渋谷・目黒点景
今日は統一地方選後半で、といっても神奈川県の横浜市民である小生には直接投票するということはないのですが、渋谷駅頭に東急5000形のデハ5001を切り刻んで転がした渋谷区を注視している身としては、その結果が気になるところです。まあ現職の圧倒的優位は揺るがないと事前に予想されており、そしてまた結果もその通りになったのですが・・・。
そんなわけで、所用で出かけた今日、渋谷区で選挙ポスターの掲示板を見つけて、しばし見入った次第でした。
ちょっと見難いですが、「渋谷みらい推薦」と右下に書いてあります(ポスターにシールで張ってある)。この「渋谷みらい」というのがどういう団体なのか、検索してみても良く分からなかったのですが(保険事務所の名前が矢鱈引っ掛かるばかり)、ここをひらがなにするセンスがかえって駄目な感じがします。あるいは渋谷を自分の都合の良いようにしゃぶり尽くす「味蕾」なのでしょうか。駄洒落はともかく、過去に目を向けない者は未来にも盲目である、とワイツゼッカー大統領の言葉を思い出さずにはいられません。
もっとも実際には、渋谷区長選は大した波風もなく現職が当選してしまい、話題になったのは精々この人の立候補くらいでした。
ところで、ポスター自体は案外普通のデザイン、とは大して面白くもないわけですが(渋谷を「萌える」街にしたい云々の文言がない)、それは宅八郎氏を公認した「オンブズマン渋谷行革110番」の統一デザインだったからのようです。
ポスターのデザインを会派で統一していたのは、共産と公明という仲の悪い二党が目立ちました。思うにこの二党は、政党の力で票を集めるため、個人の特徴よりも所属している党派を明示することに重きが置かれたためではないかと推測します。党派が前面に出る分、候補者はその枠からはみ出さないことが求められるわけですな。
それはそれでいいのですが、この「オンブズマン渋谷行革110番」の場合はプチ政党なのですから、折角宅八郎氏を出馬させたからには、もっとはじけたポスターを作って少しでも話題性を高めた方が良かった気もしますが・・・いやまあ、この党派の名前を売ることが目的なので、あんまり宅八郎氏の個性を強調するような結果になってもしょうがない、ってことなんでしょうかね。
ところ変わって目黒の話。
目黒駅周辺をうろうろしていたら、住宅街の中の狭い道に面して、こんな建物がありました。
が、しかし、真ん中の茶色い看板をよく注意して見てみますと。
こんなところが創価学会の原点の地だったとは知りませんでした。
もっとも目黒界隈が新興宗教に優しい土地なのかといえば、必ずしもそうでもないようです。同じく目黒区近辺の、あるゴミ集積場の風景を。
ところで、なぜ小生が所用ついでに渋谷をうろついていたかといえば、それはデハ5001号の取材をしたからであり(こちら)、目黒をうろついていたのはMaIDERiA出版局のコンテンツ作りのためです。このコンテンツについては、再来月かその次か頃には完成させたいと考えております。・・・予定通りにいったためしはないけど(苦笑)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2007/shuchou0423.html
新右翼「一水会」の鈴木邦男さんの今週4月23日分の主張です。
余談ですが先々週4月9日分の主張では、
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2007/shuchou0409.html
と、「そう思っていたので、寝床でメイドが持ってきてくれた新聞を読みながら」またまた(前歴あり)さりげなく語っておいでです。
右翼の大物になればメイドさんを雇えるようです。
なるほど、ブラック師匠にも話があったんですね。
それにしても鈴木邦男氏は相変わらずお元気のご様子ですが、しかしなんで「メイド」なんでしょうね。ここは「家婢」とか書いてくれた方が雰囲気が出そうな。
>牧口常三郎さま
不躾ながら、創価教育体系はそれ自身の後継者を順当に教育することに失敗したのではないかと考えておる次第であります。
>憑かれた大学隠棲氏
日本には「きちんとした」左翼政党がいないのと同じ様に、「きちんとした」右翼の政党も存在しないのでしょうかね。
ま、左右以前に「話の出来る」人が出てくれればと思います。