再び眼科に行く~めがねっこの多い(?)眼科医院
で、角膜に傷が付いた原因としては、やはりコンタクトレンズに原因がありそうです。何でも酸素透過型のハードコンタクトレンズの寿命は二年半だそうですが、小生のそれは既に十年近く使っておりますので、これは流石にまずかろうということのようです。実際度も合わなくなってきたし(運転免許の書き換えの時の視力試験も怪しかった)、そこで作り変えようかと思ったのですが、そこで眼科医が言うには、コンタクトを装用できる時間というのは限りがあって、一定時間以上コンタクトをつけることは難しく、特に小学生の頃から付けるいた小生のような場合は既にこれ以上つけるのを控えた方が良い場合もある、とのことでした。
買う気になっている客に早速コンタクトを売りつけるのではなく、こういった説明をしてくれる点は大いにありがたいですが、さてどうしたもんでしょうか。
で、その眼科医が参考にと、その医師が雑誌に寄せた「コンタクトレンズによる眼のトラブル」という雑誌記事のコピーをくれました。
何でも角膜内皮細胞というのがあって、これは年とともに減少していくものなのだそうですが、あんまり減少しすぎると黒目が濁って視力が落ちてしまうんだとか。コンタクトレンズは角膜の酸素の供給を阻害するので、この現象を加速してしまう場合があるのだそうです。で、減り方が早い場合は「コンタクトレンズの中止や装用時間の短縮も考えなければなりません」ということだそうです。
小生の場合も年齢の割には減りが早い、ということだそうです。なので、こちらはいかにもコンタクトレンズを作り換えます、という姿勢が見えているのに、医師の方はあまり積極的でなかったのでした。
さてどうしたもんかな。
前回の記事で、この眼科医院のナースに眼鏡の女性が多い、と眼が痛かった割には妙に細かい観察を述べましたが、どうもここの医師自身がコンタクトレンズの処方に対し慎重な方策を採っているようです。何せ医師自身が眼鏡だったもんなあ。
ずっと昔に小生が通っていた眼科医は、子どもには度が進むから眼鏡よりコンタクトレンズの方がいい、という方針だったので、小生も眼鏡の時代を経ずにいきなりコンタクトになりましたが、医者によって、或いは時代の変化で? 処方の方針は変るようですね。当たり前といえば当たり前ですが。
ちなみにこの眼科医に貰った雑誌記事のコピーの末尾は以下のようになっています。
また、最近ではお子さんでもコンタクトレンズを使う人が増えていますが、若い人ほどアレルギー反応が強く出るなどリスクも大きいと言えます。できれば15~16歳くらいになってから使うのが望ましいでしょう。コンタクトレンズは異物ですから、視力を矯正する以外は全ての面でマイナスだという認識で使っていただきたいですね。小生に十数年前にコンタクトレンズを処方した医者とはだいぶ方針が違うなあ、という感想を抱きましたが、実のところは中学生まではめがねっこが正しいのだ、という自分の状況とは関係なさそうな感想の方が先に浮かんだのでした。

傷口の治療もちょっと前までは消毒して乾燥させて治すことになっていましたが、今は乾燥させずにジクジクした体液を密封しておく方が治りが早いとなっています。
そのもっと前は癩病は強力な伝染力があるので隔離・収容・断種でしたが、今では伝染力が弱く薬で完治する皮膚病です。社会的なイメージは別問題ですが。
スポーツ医学でも私が大学で柔道部だった頃は足腰トレーニングにウサギっ飛びが全盛でしたが、今では禁止項目です。
コンタクトレンズに関しては担当のお医者さんに疑問をぶつけて、充分に納得されることが大切と思います。
お大事に。
本当に、変ってしまった常識も多いですね。なかなかそういった情報に触れる機会はありませんし、また中途半端に素人が触れるのも生兵法は怪我の元、ということになるのかもしれません。
コンタクトレンズについてはよく考えて決めようと思います。実は字自動車の運転をしなければあまり不便でもないような気もしておるので。