今日の東急デハ5001号の状況(8)
時刻は午後6時少し前、車内の公開が終わる直前でした。
まず例によって外観を。時間帯ゆえに人が多くてうまく撮れません。写真はクリックすると拡大します。
店じまい間際の車内を一瞥します。展示は変っていませんでしたが、配布物が変っていました。正確に言えば戻っていたというべきか、(1)の記事で報じた緑色の5000形紹介ビラでした。先日、デハ5001号車車内の配布物について批判をしましたが、もしかして渋谷区の関係者が当ブログを監視していたのでしょうか?(笑)
なお他に、このような紙片も配布されていました。 エイズ問題ですね。確かに日本は先進国では唯一増えているというし、青少年への啓蒙も必要な・・・ん、11月28日開催? 今日(このビラを小生が回収した日)は11月29日です。もう終わってるじゃん。
とことん、渋谷区のやる気が疑われますな。やれやれ。
前回の記事で指摘するのを忘れていましたが、後ろ側の扉と同時(と思われます)に前方にもこのような看板というか壁というか、が設けられていました。
既に暗くなっているので、ヘッドライトとテールランプのみならず、床下の照明も点燈しています。渋谷区サービス公社の方に伺ったところでは、この床下の照明は周囲が暗くなると自動的に点燈するそうです。ヘッドライト・テールランプは車内から操作しているそうですが。電源は床下あたりから電線で引いているらしいです。
車内で清掃しておられる渋谷区サービス公社の方のお姿が分かるかと思います。このお蔭で車内は現在のところ良い状態を保っていますが、車外はこれまで伝えたように少しづつ汚れやキズがついています。もっとも、流石に窓ガラスの鳥の糞は掃除してありました。
前回の記事で、屋根に登った人間を発見したのは百貨店の警備員で、交番の警官ではなかったということを報じましたが、そのことについて確かめるべく、交番の前からの視界を撮影してみました。その写真を以下に示します。クリックすると大きくなります。
なお、写真右手の街宣車は、左翼でも右翼でも「死後裁きにあう」でもなくて、国民新党の面々です。亀井静香が例のだみ声で演説をしていました。立ち止まって聞いていた、やや若い目の中年(スーツでなくトレーナー姿)が、ぶつぶつと亀井の演説の内容に文句をつけ、しまいには国民新党の運動員にからんでいました。ただ彼の発言も、あまり政治的に傾聴すべき内容を孕んでいたようには小生には聞き取れませんでした。
なお、亀井先生のご高説の内容ですが、小生は時間がなくて碌に聞かなかったものの、どうも小泉・安倍政権をアメリカの言いなりと批難する、なかなかに反米的な内容であったことは確かです。亀井先生が憤懣に満ちておられるのは分からんでもないですが、あまりアメリカの悪口ばかりだと陰謀論に聞こえます。それにそれだけアメリカが悪いなら、ご自身がより政権中枢に近かった折に何ぞされたのでしょうか?
この時、日曜日の屋根登り犯について何か情報がないかと交番の警察官に尋ねてみました。が、その答えは
「そんな事件があったなどとは聞いていない」
・・・。交番から5001号が見えないのは上掲写真の通りですが、夜間見回りとかはしておられるのでしょうか?
「していない。セコムの警備員が昼間は二人、夜も一人いると聞いている」
・・・。それって先月の話で、今は夜誰もいないんですけど。
「え? 知らないけど、いるんじゃない?」
・・・。実際夜来ると誰もいませんよ。
どうも事の発端の民間交番を巡って話がこじれたせいか、警察当局はこの件に関しとことん無関心を決め込んでいるようです。これは交番の警官の個人的問題に起因しているのではないのでしょうね。しかしこうなると、夜間の5001号の安否がますます気遣われます。
今夜の状況でも、既にこんな狼藉が。
いろいろ情報を集めたり観察したりすればするほど、なんだかため息しか出てきません。しかし諦めずに、しつこく観察・追跡を続けます。当面の敵は無線LANの調子ですが。