今日の東急デハ5001号の状況(27)~附:謎の勧誘(統一協会?)
なお、今日はデハ5001号関係以外にもちょっとしたおまけの話があります。
今日は14時半頃の調査でした。
例によって例のごとく、まずは全景から。この写真はクリックすると拡大表示します。

と、目敏い方でしたらこの写真から既に変事を読み取れるかもしれません。正面に何かが欠けていますね。接近して拡大してみましょう。

そう、これはワイパーの軸です。
あとでこの車輌の現場での維持をしておられる渋谷区サービス公社の方に伺ったところでは、数日前に渋谷区の担当者がワイパーを外して持って行ったそうです。既にかなりガタガタになって外れそうになっていたためだとか。確かにいじられやすそうなパーツであり、やむをえない処置といえばそれまでですが、人出の多い場所に柵もなく置いた以上は当然の事態です。また一つ原形が失われました。
正面の様相では、テールライトの周囲にさびと塗料の剥がれが見受けられます。

また、ワイパーに限らず触られやすそうなところにはやはり傷が付きやすいのでしょうか。運転台の乗務員用扉の手すりなども、傷の多いところです。見えにくいところに錆が。


車内に入って展示を見ます。前回までの報告で述べたように、暫く前までは白根記念渋谷区郷土博物館の特別展「伝説のつわもの 渋谷金王丸」展の宣伝企画をやっていましたが、この特別展が18日までだったことから、今日は流石に展示が変わっているだろうと思って実に来た次第でした。
で、実際ちゃんと変わっていました。ハチ公に関する展示で、4月8日にハチ公関連のイベントをするとか。

とまあ、久しぶりの調査で車内の模様も替わっていたことから、ここまで紹介してきたように、渋谷区サービス公社の方に少しお話を伺いました。ご協力ありがとうございました。なおお話を元にした本文の文責は、あくまでも墨東公安委員会にあります。
一時休日は2人体制だった渋谷区サービス公社の方は、予算の都合上などにより祝日の今日も1名体制でした。慣れてきたからということも一応理由だそうですが。
人出は相変わらず多く、そのため宣伝効果もそれなりにあるようで、例えば前回の展示である白根記念渋谷区郷土博物館の特別展に関して言えば、5000枚作成したビラが全てはけ、博物館への来場者も増えた由です。
来月の区長選(その日がハチ公のイベントらしい)までは、とりあえず大きな動きはないものと思われます。選挙の結果ともども、また続報します。
さて、今日は以上のデハ5001号の話に加えて、ハチ公前で出会った奇妙な人々についても一筆。
それは小生が写真を撮って5001号の周りをうろうろしていた時のことでした。もともと待ち合わせ場所として有名なハチ公前ですから、今日も多くの人(その大部分は若者)が待ち合わせをしていました。その中で、なにやら看板を掲げた数人の男が、人々に声をかけています。この写真はクリックすると多少拡大します。

それ以上に違和感があったのは言葉そのものです。つまり、妙な訛りがあったのが耳に付いたのです。どうも韓国系ではないかと思われます。研究室の留学生の人の喋り方を聞いたりして、韓国系と中国系の区別は多少は分かるつもりです。
・・・韓国系の怪しげなキリスト教らしき集団、となると、統一協会? と連想が浮かんでしまうのは、この5001号の件自体に統一協会との縁が根強く囁かれるNPO・ガーディアン・エンジェルスが深く関与していることを抜きにしても、まず自然な発想でしょう。
もうちょっと情報収集を試みるべく、郊外からやってきた若者が彼らに声をかけられて戸惑っている横を、さりげなく写真など撮りつつうろついて声をかけられるようにタイミングを図ります。然るになんぞや、彼らはその若者への勧誘を諦めると(別行動していたらしき女性の仲間もいたようです)小生から離れてスクランブル交差点の方へ去っていきました。
嗚呼、例の盗撮犯誤認事件といい、小生はどうもハチ公前広場では他のどんな人より既知外・毒電波扱いされているようです。そういえばこの渋谷駅頭でよく演説してる右翼の人の前をうろうろしても、ビラとか貰ったこと無いなあ・・・


元々人出の多いところなので、邪魔なのは間違いないと思います。
しかしその多い人出のほとんどが、「名車」の所以を知らないのが実情です。
>非公開コメント様
いつもご意見ありがとうございます。
非公開設定なのでうまくお返事できないのが残念ですが、これからもしつっこく観察は続けますので、こちらこそ宜しくお願い致します。

