コスチュームカフェ17号店・顛末など
新刊につきましては申し訳ありません。冬コミにはきっと・・・と今までも似たようなことを言っていたような気が・・・。
コスカはすっかり大規模になり、都産貿の2階から4階まで使って開催されるのも通例になりました。今回当サークルは4階でしたが、いわゆる大手サークルをはじめとする、18禁などを扱うサークルは3階に集められていました。そのせいか、開場しても比較的人の流れは穏やかなように感じられました。その分3階は大変だったらしいですが。
その3階の人の流れを捌くために、同人通の編集長氏(ここに登場)が参加していて、事のついでに顔を出してくれたり、いつもお馴染みの小出鞠さんや檸檬児さんも来て下さいましたが、しかし、有体に言ってなんだか人の来るのが少ないような・・・あ、いや、売上が少ないのは新刊を出していない以上自業自得ですし、「新刊は?」と聞いてくださる方には土下座して詫びるしかないのですが、そもそも立ち止まってくださる方や見てくださった方の反応が今ひとつ以前より鈍いように感じられたのです。
これもコスカが大規模化した分、「普通の」即売会になってしまい、制服系といいつつも実は制服にこだわるサークルさんや参加者がその分少なくなってしまったからかなあ・・・などと、帝国メイド倶楽部と引き比べて思うのでした。実はコスカのこういった傾向は、昨年ごろから段々と実感しつつあるのですが。
ちなみに本の売れ行きが悪いと、個人的に困ることが一つあって、ちょうど手元不如意だったものですから、他のサークルの本を買いに行く軍資金がないということでした(苦笑)。幸い、時間が経つにつれ多少なりともお求め下さる方が出てくださったので資金は調達できたのですが、そうすると今度は渡辺プロデューサーがコスプレ写真を撮りに行ったまま戻らず(笑)、なかなか出かける機会がありませんでした。
とはいえ、最終的には頂き物を含めてこれだけの成果が。
まだ読んでいないので詳細な紹介はしませんが、実在のお店の店員さんやドラマに出てくるメイドさん、学校制服など実物系の資料が中心なのはいつも通りですね。そしてコスカといえば何故か多い軍事系、今回も一点収穫しました。
・・・真ん中の何かが異彩を放っていますが、気にしないことにしましょう(なみりゅうこさん、いつもいつもありがとうございます)。
詳しい紹介はまた折を見て。
3階のサークルはあまり行きたいところがなく、ただいつもお伺いしている「初芝電産と11月の休戦」さんには行こうと思っていたのが、売り子業務に従事しているうちに機を逸してしまい、残念と思っていたところ終了間際に向こうから訪ねてきてくださいました。ありがたいことです。
そしてもう一つ意外な出会いがあって、「ロールケーキ」というサークルのmizutamaさんという方で、このサークルの手伝いをしておられた方が渡辺プロデューサーの関係者だったりするのですが、実はナヲコ先生のファンで、それでネット検索して小生が書いた文章にたどり着かれたことがあった由。まこと奇縁であると感じ、その場に居合わせた渡辺プロデューサーも「世界は狭いなあ」と感心していました。個人的には、ナヲコ先生のファンが実は結構多いのではないかと思われて、とても愉快でした。
もはや恒例行事と化しつつありますが、イベント終了後は「むしぱん(SORA・ARTRON)」の皆さんと、そして「ランスロットカフェ」のなみりゅうこさんと小出鞠さんとで、お茶を一服・・・と思ったらいつもの店が貸切だったのでウェンディーズにて遅い昼食を摂りました。小生にとっては喫茶よりこの方が良かったように思います。朝食はしっかり食べたのですが、午後になって矢鱈と腹が減り、しかし席を離れることも出来ず、しまいには会場を行き来する方々が身に纏っている、コスカならではというべきひらひらフリル一杯の衣裳を見ても、「可愛い~」「萌え~」とか思う以前に、「ワンタンメン食いたい・・・」と思うようになっていたからです(笑)
少時歓談しますが、先ほど上に書いたようなコスカの規模拡大に伴う性格の変化、というのもこの席で話題に上ったことでした。制服系にこだわるならば帝国メイド倶楽部の方が濃い目でいい、ということに議論はまとまりましたが、しかしメイド系は帝メで何とかなるとしても、いわゆるファミレス系や学校制服系は、行き場に困るという感もあります。
しかし、コスカがこういった問題を抱えているにもかかわらず今尚参加する意味があるのは、それは最後になみさんが仰っていたことですが、やはりその場に集う人間のつながりがあるからだということです。小生もそのご意見には全く賛成したいと思います。
とまあ、まったりと一日イベントを楽しんできました。
折角なので、明日も後夜祭として当ブログで制服系の話題を扱うこととしましょう。馬車道の話とか。