄道や軍事愛好家の「深い探究心」が
メイドについてはみられないというのはなるほど納得です。
私の通う大学の隣にメイド弁当屋ができたり、
もう、ブームというか、話題性があるから流れに乗ってみた、
というか、ネタや話題性の部分がけっこう多いですからね。
大学の大衆化ならぬ、メイドファンの大衆化という状態でしょうね。数を増やせば、「なんとなく好き」な
人が多く巻き込まれていくわけですから、
平均的に探究心は薄い集団に見えますよね
一方でものすごく研究熱心な人もいるはずなのですが。
軍事や鉄道が同じくらいブームになったら、
同じような事態になるかもしれません。
理より情な集団にもなりうるのでしょうね。
そのメイド弁当屋とは昔芳葉と呼ばれていた中華料理屋の跡地ではあるまいか?
野戦服着て闖入して追い払われればまあいいのですが、大受けしてしまったりしたら立ち直れなさそうです。
>te様
返事が遅くなりまして済みません。そう、メイド弁当屋なんてのもできていましたね。
大衆化したからネタや話題性重視で薄くなる、というのはどこでもありそうですが、おそらくそれ自体は悪いことでもなかろうと思うのです。平均値が見た目低くても、全体としてバランスよく発展すれば。しかし、「メイド」の場合、結局妄想の関係性で成り立っているから確固たるコア層みたいなのが成立しにくくて、結局拡散してしまうような問題はあるのかもしれません。
その点、現実に依拠する鉄道や軍事は、現実による縛りや敷居の高さは
ある代わりに、そういった拡散の問題は比較的マシな(あくまで比較的)状況にあるのかもしれないと思います。
返事が遅れてもうしわけありません。
コメントありがとうございます。
おそらくそうだと思われます。
前の店はよく覚えていないのですが・・・
W大学の中央図書館と15号館のあいだを
とおっている坂道沿いに位置しています。
>その点、現実に依拠する鉄道や軍事は、現実による縛りや敷居の高さは
ある代わりに、そういった拡散の問題は比較的マシな(あくまで比較的)状況にあるのかもしれないと思います。
そうですね。客観的事実というものがつきとめられますからね。
大雑把にくくらせていただくと、
どちらも科学技術分野に属していますよね。
だから、探求していくと、普遍的に共有される通説的情報が入ってくるのだろうし・・各人のロマンも、そうした共通の土台の上に築かれていく建物のように感じます。