酒井翁再び立つ
というわけで、昨日都内某所の酒井邸に行ってまいりました。面子は昨年同様、主催者である『旦那様と呼んでくれ』の酒井シズエ翁と、『白と黒』の北庭氏であります。
昨年の「メイドさん」を巡る状況について、そしてこれから「メイドさん」はどこへ行くのかといった議題で活発な意見交換が交わされました。「メイドさん」のもたらす妄想とは何に由来するものなのか、それはどこから来てどこへ行くのか、それに対し如何なる立ち位置をとるべきか、時に本田透の評価を巡って鋭い対立など惹き起こしつつ、でもやっぱ皆メイド喫茶に全然行っていなかったことが発覚し、とりあえずシャッツキステ探訪ツアー近日開催の点では一致を見ました。
少なくとも、昨年のようにきっしーさんに「クダ巻いてどうすンのよ――ッ!!」と言われないような内容ではあった・・・と思いますが、自分で差し入れに買ってきた葡萄酒を殆ど一人で飲んでしまったので良く覚えていません(苦笑)。
鼎談の詳細は暫くの後、酒井翁のサイトにアップされるかと思いますが、鼎談以外に取り組まれた企画がありました。
それは、北庭さんが昨年買い込んだ(でも未プレイだったという)、題名や価格設定からしてネタとしか思えない、このゲームです。
『THE メイド服と機関銃』
北庭さんが仕舞い込んでいたのも無理はないですね。で、これをお試しプレイ。そしてなぜか、酒井翁と北庭さんの陰謀のせいか、生まれてから一度もコンシューマのゲーム機を所有したことがなく、この手のアクションゲームをやった経験は人生二十数年間全くといっていいほどない小生が、葡萄酒一本近く空けた状態でコントローラーを握ったりする羽目になりました。
で、なぜかこのゲームこそ初プレイとはいえ豊富なゲーム経験をお持ちのはずの北庭さんと同じところ、ステージ4のボスまで行って倒れました。つまりゲームの作りがそれだけいい加減ということですな。もっとも面白いことに、北庭さんはもっぱら近接兵器ばかり使っていたのに小生はひたすら突撃銃ばかり撃っていたというところで、こういうゲームでも結構プレイヤーの好みは出るものかと思いました。
個人的感想としては、「メイド服と機関銃」というからには、ヴィッカースの水冷機関銃を延々と撃ちまくって、冷却水が沸騰するとそれで紅茶を淹れたりするのではないかという期待を抱いたりもしたのですが、なんだか登場する兵器が現代戦のものばかりで索漠たる感じを受けました。やはりメイドさんの時代に相応しく、第1次大戦ものにして欲しかったですね。アンチマテリアルライフルなどという欺瞞的な現代の名称ではなく、ちゃんと対戦車銃の登場を。
ちなみに水冷機関銃でお湯を沸かしてコーヒーを入れたという話は、ロバート・グレーヴズの『さらば古きものよ』に出てきます。あと菱形戦車のエンジンの上に水を入れた缶を置き、これまた沸騰したらお茶を入れて飲んだという話は『コマンドマガジン』のどっかの号に載っていました。
では最後に、ステージ4で斃れたメイドさんアンドロイドの画像など。
シャッツキステはわたしも行きたいですぅ(笑)。
SAS隊員の回想録を読んだことがありますが、その中でも「何はなくともお茶」という精神が一貫して入っていたのを見て感心したことがあります。
こころよく? ご協力いただき感謝の念に堪えません。
お忙しいかと存じますので、作業は気長に待ってます。
>ゆん様
行きましょう行きましょう(詳細は酒井翁のところで)
>ラーゲリ緒方氏
陣笠で煮物、鉄兜と銃剣の柄で米搗き、弾薬で米炊き。事例は事欠きませんね。
>大名死亡さま
それぐらいの余裕がないと戦争には勝てないのかもしれませんね。もっとも最近は英国でもコーヒーがのしてきているようですが・・・。
>北庭様
復活おめでとうございます。先週はこちらこそお世話になりました。
雀荘情報ありがとうございます。これは是非行ってみたいですね。