[深夜アニメ一期一会]いとしのチャバネちゃん~W-Wish追想
昨日チャバネゴキブリの話を書いたので、思いつくままその続きを。
といっても昆虫が苦手な方にも大丈夫な話です。
表題にあるように、2回だけ書いて放っておいた[深夜アニメ一期一会]企画の続き。このネタを戦史研で喋ったら、先日後輩p次郎もしくはpgρ氏に先に使われてしまったところ、労働収容所組合氏が事情を証言してくれたので、この場でちょっと補足を。
で、チャバネゴキブリといえば、やはりなんといってもギャルゲー転じてアニメ化された『W-Wish』のヒロインの遠野泉奈嬢であって、これほどチャバネゴキブリを連想させるキャラクターはそうはいないのですが、p次郎(pgρ)氏がその連想の理由をちょっと誤解しておられるようなので、この機会に補足しておきたいと思います。
小生が彼女をして「チャバネちゃん」のあだ名を奉るに至った理由は、
・どう見ても触角にしか見えないいわゆるアホ毛。
・チャバネゴキブリに酷似した帽子及び髪の色。
以外にもう一個重要な点があるのですが、その根拠たるに相応しい画像がネット上になかなかなくて・・・こちらの公式サイトの、CD『想い出good night』の、ジャケットの写真の上にカーソルを置くとジャケットの裏面が出ますが、これがまあ一番良かろうと思います。
で、チャバネゴキブリは人家の中に住んでいる種類のゴキブリですが、近縁種に野外に住んでいるモリチャバネゴキブリというのがいます。昨日書いたように、子供の頃『昆虫図鑑』を愛読していた小生は、図鑑に載っていたこの二種の判別法がしかと記憶に刻み込まれていました。簡単に言えば、頭にある黒い二本のラインが、「ハ」の字のようにはっきり分かれているのがチャバネゴキブリ、下端が接近して「U」の字に近くなっているのがモリチャバネゴキブリなのです。
そう、遠野泉奈嬢がチャバネゴキブリに見えたもう一つの理由は、
・チャバネどもの頭の筋を髣髴とさせる帽子の黒いリボン。
でありまして、これなくしてはやはりチャバネとは呼べないだろうと思うのです(正確にはモリチャバネゴキブリの方が似ていることになります)。
「萌え」擬人化キャラが流行るご時世ですが、ぜひ昆虫擬人化で彼女の登場を・・・え、そりゃ『二軍(ファーム)昆虫記』だろうって?
ついでに言えば、小生のかかる連想の背景に、やはり駕籠真太郎先生の作品の影響があることは間違いないだろうと思います。何となれば駕籠先生は、「女の子にゴキブリの被り物をさせてハエタタキでぶん殴る」という風俗を作品中に登場させておりますので。
![[深夜アニメ一期一会]いとしのチャバネちゃん~W-Wish追想_f0030574_042840.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200611/08/74/f0030574_042840.jpg)
駕籠作品には様々な形でゴキブリが登場しておりますが、小生記憶の限りでは普通のゴキブリ(ヤマトゴキブリ)かクロゴキブリのような連中ばかりで、残念ながらチャバネは出てこなかったような気がします。とはいえ駕籠作品のゴキブリ登場作品は個人的には結構好きなのが多いです。『人間以上』収録のあのシリーズとか。
『W-Wish』のアニメの感想? 上記以外のことは大して記憶にありません。「萌え」の理解は難しいですね。アニメを見たい人は Youtube で全話見られるのでどうぞ。
ところでチャバネゴキブリといえば、先日東海道線の車内で出会ったのですが・・・え? もうゴキブリの話はいいって?
by bokukoui | 2006-11-07 23:59 | 漫画 | Comments(4)

なお、私は京王井の頭線車内にてクロを発見したことがあります。
これが私が東名間の移動に新幹線を嫌う理由・・・ではないのですが、毎週利用していた東海道線でゴキに出会った経験が無いのも事実です。
これからの9ヶ月間で新たに出会ってしまうのでしょうか。それは勘弁・・・。
>ラーゲリ緒方氏
ソルジェニーツィンの作品からロシアの農村におけるゴキブリの様相の描写を引用しようかと思いましたが、種類が特定できず断念しました。ご諒承下さい。
>p耳漏氏
勝手にネタにしてすみません。それから先日はワードモバイルを不具合に追い込んだのではないかと忸怩たる思いに駆られております。
なお、件のアニメをが「茶色い触角が生えたヒロインがカサカサと飽くなき生への執着心を見せるアニメ」と評されるのは、しごくまっとうなご判断であると思います。
>たんび氏
餌を考えれば長距離電車に発生しやすいでしょうね。ところで東海道線で発見したのは貴殿もご同道の折ではなかったかと思うのですが(笑)
なお、これからは「先生」と呼ばれるであろうご身分に相応しく、新幹線のグリーン車を利用されるのが宜しいのではないかと愚考します。