やれやれ
で、ちょうど時事ネタでも小林薫被告死刑判決なんてのもあったし、以前から多少考えていた話題も絡めてこの機会に執筆してみたいと思います。
題して「いわゆる『ロリコン』に関する雑考~雑誌『Alice Club』を手がかりに」てなところですね。秋葉原系のエロゲ好きの人たちが「ロリ萌え~」なんて言うのにいちゃもんをつけようというわけです(笑)
そうして、話をそこら辺にまで遡らせることで、小生が何故カマヤン氏のブログを読んでいるのかという理由を説明できるようになるのです。
政治的な話題を扱っているブログを読んでいるのだから、政治的な議論として有意義かどうかという基準で良し悪しを判断するというのは当然のことであるし、そしてカマヤン氏の背景を知らずに今氏のブログを読んだ場合、n-dprj氏が示されたような反応は蓋し当然といえば当然です。何となれば、政治的な言説として見た場合、カマヤン氏の書くものは瑕疵が少なくないからです。そのことは今更n-dprj氏に指摘されるまでもなし。
では何故小生がカマヤン氏のブログを読んでいるのかといえば、それは政治的な活動云々以前に、氏がロリコンという「変態」であり、そのことを認識して向き合いつつ様々な活動を展開しておられる方であるからに他なりません。そしてそういった自己に対し氏は大変真摯に向き合って来られた方のように小生には思われるのです。
そして、そのようなバックボーンを持った人が、政治や教育といったことにどのような考えを持ち、どのような行動を取っているのか、いわば特異な「他山の石」として、カマヤン氏の書くものに注目してきたというわけです。
となると、小生がどうしてカマヤン氏のことを知り、ブログを追っかけるに至ったかを書かねばなりますまい。
それは小生がリアル工房であった今から十年も昔のこと、男子校のマニアックな連中とばかり交流してリアルなそういった方面の経験が全くない日々を送っておりましたもので、従って性的な物への嗜好が、その年代ならではのスノビッシュな傾向と相俟って、いやがおうにも高踏的(のように見える)な方向へと向かっていくのでした。なるほど中学の頃の部活の合宿で、お約束の如く先輩がエロ雑誌を持ち込んでおりました――しかし、その折に登場した『デラべっぴん』の如き「低俗」な雑誌を手に取ることは、到底行いうるところではなかったのです。
そんな某日。クラスの親しくはないさる同級生が、『Sweet Lowteen』という雑誌を学校に持ち込んできておりました。知ってる人は知ってるでしょうが、この雑誌は黒田出版興文社とか言うところが出していた少女もの雑誌でした。そんなものがこの世にあるということに小生は衝撃を受け、さてこそ自分も読んでみたいと思ったのですが、親しくもない同級生のものゆえ見せてくれとも言い出せず、そこで自力で解決することにしました。つまり、本が一杯ある神保町に行けばきっとあるんじゃないかと。
で無智(無恥の?)の一念とは怖ろしいもので、小生は神保町で遂に見つけ出すことに成功したんですね。どこの店かはご想像にお任せします(芳賀書店ではない)。
しかし、その時隣に並んでいたコアマガジン発行の『Alice Club』という雑誌の方が目を惹きました。読み比べてみると(その店はシュリンクしていなかった)内容が全然違う。圧倒的に『Alice Club』の方が多岐に渡っていて怪しく、断然面白い。そこで小生は以後その店に定期的に通い、『Alice Club』に目を通すようになりました。嫌な客だな。
だらだら書いているうちに過去の自分の恥を曝け出すこの行為に気が滅入ってきて、続きを書く気力が萎えたので、本編の続きであるカマヤン氏の作品との出会いにまだ届いていませんが、今日のところはここまででご勘弁ください。
今日の話のオチとしては、事の発端になった『Sweet Lowteen』を持ち込んでいた人物が、後年東大医学部に進学したという事実を挙げておきます。噂では小児科を選択したとも聞くけれど、確証は持てません。確認するのも怖いし。
脳内で厨認定した相手には見境なく突撃。
そんなふうに考えていた時期が
俺にもありました(AA略)
若さに乾杯って歳でもないでしょう・・・と思いましたが、お互いもう結構な歳ですな。
>Ta283様
Ta283さんのお歳なら、アリクラ以前の第1次ロリータブームの頃をご存知なのではないかと・・・
>ゆん様
まさに第1次ブームをご存知の方ですね。でも購入はされなかったのでしょうか。
>ラーゲリ緒方氏
この店の名前言ったことありましたっけ? 軍事本も多少は置いている店ですが、古本は置いていたかな。