連休終了
以下は、関係者以外にはあんまり分からない話で済みませんが。
今日は某サークルの用件で、さる方(我々よりずっとずっと年上の方です)のお話を伺ったりしたのですが、結局、話者の立ち位置や言説の目指す目的・目指す相手などがどうであれ、歴史に関る言説である以上は史料(若しくは如何なる史料に依拠しているのか明示された二次文献)に依拠すべきことを小生がまず説いてしまうのは、大人気ない行為であっていわば書生論に過ぎないのではないかと思ったりもしたのですが、しかし大学院生なんて要するに書生であって、書生が書生論を説くことこそ書生の社会的な貢献をなすもっとも王道なのであると考え直した次第でした。
・・・結局人の話を聞かないということですな。
というわけで、歴史ネタになると、一般的に「歴史認識」方面でアツくなる方々とは違った方向で暴走する傾向が小生にはあります。それが芸風であるということを、何卒ご海容くださいますよう、伏して読者に皆様にお願い申し上げる次第であります。身勝手で申し訳ありませんが。
さる方は、今回の某サークル訪問にて自分の方向性についての認識を「歴史」から「小説」に改めたようですので、それだけでも意味のある会合だったのではないかと思います。
「小説」に改めていただけたのでしたら、小生としても甲斐があったというものです。せめて、「決定版の歴史書」というものの重みを、いくらかなりとも認識していただければ・・・